東海道9(舞阪宿→吉田宿)
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 110m
- 下り
- 110m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:20
天候 | 曇り(23/14) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
新弁天泊 ★帰り JR東海豊橋駅 |
写真
感想
GW前半の3連休を利用した、2泊3日の東海道歩き最終日。
東海道歩き9回目として、新弁天の宿を出て吉田宿(豊橋)までの約26キロを歩きます。この日も朝から暑い一日でした。
浜名湖に面した宿では、出漁していく漁船の音や、鳶、烏の鳴き声で日の出前に目が覚めました。
朝食後、7時半に宿を出立し、新居の関所の手前で街道に復帰。
残念ながら関所および「旅籠紀伊国屋」が開館前だったため、娘のテンションが一気に低下(笑)。名物の「あとひき煎餅」を買い与えてご機嫌をとります。
松並木の道を抜け、ひいひい言いながら潮見坂を上って白須賀宿へ。これといった遺構はありませんが、格子戸の家並みが続き、宿場の雰囲気を残しています。少し曇ってきて暑さが和らいできました
宿場を出て、その名も境川を渡ると遠江国から三河国へ。しばらく、キャベツ畑と産廃処理施設しかない、単調で道が続きます。
二川宿着。ここには「旅籠屋清明屋」「商家駒屋」、そして「本陣資料館」があり、いずれも見学できます。
やはり圧巻は本陣。間口 17間半、建坪は181坪余という広大な建物が現存しており、江戸時代の本陣の全容を見ることができます。
この日は行程に余裕があったこともあり、いずれの施設もじっくりと見学できました。
お昼は二川宿のお蕎麦屋さんで手打ち蕎麦を楽しみました。暑さが多少和らぎ、ようやくお酒を呑む気になりましたので、熱燗を2合呑みました(暑くても燗をしてもらいます)。
二川宿を出てからはかなり飛ばして5時前に、チンチン電車が走る吉田の御城下(豊橋)へ。
文政年間創業の老舗「きく宗」で名物の菜飯田楽を食べました。
3日間で約95キロ。暑かったこともありますが、やはり連日だと疲れますね。今回も娘は頑張りました。
家に招き入れて土間でジュースを振る舞ってくれた方、車を止めて「昨日も歩いているところを見たよ」と言って激励してくれた方などなど、ささやかな出会いですが娘にとってはいい思い出になると思います。
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貴殿のアカウントを小生の「フォロー」に登録いたしました。勝手な申し分で恐縮ですが、貴殿撮影の旧家・旧道の写真はガイドブックにはないので、これからも楽しみに致したく存じます。これからしばらくは貴殿のページをちょくちょくのぞき込みますが、気になさらないでください。
上のお嬢様の脚力とご根性は神武以来、百傑に入るツワモノと想像しております。そのお嬢様と(当時)2歳のお嬢様を(ベビーカーに乗せて?)道歩きさなれる貴殿のご根性は天孫降臨以来またとないものと、これまた想像もうし上げます。
交通事故に気を付けなさられて、街道歩きをお楽しみください。かしこ
ありがとうございます。
甲州道中の道中記、拝見しました。まるで江戸の町を歩いているような、素敵な紀行文ですね。こちらからもフォローさせていただきました。
今後も時間があるときに過去分の写真をアップしていきたいと思います。基本的に娘を入れて写しているので、なかなか使える写真がないのが悩みです(特に初期のころ)。
娘の脚力と根性は、確かに特異かも知れません。5歳になったばかりで初めて歩いた際にいきなり約20キロ歩き、その後どんどん距離が伸びました。
特に、去年の10月に歩きはじめた東海道は、今のところ延べ11日で宮宿までと、江戸時代の成人並みのペースを保っています。1日平均35キロ程度です。
娘の夏休み中に、日帰り1日と3泊4日で歩きに行ってよいと、山の神からの許可が出ましたので(笑)、今夏中に東海道を完歩できそうです。
「神武以来、百傑に入るツワモノ」。娘に伝えておきますね。喜ぶと思います。
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