榛名富士〜蛇ヶ岳〜臥牛山〜伊香保温泉【榛名山】

2018年04月22日(日) [日帰り]

• GPS: 04:11
• 距離: 12.3km
• 登り: 569m
• 下り: 938m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:11
• 合計: 4:10

9:51 榛名湖バス停
9:55 9:55 県立榛名公園観光案内所前駐車場
10:10 10:10 榛名湖ロッジ前バス停
10:42 10:43 榛名富士山頂駅
10:47 10:51 榛名富士
11:18 11:20 榛名富士登山口
11:52 11:52 蛇ヶ岳
12:15 12:15 黒髪山神社の鳥居
12:33 12:36 臥牛山
12:48 12:49 ヤセオネ峠
13:44 13:44 伊香保神社
14:01 石段口バス停

天候

晴れ（かなり暑い）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
高崎駅西口から榛名湖行きの群馬バスに乗車。
榛名湖バス停から徒歩。

■帰り
伊香保温泉まで徒歩。
伊香保温泉の「伊香保石段街」から、バスタ新宿行きのJRバス（※高速バス）に乗車。
（※隣にある関越バスのバス停名は「石段街口バス停」です。）

コース状況／危険箇所等

臥牛山は痩せ尾根に要注意です。
榛名富士と蛇ヶ岳には危険な箇所はありませんでした。

写真

4/22 7:58

高崎駅に着いたら・・・

4/22 8:00

定番の上信電鉄ではなくて・・・

4/22 8:11

西口から群馬バスに乗ってさらに移動します。

4/22 9:52

榛名湖バス停にワープ！下車するなり榛名湖＋榛名富士の大展望で大満足です。

4/22 9:57

湖畔にはアズマイチゲや・・・

4/22 10:01

ヒナスミレ？も散生していました。

4/22 10:03

そして日当たりの良い場所にコガネネコノメ？と思われる花が咲いていて驚きました。

4/22 10:05

またまたアズマイチゲ。葉が丸みを帯びていて、下に垂れ下がるようになっているのが特徴だそうです。

4/22 10:08

榛名湖畔のサクラはあと少し・・・

4/22 10:10

あれは前回に登った掃部ヶ岳ですね。

4/22 10:14

ここが榛名富士の登山口。

4/22 10:20

登り始めてからしばらくは、黒くてフカフカした火山灰性の土で非常に歩きやすいです。

4/22 10:25

たまに岩が顔を出しますが、触ると軽石のようにザラザラした触感でした。

4/22 10:27

芽吹き始めたカラマツ。ミズナラやカエデ類はまだ芽吹いていませんでした。

4/22 10:34

南斜面の登山道は、周囲が背丈の低いササで覆われています。

4/22 10:40

登山道に岩が多くなってきたと思ったら・・・

4/22 10:44

ロープウェイの山頂駅に到着。登山口からここまで30分ほどでした。

4/22 10:46

ロープウェイの山頂駅から階段を登っていくと・・・

4/22 10:48

榛名富士の山頂に到着！

4/22 10:49

三角点もGET！

4/22 10:49

相馬山と二ッ岳の大展望が素晴らしかったです。遠くには赤城山や日光白根山も見えました。

4/22 10:52

山頂から北斜面を経由して「ゆうすげ元湯」方面へ下山します。

4/22 10:56

南斜面と違い、北斜面は岩がゴロゴロと露出しています。加えて、北斜面の山頂部はササが全くありませんでした。

4/22 10:58

大きな岩に尖ったものが当たった痕跡・・・アイゼンの跡かもしれませんね。

4/22 11:01

登山道は所々で荒れていますが、踏み跡が不明瞭な箇所はありませんでした。

4/22 11:16

北斜面の中腹まで降りてくると、ようやくササが姿を現します。

4/22 11:18

北側の登山口に到着。次は北西の蛇ヶ岳を目指します。

4/22 11:19

真っ白なエイザンスミレも良いですが、ほんのり色付いているエイザンスミレも良いですね。

4/22 11:23

蛇ヶ岳へは、しばらく車道を歩き続けます。

4/22 11:26

ヒゲネワチガイソウ！yamaonseさんに教えて頂いたばかりの種を復習できました！

4/22 11:33

蛇ヶ岳登山口。そろそろ空腹になってきたので・・・

4/22 11:35

高崎駅で仕入れた「だるま弁当」を食べます！

4/22 11:37

榛名富士と格闘した結果、弁当の中身がひっくり返ってしまいましたが、とても美味しかったです。

4/22 11:53

お弁当を食べて復活したら、サクッと蛇ヶ岳に登れました。

4/22 12:05

あの変な形の山は、相馬山でしょうか？

4/22 12:14

ゆうすげ入口バス停。さらに隣のヤセオネ峠バス停を目指します。

4/22 12:19

ヤセオネ峠のバス停から少し先に進むと・・・

4/22 12:20

臥牛山の登山口に到着。

4/22 12:23

最初は車道を歩いて行きますが、少し先で尾根に取り付きます。

4/22 12:28

小さなフモトスミレを激写！

4/22 12:29

尾根を歩いていくと大岩に突き当たりますが、左側に大岩を巻く道があります。

4/22 12:30

お助けロープを使いながら登って行くと・・・

4/22 12:32

今度は痩せ尾根が登場。山頂が近づくにつれて、段々尾根が痩せていきます。

4/22 12:33

臥牛山手前の「北見岩」からの展望。モヤが無ければかなり遠くまで見渡せたはず・・・

4/22 12:36

臥牛山からの展望。相馬山と二ッ岳が良く見えます。

4/22 12:46

登山口へ戻ってきてから、臥牛山の標識があることに気が付きました(汗)

