平標山

2010年02月28日(日) [日帰り]

• GPS: 07:44
• 距離: 8.8km
• 登り: 1,004m
• 下り: 999m

コースタイム

8:04三国小学校-11:21稜線-12:49山頂(着)-14:07山頂(発)-15:48三国小学校

天候

小雪時々曇(山頂吹雪)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三国小学校駐車場利用

コース状況／危険箇所等

三国小学校-ヤカイ沢は危険個所なし。
歩きやすい積雪状態。

ヤカイ沢-クライマーズライトの尾根-稜線は所々クラストしているものの、積雪は安定。
風に叩かれて硬めの雪面はシールの登行時の滑落注意。

稜線はウィンドクラスト、シュカブラで歩きづらい。
一か所ある急斜面はシールが効かないためアイゼンで登ったが、膝-腿ラッセルを強いられる。
全行程で考えるとスノーシューがお得感が高い。
ただ、スキーアイゼン装着であれば、クラスト急斜面もこれといって問題なく突破可能。

山頂は例によって強風。
おだやかな平標山というのは、やはり積雪期には望んではいけないらしい。
過去に仙ノ倉の稜線で大量疲労凍死の遭難事故があったが、平標山周辺はたおやかな山容に反して、季節風の通り道で気象条件は非常に厳しいようだ。

こういう日は樹林帯の粉を拾って滑走するに限るが、ヤカイ沢上部は意外に吹きだまっていていいのかもしれない。と思うのは隣の芝か。

写真

2/28 11:21

いきなり稜線

2/28 11:21

同行の二人

2/27 23:34

振り返れば苗場

3/4 23:24

シール効かないのでアイゼン登高中

2/28 12:32

山頂直下のガス地帯

2/28 12:50

三角点は強風で立っていられず

2/28 13:20

ツェルトでぬくぬく

2/28 14:07

いざ滑走

2/28 14:08

さらば山頂

2/28 14:50

谷間のパウダー

2/28 14:50

楽しかった

撮影機器：

IXY DIGITAL 900 IS CANON

FinePix Z200fd 富士フイルム

FOMA P906i パナソニック

感想

sa104komi

久しぶりに平標山へ。
ヤカイ沢のいい斜度と、対面に広がる苗場スキー場を見下ろしながら滑走する解放感が魅力。

万が一迷っても、ヤカイ沢を下りて行けば必ず国道に出るという安心材料もある。(ただし、ヤカイ沢を下りていればの話で、他の沢に紛れ込むと春になっても見つからないコースへご案内。)

天気は良くないが、雲は高めなので、回復を期待して出発。
稜線までは視界も効き、苗場スキー場を見下ろして快適な登高となったが、1800mを越えるとすっかり雲の中。

ホワイトアウト寸前の吹雪の中のピーク到達となりました。

ツェルトでコーヒーを飲みながら、天候の回復を待ったものの、結局良くならず、往路を戻りながら樹林帯の柔らかいところを拾って滑走を楽しむことに。

想像していたよりはかなり楽しめた滑走でした。