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Yamareco

記録ID: 1428231
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

黒沢山・シャウヅ山経由ルート(南アルプス深南部)

2013年05月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
12:16
距離
15.3km
登り
1,046m
下り
1,029m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:13
休憩
0:59
合計
12:12
5:52
5:54
46
11:24
11:56
190
15:06
15:15
34
15:49
15:50
43
16:34
ゴール地点
天候 晴れ・夕刻から薄曇り
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東名高速道路・袋井ICまたは、新東名高速道路・浜松浜北ICから、笠井街道、秋葉街道を北上、水窪町、水窪ダムを目指します。水窪ダムを渡り切った所には、
公衆電話とトイレ、自動販売機があります。

水窪ダムから山奥に向かって走ると、すぐに道路が分岐します。右へ入ると、戸中川ゲート方面(黒法師岳・不動岳方面)ですが、ここでは左に入ります。
舗装道路が続きますが、ひどく急な登りで落ち着きません。その急な登りの中、民家があるのには少々驚きます。やがて道路は稜線伝いを行くようになります。
面白いことに、体育館やプール、テニスコートなど、レジャー施設の廃墟を右左にみることがあります。やがて道路は、荒れた急な登りの未舗装道路となり、
左手に大きな丸太の貯木場を見ると、ゲート(鎖)のかかる、終点に到着します。(標高1380m)
駐車場としてはあまり広いとは言えませんが、他の自動車はほとんど入ってきません。(晴天のゴールデンウィークだというのに!)
ここで一晩を過ごすと、明け方から登山がスタートできますが、標高が高いので、春でも深夜・早朝はかなり寒くなります。(車内で7℃前後)登山届提出ポストはここにあります。
コース状況/
危険箇所等
・この山域は水場がありません。水は十分量(春秋3リッター、夏5リッター程度)を
 持つ必要があります。
・地図入りGPS端末は必携です。
・一般的に南アルプス深南部の山々は、踏跡、マーキングを注意深く拾いながら、
 時には獣道も利用して歩く、というスタイルになると思われますが
(バラ谷の頭、黒法師岳、丸盆岳、不動岳、等)、
 この黒沢山のシャウヅ山経由ルートは、さらに難度が高くなります。
(特に最低鞍部を過ぎた、1867標高点付近から、黒沢山山頂・六呂場山方面を
 分けるT字路付近)
 場所により踏跡が非常に薄く且つ、マーキングが少ない為です。
その他周辺情報 しらかば荘(最寄りの宿として)
〒431-4102 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方2299−9
TEL:0539-87-0938
奥布山手前近傍からの眺め
2013年05月05日 06:34撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 6:34
奥布山手前近傍からの眺め
恵那山?
2013年05月05日 06:36撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 6:36
恵那山?
シャウヅ山への登り道からの眺め
2013年05月05日 06:37撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 6:37
シャウヅ山への登り道からの眺め
シャウヅ山山頂
2013年05月05日 06:43撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 6:43
シャウヅ山山頂
シャウヅ山を過ぎると、薮深くなるが、黒沢山が見られるようになる。逆光なのが少し残念。ここでテントを張って一泊し、夕方の黒沢山を見られたら、また良いかも。
2013年05月05日 07:30撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 7:30
シャウヅ山を過ぎると、薮深くなるが、黒沢山が見られるようになる。逆光なのが少し残念。ここでテントを張って一泊し、夕方の黒沢山を見られたら、また良いかも。
2013年05月05日 07:47撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 7:47
2013年05月05日 07:48撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 7:48
乾ききったヌタ場?テントの幕営に良いかも。
2013年05月05日 07:52撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 7:52
乾ききったヌタ場?テントの幕営に良いかも。
山頂直下まで来てしまいました。
2013年05月05日 11:10撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 11:10
山頂直下まで来てしまいました。
やった、ついに山頂!
2013年05月05日 11:41撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 11:41
やった、ついに山頂!
登ってきた方を眺める。
2013年05月05日 11:52撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 11:52
登ってきた方を眺める。
帰り道、やって来た、シャウヅ山を眺める。気を緩めずに行こう。
2013年05月05日 13:20撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 13:20
帰り道、やって来た、シャウヅ山を眺める。気を緩めずに行こう。
夕方間近のシャウヅ山山頂。
2013年05月05日 15:12撮影 by  NEX-7, SONY
5/5 15:12
夕方間近のシャウヅ山山頂。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール テント シェラフ 携帯トイレ

感想

・登山口から奈良代山付近までは、ハイキング感覚で登ることができます。
 (林道をジグザグに行っても良し、歩道を直登しても良し。)
・シャウヅ山までもマーキングが続いているので、これをしっかり追えば、問題は
 ありません。ただし、踏跡が常にはっきりしているかと言うと、そうでもなく、
 私は帰りの「下山」で、奥布山から下りる方角を間違えてしましました。
 疲労からくる集中力の低下と、「もう迷わないだろう」という油断から来た
 ミスだと思います。
・シャウヅ山を過ぎると、見通しの悪い樹林帯を行く辺りは、マーキングは多く、
 まだ迷わない安心感があります。
・しかし笹藪の草原に出ると、踏み跡もマーキングも当てにならなくなってきます。 地形を読みながら、異常に幅広い稜線の、主に北縁の少し下りかけたところを
 辿っていきます。
・やがて最低鞍部(1790m)に到達しますが、このあたりでは稜線はノーマルに
 細くなり、道は歩きやすくなります。
・最低鞍部からはいよいよ、黒沢山を目指しますが、稜線伝いを進むのは
 間違いです。またぐのも、くぐるのも困難な乱倒木に、時間と体力を
 異常に消耗させられ、登頂ができるのかも怪しくなってきます。
 下りで判ったことですが、1850mを越えた辺りから、稜線の北側を巻くのが
 正しいルートのようでした。
 (マーキングがありますが、正しいルートであっても、倒木は結構大変です)
・そして、六呂場山方面と、黒沢山山頂方面を分けるT字路。
 まるでわかりません。六呂場山方面はうっすらとわかるのですが、
 マーキングも少なく、黒沢山山頂方面がわからないのです。私は左上に見える
 稜線にしがみつき、そこから強引に山頂を目指しました。道のない藪漕ぎの
 トラバース・急登はかなりきついです。
・山頂へと続く緩やかな稜線に立つと、山頂までは、穏やかな登りでほっとします。途中、稜線の右側から踏跡が上がって来ているのが、赤いマーキングでわかります。
 「あぁ、あそこに正規のルートがあったんだな。帰りはあそこを使おう。」と。
・山頂は、展望はありませんが、広がりの感じられる、落ち着いた雰囲気です。
・下りは先ほど見つけた赤マーキングのルートを下るのですが、下ったその先で、
 どこに行けばいいのかわからなくなります。まったくわからないので、
 とりあえずGPSで登ってきたルートと交差するところまで藪を漕ぎ、
 そこから樹林越しに見えている、来た稜線を目指します。
・やがて踏み跡とマーキングを再発見し、最低鞍部に到着、安堵します。
・ここからは来た道を引き返すだけなのですが、この考えが油断を引き起こし、
 行きで間違わなかったところで何度も間違う羽目となりました。
・奈良代山付近まで戻って来てから、ようやく安心できます。

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