展望の稲村ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 933m
- 下り
- 932m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りの法力峠経由の登山道は所々崩壊していたが、丁寧に修復してあり不注意に足を滑らせない限り問題ないレベル。大日岳の東側を卷く場所には残雪があったが、ステップが切ってあり問題なく通過できたが、スリップの危険あり。残雪はしばらくは残るのではないかと思われた。下山に使ったレンゲ坂谷は中流域で右岸に道が付け替えられており非常に歩きにくく、高度感もあり、滑落の危険性が大きいと感じた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
弥山と八経ガ岳を目指して自宅を5:30に出発したが、道の駅黒滝入口の国道に建つ案内板で国道309号が行者還トンネルの大分手前で工事通行止めになっていることを知り、予定を変更して稲村ヶ岳とした。洞川の旅館街を抜け、母公堂前の駐車スペースに駐車して出発。法力峠まではスギ林のやや暗い登山道を淡々と歩く。法力峠まで丁度一時間。その先、山上辻までは白倉岳の西側斜面のトラバース道が続く。数か所で登山道が崩壊しているが、修復されており、注意して歩けば特に問題はない。稲村小屋の前で小休止して稲村ヶ岳へ向かう。大日山が大きく迫ってくる。大日山の横をトラバースする所には大きな雪渓が残っていた。下部にステップがあり、それを外さなけば問題なく通過できるが、スリップしたら大怪我しそうであった。一帯はシャクナゲの群生地だが、花の時期は大分先のようであった。稲村ヶ岳の直下でヒメイチゲが咲いていた。ここまで花が少なかったので感激も一入である。稲村ヶ岳頂上は360度の大展望が広がっていた。稲村小屋から頂上一帯は国立公園特別地域の為、飲食は禁止されているので稲村小屋まで戻って昼食とした。下山はレンゲ辻経由とした。レンゲ辻までは大峯らしい縦走路がつつくがレンゲ坂谷はいきなりの急降下で、中流域は右岸に高度感のあるトラバース道に変貌しており滑落に細心の注意を払いながらの下山となった。大分以前のことだが登山道は左岸にあったように思うが水害の影響であろうか。そんな中、岩壁にしがみつくようにワチガイソウの可憐なが咲いていた。中流域から下にはハシリドコロの群落が散在していた。厳しい下山を経てたどり着いた林道脇にはフキノトウが咲いていて気分が和んだことであった。杉の林床にはミヤマカタバミが多く咲いていた。タチネコノメソウやキケマンも見られた。種類は少ないながらも稲村ヶ岳ならではの花を見られて、優れた展望と共に楽しんだ一日であった。
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