東岳


- GPS
- 09:37
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,263m
- 下り
- 1,250m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 9:36
天候 | 雪 / 稜線は吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
約一か月ぶりの山スキー。冬季通行止め中の道道銀泉台線から東岳を登って滑ってみた。
銀泉台線の入口からスタート。道道を少し進んで分岐を銀泉台方向には行かずにまっすぐと林道へ進む。林道には前日からの降雪で10センチぐらいの新雪が積もっていた。林道終点から沢沿いにしばらく進んだところで東岳山頂から延びる尾根に取り付く。ここまでは比較的穏やかな雰囲気でまったり気分の雪山ハイキングだった。
尾根からは急な登りが始まる。ガリガリ斜面の場所も多くてちょっと面倒な登りだった。天気は悪いけど右側には薄っすらと夏道の尾根が見えることもあって嬉しい気分になった。
標高1760m地点でアイゼンに履き替えてスキーは背負う。最初はハイマツ帯、その後は岩場の登りとなる。ズボズボもなく登りやすかった。体が軽くて結構スイスイと登ることができた。
標高1800mを越えた辺りから徐々に風雪が強まってきて地獄の様相となる。ガスで真っ白だし風も雪も強いしで結構辛い登りだった。ただ風はそんなに冷たくないので思ったほど寒くなかったのは幸いだった。
登るにつれmikuri さんの登行スピードが極端に遅くなってくる。結構しんどそうに見えた。それでも「帰りたい」と言わないmikuri さんはやっぱりパワフルだと思った。
ずいぶん時間は掛かったけどなんとか東岳の山頂まで到着。あわよくば赤岳や白雲岳まで行こうかと考えていたけど山頂稜線はそんな環境ではなかった。山頂辺りで写真だけ写したらスキーは背負ったまま急いで下りた。
慎重に岩場を下りて少し斜度が緩んだ標高1780m辺りで滑降準備。登りで背負ったスキーは結局ずっと背負ったままだった。アイゼンに履き替えたところでデポするのが正解だったような気がする。
尾根の滑りはこの時期としてはありえないレベルの激パウダーだった。沢に合流後も緩斜面のプチパウダー滑り。登っている間に結構積もったようで重めではあるが深い新雪パウダーのスキーを楽しめた。最後の林道は長くてほぼフラットでそれなりに面倒だった。
春山の気分で出掛けたのにまだまだ普通に冬山だった。この時期にまさかの新雪パウダーを滑れるなんて思わなかった。嬉しい。次は真冬の晴れた日にまた登ってみよう!
春の平和な山スキー予定が、道内どこもお天気がいまいちな週末に、登りたい候補の山の中から、大雪の東岳に行ってきました。
林道歩きから身体が重たくって思うようには進めなく、今日は登頂できるのかとの不安も頭をよぎりましたが、頑張って足を前に出す事だけに集中していきます。
林道が終わり沢沿いを進み、ところどころガリっている箇所が結構あったので、尾根に取り付く前にクトー装着。
尾根に取り付いてからはひたすら登って行きますが、ガリガリの急登箇所で、シールワックスしていたにもかかわらず雪団子状態になり、クトーをきかせる事ができずにスリップ率が高くなってなかなか登れず苦戦しました。
シール登行が厳しくなり、シートラアイゼンに。やはりモタモタ手間取ってしまう…
これから標高差300mほど上げます、との言葉に登れるかしら⁈と自分の体力に不安はあったけれど、行きたいって希望したのは私だし!
アイゼン歩行も岩が露出しているとなかなか困難でした。
念のため手袋の中にカイロを入れていたにも関わらず、途中指先がジンジンしてきたりもしました。
風雪が強まり、ホワイトアウトにもなりましたが、常に見える範囲にいてくれ励ましてくれたaoさんのおかげで、なんとか登頂することができました。
ありがとうございます。
余力があれば赤岳や白雲岳なども行ってみたかったのですが、急登に弱く、東岳で一杯一杯となってしまい…
登りは急登だった尾根を振り返り見て、こんなところ滑れるのだろうかと不安に感じた箇所も、滑走しだすとちょうど滑るに良い斜面だらけで、せっかくのパウダーを楽しむ脚力が残っていなく、安全に下りるだけで精一杯な…
残念無念過ぎました…涙
帰りの林道は、滑らない雪質でなかなか長く感じてしまいました。
平和な春山スキーではなくって、大雪はまだ冬でしたね…^^;
過酷な環境だった山って、より深く心に刻まれます。
嫌いではなかったりします。
視界があれば沢沿いの滑降も楽しそうだよねとお話ししており、滑るに良い斜面もあり^ ^
ハイシーズンに再訪する際もご一緒させていただきたいので、これから翌シーズンインまで山スキーのための体力作りをしっかりしていきたいと思いました^ ^
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