4/22 12:51

ヤセオネ峠まで戻ったら、ゴール地点の伊香保温泉へ向かいます。

4/22 12:58

最初は非常に歩きやすい道ですが、徐々に道が荒れていきます。

4/22 13:02

爽やかなカエデの若葉。

4/22 13:05

この辺りは落ち葉の下に石が隠れているので、非常に歩きづらかったです。

4/22 13:09

「関東ふれあいの道」と書かれていますが、これは公式の標識ではなさそうです。

4/22 13:14

車道を使わず、ショートカット出来る山道で伊香保温泉を目指します。

4/22 13:17

オオカメノキの若葉。

4/22 13:19

エンレイソウ。残念ながら花は見当たらず・・・

4/22 13:21

ここは林道脇の法面が崩壊し続けていて、落石の危険性も高い箇所です。

4/22 13:24

群生するムラサキケマン。

4/22 13:27

キリリとしたミヤマキケマン。

4/22 13:29

突然現れた崖。榛名山は所々で荒々しい地形が姿を現します。

4/22 13:32

標高が下がってくると、林が新緑に包まれてきました。

4/22 13:34

ヤマブキが咲いているなと思ったら・・・

4/22 13:34

今度はヤマブキが滝のようになって咲いていました！

4/22 13:37

ようやく車道に出ると、趣のある橋が登場。

4/22 13:47

伊香保温泉の石段はこんな感じです。古めかしい射的のお店が数軒あったのには驚きました。

4/22 13:52

伊香保石段街バス停近くからの展望。右が子持山、左が十二ヶ岳・中ノ岳・小野子山だと思います。

4/22 13:58

ハワイ王国公使別邸。レトロ感のある建物です。

4/22 14:02

伊香保石段街バス停にゴールイン！

4/22 14:05

バス停付近の石段はこんな感じです。左手には綺麗なトイレもありました。

撮影機器：

PENTAX K-5 II s ペンタックス

装備

個人装備

フリース 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ

備考

榛名富士の山頂でも、半袖で十分なほど暑かったです。

感想

ardisia

[ルート]
今回は「買ったばかりのレンズで大展望を撮る」ということで、手軽に登れて展望を楽しめる榛名富士に登ってみました。
「榛名湖＋榛名富士」の美しい姿を拝んでから、榛名富士→蛇ヶ岳→臥牛山とピークを3つハシゴして、最後は「関ふれ」と一部重なるルートを歩いて伊香保温泉まで歩き通しましたが、それほど距離が長くないので程良い疲労感でした。
また、ヤセオネ峠から伊香保温泉までの下りは徐々に標高が下がるため、それまでに見られなかった草花がポツポツ出現するようになり、最後まで楽しい山行になりました。

[展望・景色]
