五竜岳には届かず。遠見尾根


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,291m
- 下り
- 1,281m
コースタイム
天候 | 晴れ。朝のうち稜線は雲がかかってました。 2000mぐらいから上は標高が上がるにつれ少し風が出てきました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
無料。台数はかなり停められると思います。 オフシーズンの平日だったので空いてましたがスキーのピークシーズンは状況が全然違うでしょう。 グワッドリフトがアルプス平まで往復1800円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<遠見尾根> <地蔵の頭〜小遠見まで> 連日ある程度の人が入っているのでトレースはある。ルートは明瞭。 小遠見までは尾根を真っ直ぐに進んでゆく。 特に危険箇所はなし。気温が高く雪が緩んでいるので足をとられ意外と体力を使う。 クラック、クレバスには注意。 <小遠見〜白岳> 各ピーク毎にアップダウンを繰り返す。 中遠見、大遠見までは北側は雪庇が出ているので寄り過ぎないように注意が必要。 雪庇の反対側をトラバース気味に進んでゆく。 こちらも雪が緩んでいたので足元が重たく滑りやすかった。 クラックやクレバスもあり。ペースがなかなか上がらない。 各ピークを越えるごとにトレースが少なくなってゆくが、だいたい通るところがわかる程度には跡が付いている。 西遠見までは尾根を真っ直ぐ登る。 白岳までは結構雪が割れているところが多く雪が融け始める時間はちょっと怖いなと感じた。トレースがある程度残っていたのでそれに沿って登ったが、直登が良いのかもしれない。 下山は雪が更に緩み踏み抜きが多く、ずっとわかんを履いて歩いた。 下り基調だと雪庇の具合が良く分かったが、もう落ちてしまっているので余程縁まで寄らなければ危険度は少なそう。 |
その他周辺情報 | 周辺には温泉、お土産屋、飲食店など多数あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
アイゼン
ピッケル
わかん
|
---|---|
備考 | 日焼け止めは塗りなおし必要 |
感想
先月は山に行く回数自体も少なかったけど、雪のある山には全然行けませんでした。
今年はたくさん降った割には3月末から気温が上がって雪解けが早い気がします。
雪のあるとこはもう標高が高いとこまで行かないと・・・。
GWぐらいの感じが今やって来てる。
こりゃ雪山終了が早そうなので行っておかないとと山に向かいました。
目的地は五竜岳。
ゲレンデは基本歩けないのでリフトの動いてる間っていう時間制限があるから行けるとこまで行く。決めた時間をオーバーした時点で引き返す。
自分の足だと夏は楽々往復できるけどこの時期は結構頑張らないと厳しいかな。
上は時間短縮できないし。
とは言っても軽量化とか走るとかはしないのが自分のスタイルなのでいつも通りの荷物を担いで歩く。
まずは始発のクワッドリフトでアルプス平まで。
そこからリフトを乗り継いで地蔵の頭下まで行けますが、下りは乗れないのでゲレンデ脇を歩けることになってます。
地蔵の頭のすぐ先にここから山のエリアですっていう登山口があります。
ここから尾根を直登。
おそらく週末も入山者は多かっただろうからトレースはたくさんあります。
今日もたくさん歩いてるかな?
と思ったけど先行者は0
振り返っても人はおらず貸切状態で歩く事になりました。
出発時間でも気温が高く雪がかなり緩んでいます。
足元は重く、所々クラックがあったりするので意外とペースが上がらない。
そして暑い。
わかんをつける程ではないしなぁ・・・。
小遠見まででも少し予定よりも遅れてしまいました。
小遠見から中遠見までは一旦下って登り返し。
意外と距離もあります。
北側は雪庇があるので寄り過ぎないように歩きます。
雪庇と反対側をトラバース気味に歩くのですがやはり雪が緩んで滑りやすく慎重に歩かなければなりません。
振り返ると小遠見に人の姿が見えましたがこちら側に進んでくる感じはなかったです。
ふぅ。
疲れた。
中遠見にはテントを張った跡がいくつかありました。
ここは絶好の幕営ポイントでもありますね。
朝は雲がかかっていましたが進むにつれ雲が取れて行き、山々の山頂が姿を見せ始めました。中遠見からは鹿島槍が格好良く、氷河が確認されたカクネ里雪渓も綺麗に見えますねぇ。
写真を撮り小休止して先に進みます。
大遠見までも同じような感じで歩きます。
と、ここで前方から人影が。
五竜から下ってきた強者が下山して来ました。
結局この日会ったのはこの方のみ。
少しだけお話をし、先の情報を聞いて分かれました。
この先は雪が更に緩んでくるだろうし、時間的にも西遠見か白岳で引き返さなきゃだな。
西遠見の山頂は開けていてこの時期にしか見られない五竜の武田菱が格好良く見えました。頑張って白岳まで進みましたが、時間的にもこの先に進むのは厳しいし、雪が結構割れているところが多く、これ以上緩むと怖いのですぐに西遠見まで戻りました。
おにぎりを食べコーヒーを淹れて一息ついた後はクワッドリフトの最終の時間に間に合うようすぐに下山開始。
わかんを履き、踏み抜きを最小限に抑えて歩いたらだいぶ楽でした。何度も振り返ったり周りの景色を眺めたり写真に撮ったりしながら下りましたが登り返しはあるものの基本的には下り基調なのでスムースに下れました。
時間に多少余裕があったので最後に地蔵の頭でもう一度コーヒーを淹れ景色を楽しみながら歩いて来た遠見尾根を振り返りました。
目指した五竜には辿り着けませんでしたが雪山の雰囲気も存分に楽しめ、終始ほぼ貸切状態の山を満喫できて満足です。
もうちょっと雪が締まっていればなぁ・・・
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