宮ヶ瀬湖南部（土山峠・清川トンネル）：なんと行き止まり！、幻の橋トライ

2018年04月28日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.3km
• 登り: 546m
• 下り: 558m

コースタイム

土山峠-1:40-P525-0:35-トラロープ-0:10-清川トンネル北口-0:40-ゲート-0:25-トンネル南口-0:35-トラロープ-2:00-土山峠-0:35-仏果山登山口

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

・土山峠側の入口はゲートが閉じられていますが、越えるのは容易ですし、登山口からも回り込めます。林道は25分ほどで行き止まりです。
・清川トンネルまでの登山道は、整備された部分は全体的に寿命を迎えつつあり、目印も少なく迷いやすい箇所が数箇所あります。尾根の急斜を緩和するために切ってあるジグも薄くなり大変分かりにくくなっている部分が多いです。上級者ルートと言えるでしょう。逆に上級者であれば、危険を感じることもなく、達成感を感じる好ルートでしょう。迷う可能性は残りますが、上級者なんだから気が付きましょう。尚、紫のテープがこのルートを示す物の様に思えるのですが、違う箇所にも付けられているので注意が必要です。階段等の少なくとも一部は5年半前に整備されたそうです。たった5年半とは信じられないほどの荒廃ぶりです。
・清川トンネルから中津川方面へは、犬も通れないガチガチのゲートが設置されていて、当然人も通れません。かつては簡易なゲートで、釣り人が目だったとのことだったので、その対策のつもりなのかもしれません。しかし、資料によっては村道となっていて、道標まであるのに、どういうことでしょう。私はおとなしく引き返しましたが、体力がつきたと110番して救助を求めても不当ではないでしょう。
・両側共に道が通じていない10号橋へのルートとしては、トラロープからのルートが一番あやしいと踏み込んでみました。しばらく水平に続きます。かなりの荒廃ぶりです。十数分進んでみましたが、ヒルの大生息地に辟易して中止しました。

写真

4/27 11:55

土山峠

4/27 11:52

登山口からも回り込めます

4/27 11:57

4/27 12:06

こんな橋が7つ続きます

4/27 12:20

下にも道路がありますが、こちらとは通じていません。理由は下記のサイトを。

4/27 12:22

25分ほどで断絶しています。

4/27 12:21

道標に戻ります。

4/27 12:49

整備されている箇所もありますが...

4/27 12:53

...崩壊箇所もあり、全体的には荒れています。

4/27 12:53

いったん湖畔に降ります。

4/28 11:07

良い感じ。

4/27 12:55

これは、まだしっかりしています。

4/27 13:27

本当は崖際がルートです。

4/27 13:58

4/27 14:02

おお、分かり易い書き込みに感謝。

4/27 14:22

手前を左です。

4/27 14:23

4/27 14:42

トンネルが見えてきました。

4/27 14:43

こちらも断絶。

4/27 14:44

4/27 14:44

4/27 14:58

トンネル南側。

4/27 15:13

4/27 15:20

何だ、あれは？！。

4/27 15:21

4/27 15:22

ここ、よじ登ります？。

4/27 15:23

高さは3mくらいかな。

4/27 15:23

8mのザイルを両側から結べば...

4/27 14:33

トラロープから入ってみます。幻の橋へ通じているのか？。

4/28 9:11

一応ルート。

4/28 9:14

数十cm土砂が乗っています。

4/28 11:43

諦めて、土山峠へ戻ります。

4/28 11:44

面白そう。

4/28 12:05

バス通りから10号橋を確認。石転橋(神野沢)の向い。

4/28 12:11

大棚沢広場の看板。ありもしない「村道」が。

4/28 12:17

仏果山登山口バス停からも見えます。

撮影機器：

Canon PowerShot A2400 IS Canon

感想

milano

・宮ヶ瀬からの帰りのバスの中から対岸を眺めるたびに(と言っても2回くらいですが)、どんな感じの道だろうと気になっていました。地図や資料を見ると道の記載があったりなかったりします。ネットで調べると、ないとのこと。更に許可車両さえたどり着けない謎の橋があると。しかし、どれも10年以上前の記述ばかり。ひょっとしてそろそろ出来たかもと、とりあえず行ってみることにしました。勿論、尾根越えも覚悟して。ネットでの調査は前日だったので、謎の橋の位置を特定しておらず、今回は手を付けないつもりでしたが、時間が余ったので挑戦してみたわけです。
・幻の橋へのルートは別にして、土山峠からP525までに4匹のヒルに取り付かれました。トンネルまではゼロでした。復路は一貫してゼロでした。復路の際は靴に塩水を擦り付けてみたのですが、効果はなかったようです。
・幻の橋はバス通りから観察しました。確かに大変興味深い存在です。かつてあった橋に通じる道が崩壊したという痕跡はまったくありません。ということはヘリか船で資材を運んで作ったということになりますが、数倍のコストがかかったはず。？？？。想像を絶します。と悩んでいると大変優れたサイト「山さいがねが」を発見しました。「道路レポート　清川村道　土山高畑線」を読まれるようお勧めします。
山レコで記録を探し出せませんでしたが、足跡にはありますね。どれかしら？。