榛名富士：山頂（榛名富士神社）からの大展望を期待していましたが、低木が繁茂して西側しか見渡せませんでした。ですが、相馬山や二ッ岳、赤城山、日光白根山かなり遠くまで見渡すことができました。
蛇ヶ岳：樹林に囲まれていて展望はありませんでした。
臥牛山：山頂直前の「北見岩」から北側の展望を楽しめる上、山頂からは相馬山など榛名山の山々の大展望を楽しめます。

[動植物]
榛名湖畔：アズマイチゲの花があちこちで見られたほか、スイセンの花が見頃でした。
榛名富士：山中ではカラマツが芽吹き始めた程度で、下草の花は全く見当たりませんでした。
蛇ヶ岳〜臥牛山周辺：車道脇では、タチツボスミレ・エイザンスミレ・ヒゲネワチガイソウなどがあちこちで花を咲かせていました。
ヤセオネ峠〜伊香保温泉：多くの木々が芽吹いていて、ミヤマキケマン・ヤマブキなどの花がポツポツ咲いていました。

[飲食・お土産]
高崎駅で駅弁の「だるま弁当」を買いました。
後になって気が付いたのですが、弁当の容器がダルマ型でザック内で転がりやすいので、山へ持って行くには不向きだと感じました。

[その他]
伊香保石段街バス停で、初めて「予約なしで高速バスに乗車」しました。
ちゃんと乗れるか不安でしたが、行き先を伝えて料金を支払った後、運転手から指示された座席番号に座るだけでOKでした。
ですが、GWなどの繁忙期だと空席が乏しいので、予約なしだと乗車できない可能性があります。

コメント

yamaonse

灯台下暗し・・・汗
こんばんわ！いつも群馬をご愛顧頂き、ありがとうございます。何度となく行っている榛名山ですが、湖畔にアズマイチゲが咲くのは知りませんでした（汗）

花と言えば沼ノ原にあるゆうすげの道界隈かと思っていましたが、早春はそれ以外のほうが花はありそうですね。高速バスも住んでると意外と知らないもの。まさに灯台下暗し、群馬愛のなさを実感しました（汗）

新レンズ、明るいですね。そして意外と寄れるのでしょうか。春の訪れが写真たちからたっぷり伝わってきました。カリカリした色目じゃなくて、柔らかな色調が得意なレンズと見ました。あちこち連れだし甲斐がありそうですね！

ardisia

Re: 灯台下暗し・・・汗
yamaonseさん、おはようございます。

アズマイチゲの花は湖畔の路傍にしか見られなかったので、もしかすると植栽起源かもしれません。
ガイド本によると、ゆうすげの道界隈もスミレ類を楽しめるそうなので、次はそちらにも足を延ばしてみたいです。

帰りは渋川まで路線バスで出て、渋川から電車で帰ろうと計画していたのですが・・・伊香保温泉の石段下に路線バスと高速バスのバス停が並んでいたので、予約なし(汗)で高速バスに飛び乗って帰ってきました。

新しいレンズについては、「解像度が悪い」「片ボケ」などネガティブな話も少なからずありますが、私はある程度絞り込んで撮るスタイルなので、欠点と言われる部分は気になりませんでした。
※私が無頓着なだけ・・・かもしれません(笑)