常念岳ー蝶ヶ岳 一ノ沢から三股
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 2,101m
- 下り
- 2,100m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:13
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:16
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:38
天候 | 三日間快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
一ノ沢駐車場は夜中3時でガラガラ。三股駐車場は林道崩壊のため駐車場からさらに700メートル下の駐車場になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ沢から常念乗越 雪は2000メートルあたりから。乗越に出るまで最後は急斜面です。凍ってなくてもアイゼン、ピッケル必須。 常念小屋から蝶ヶ岳ヒュッテ 常念岳までは夏道。そのあとの激下りはガレ場。落石注意。一旦下ってから蝶槍までの登り返しが2回あります。ここから雪道。急斜面もあるのでアイゼンピッケル。アップダウンがキツイです。蝶槍を越えたら蝶ヶ岳ヒュッテまでは緩やかです。 蝶ヶ岳から三股登山口 テン場の脇の夏道を下れば冬道にすぐ合流出来ます。頂上へ続く斜面のトラバースは歩きづらそうでした。特に朝の凍ってる時間帯の下りは要注意です。 そのあとも急斜面を下り、いやらしいトラバースもありました。女性が一人滑落して救助要請されてました。 まめうち平から下は雪はありません。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
今年のゴールデンウィーク遠征は、もう一年前くらいから決めていた常念岳と蝶ヶ岳に行ってきました。
一泊二日でも歩けるコースですが、のんびりゆっくりテント泊したかったので二泊三日の日程にしました。
天気も予報通り三日とも文句ナシの晴天で、最高の展望の山旅となりました。
初日の、一ノ沢から常念乗越に出る手前の急斜面を登りきったあとの槍穂の大展望は、一生心に残る景色で、涙が出そうになるくらい素晴らしい眺めでした。
2日目、蝶槍に向かう縦走路で、一旦急斜面を下りて登り返す鞍部で、ソロ男性が滑落したらしくヘリで運ばれて行きました。首を痛めたらしいですが、命に別状なくてよかったです。
今度は三日目、蝶ヶ岳から三股に下る雪の斜面をトラバースする所で、女性が一人滑落身動きがとれなくなっていました。他の登山者がロープを出して救助する所で通りかかりましたが、ヘリの連絡もしてるみたいだったのでそのまま通過しました。
雪の急斜面のトラバースの道です。トレースも一本しかなくすれ違う時も踏み抜きに気をつけながら譲り合う道ですが、滑落した方のお連れの方が何名いたかわかりませんが、ちょっとした人だかりが出来ていて二重遭難の危険がありました。20〜30メートル下に遭難者がいましたが、そこまでロープも出さず下りて行こうとする方もいました。
こうゆう時、助けたい気持ちや何か出来ないかと思う気持ちは誰しも抱くと思いますが、この場面で確実に何か出来る人以外が何人もいると二重遭難が発生しやすくなり大変危険だと感じました。
しばらくするとヘリが飛んで行ったので救助されたかと思います。命に別状がないことを祈ります。
この三日間で二件の遭難現場に出くわしましたが、これもゴールデンウィークの北アルプスらしいなぁと感じました。
今回は天気に恵まれ贅沢な時間を過ごせましたが、一方でこの時期の北アルプスの怖さも実感させられました。無事に予定通り下山できてなによりです。
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