山の会Rocky有志山行 赤坂山
- GPS
- 05:37
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 816m
- 下り
- 802m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:32
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | さらさの湯 |
写真
感想
快晴。例年より花は少なかった。時期が少し遅かったか? 今年は急に暖かくなったので。
今年もYさんから「赤坂山写真撮影山行」の案内が流れ、およそ写真撮影に興味無いながらも春の花咲く赤坂山をのんびり登るのも好いな〜と思い参加表明した。
参加者はカメラに情熱を注ぐTさん,YKさん,Yさんと春の陽気(妖気?)につられた私Taの4名。
YKさんが車を出して下さり、渋滞もなく快適に登山口に到着。
登山口に向かいながら地図を出すリーダーYさん、他3名は地図不携帯だった(反省)。
しばらくは花の無い登山道が続き、撮る気一杯の3人は少々気勢を削がれた感じ、Tさん,YKさんは「本当に咲いているのかなー」とリーダーに文句を言いながら、その実楽しんでいた(と思う)。
沢沿いになるとイカリソウ、イワカガミの群生が出始め、カメラマン3人のスイッチON。花に向かっていろいろな角度から熱心に撮影し始めた。スマホカメラマンのTaはテキトーに写真を撮りながらゆっくりのんびり登り続ける。ところで、イカリソウは花の形が名前の由来であろうことは想像できたがイワカガミはどうして…?(ネット情報によるとは葉の裏に光沢があり鏡の様であるため、岩にある鏡=岩鏡と名付けられたそうだ。)
この山の名物(?)オオバキスミレが一輪咲いているのを発見。花は小さく可憐だが鮮やかな黄色である。Wikiによると積雪量の多い日本海側の山地に広く分布する日本の特産で、変種が多いらしい。人気の花、カタクリも姿を現し始めた。結構沢山咲いている。特徴ある葉が地面のあちこちに出ているので、カメラマン3名は踏まないように気をつけながら花に近づいて写真を撮り続けた。たまに花の形がおもしろいショウジョウバカマや白い可憐なカタバミも咲いている。
町中同様、山も今年は花の季節が早く、前回同時期に満開だったイワウチワはほぼ終わり。淡いピンクのひらひらした花びらが可愛いフォトジェニックな花なので、今回余り見られなかったのは少々残念だった。
花を楽しみつつ登り、途中立ち止まって周りを見渡すと青空と新緑がきれいで、爽やかな空気がとても気持ち良い。1年で最も山登りにいい季節だな〜と思う。(が、年中そう思っているような気もする。)
栗柄越で昼休憩をとった。YKさん,Yさん,Ta3名が登山道に向かって横並びに座り、道を挟んだ向こう側に3名に背を向けて座るTさん。一人の静かな時間がお好きなのかな(登山道に向くのが嫌なだけか?)。
ここからカメラマン3名は花を撮りながら寒風へ向かい、Taは山頂に寄って3名を追うことにする。今生の別れのような見送りを受けながらTaは山頂に向かった。目の前をTaの影に驚いたトカゲが必死に逃げ去っている(横に逃げればいいのに)。山頂付近ではオオバキスミレがちらほら咲いていた。ここに沢山咲いていたのか〜と思いながら山頂へ。山頂からは360°の展望であったが少々残念ながら霞んだ景色、おまけに羽虫が多くて早々に下山開始した。
栗柄越まで戻り寒風に向かうが、思っていたより花が少ない。実際はカタクリが結構咲いているのだが、広範囲に疎らに咲いているので少ないように見える。この様子ではカメラマン3名は余り写真を撮らずに歩を進めているだろうと思い、こちらも急がねば、とスピードアップした。向こうの稜線に数名の登山者が見えるが、カメラマン3名かは不明である。寒風までに追いつけるかな〜と思いながら樹林帯を進んでいると突然プチアクシデント発生。なぜか急に鼻血が出始めたため数分間の止血タイム、幸いすぐ止まったので追っかけ再スタートした。
寒風まで意外と登りが多く少々息切れした頃、向こうの斜面から手を振るYKさん発見。寒風直前にようやく追いついた。見晴らしの良い寒風で4名揃って記録撮影(いい笑顔ですね)。寒風からの下山道はまるで幅広い溝の底を歩くような状態で、左右の斜面にカタクリやイワカガミ等が沢山咲いていて、カメラマン3名は飽きることもなく写真を撮り続けていた。どの花も色の濃淡や咲き方が様々で、これだけ咲いていても同じものはない。カメラマン3名は数多くの写真から、自分のベストを選ぶのであろう。
最後、見通しの良い急な斜面を下った先に満開の八重桜の園があった。大阪では八重桜は既に終わり、山行の締めくくりに二度目の花見を楽しむことが出来た。最初から最後まで、花と新緑の美しい赤坂山だった。
帰りは結構渋滞した。ずっと運転して下さったYKさん、お疲れ様でした。
皆さんのおかげで気持ちの良い春山山行を堪能できました。ありがとうございます。(M.T.)
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