撤退という選択 蝶ヶ岳

2018年05月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:19
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,034m
• 下り: 1,035m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:20
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:47

5:02 スタート地点
5:47 5:48 三股登山口
6:12 6:18 ゴジラみたいな木
7:08 7:21 まめうち平
9:50 10:41 まめうち平
11:24 11:34 ゴジラみたいな木
11:51 11:54 三股登山口
12:46 12:49 ほりでーゆー四季の郷
12:49 ゴール地点

蝶ケ岳　未登

天候

基本晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

02:00　瀬戸道の駅
04:40　三股P手前の駐車場
　臨時トイレ2機あり
05:05 スタート
12:20 下山
お風呂 ほりーで湯 530円

コース状況／危険箇所等

まめうち平までは夏道。スパッツもアイゼンも不要
まめうち平からさき、しっかりと雪あり。
12本、ピッケル必携。とはいえ、陽があたりユルくなった急坂部は、雪面がステップ荷重に耐えられない。
後半の急登部より、多くの踏み跡と、夏道用のリボンが、コース取りを混乱させる。

写真

5/12 5:02

05:02　三股臨時P
登山口から2km以上手前。この時間でも余裕ありました

5/12 5:08

臨時Pすぐ先の崩壊林道。ここで登山届提出。T氏、臨時トイレにしばしピットイン

5/12 5:28

05:33　三股P
快晴！　今回のテーマは雪

5/12 5:42

5:42　登山口
駐車場から20min強

5/12 5:48

05:48　常念岳分岐点
気持ちは、周回したいが、そんな体力なし

5/12 5:56

お花

5/12 6:01

06:05　力水

5/12 6:15

06:15　ゴジラの木
ペアでそろえたベースレイヤーの二人に

5/12 6:20

ゴジラ苦笑

5/12 6:32

5/12 6:50

青空に映える前常念、常念岳。

5/12 6:56

まめうち平までは夏道。この時期は夏山と違い人が少ない

5/12 7:07

07:07　まめうち平

5/12 7:38

まめうちから先は、一変して雪山に

5/12 7:43

07:38　滑って歩きにくいため、アイゼン装着。都合により、16本爪。

5/12 8:09

08:09　トラバース
普通に通過すれば、特に問題なし

5/12 8:07

5/12 8:19

08:17　トラバース直後の急登

5/12 8:29

踏み跡が少なく、夏道？直登？　ルートを迷いました。

5/12 8:30

16本で行けるかあ〜　雪と相談中

5/12 8:42

08:42　（リーダー、この先、どうしましょう？）
「行けると思うよぉ」。（出たあ〜、予想した通りの回答（針ノ木では死にかけた））

5/12 8:50

標高2150。まだ残500m、装備の甘い二人の下りを考慮し、「撤退！」を決意。

5/12 8:42

5/12 9:06

ピッケルは1本
こんな使用はいたしません

5/12 8:52

5/12 8:57

ストックでは、下りが超心もとない。

5/12 9:02

5/12 9:03

撤退の判断は間違っていないが、

5/12 9:07

事故は緊張感が途切れた瞬間に訪れる

5/12 9:10

もう一人、すれ違いの登山者が撤退仲間に加入

5/12 9:10

5/12 9:16

5/12 9:34

5/12 9:59

09:59　まめうち平にて飯
達成感にあふれる笑顔の集合写真。いや、偶然のカレーに苦笑い

5/12 10:58

羨ましい天気になった

5/12 11:00

下山しながら山撮ることは、普通ないわね

5/12 11:03

額縁

5/12 11:22

11:22

5/12 11:25

11:25　ゴジラの木
「また、来ればいいじゃん。」

5/12 11:30

早朝、閉じていた花が、この時間、全開！

5/12 11:32

11:32　力水
たらふく飲んでやりましたw

5/12 11:37

5/12 11:41

5/12 11:43

手持ち

5/12 11:39

5/12 11:52

11:52　登山口

5/12 11:53

是非一読を。なるほどねえ

5/12 12:10

ゆっくり風呂につかります

5/12 13:45

安曇野から常念

5/12 14:30

中央フリーウエイ。南、中央、八ヶ岳

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

Nikon 1 J5 ボディ ニコン

感想

take0317

やっぱり12本がいりました。
雪山はやらなかいから、もっている6本で済ませようと思ったのが甘かった。
しかも、リーダーはストックと4本爪だもんなあ。
全く不安がないというから、超不思議（笑）。

「行けるでしょ」の回答は想定内で、笑えました。
T氏が「下り、大丈夫かなあ」と2回吐露したので、私が撤退を宣言。
これがT田氏同伴やったら、行っちゃたんでしょうねえ。

判断が正解かどうかはわかりませんが、安全に降りてこれたので、これで良しとしましょう。

危険、不安と感じるレベルが人それぞれなんで、今回は撤退に賛同してくれたリーダーに感謝、というところでしょうか。
来月のワンゲル部の飲み会のネタにもなったし、また記憶に残る山旅となりました。

kato62228

雪山の基本中の基本、アイゼンやピッケルを軽く見すぎたのが撤退の要因でした。4本＋6本＋6本＝16本・・・3人合わせて16本爪（笑）・・・　軽アイゼンとストックで登ろうなんて考えが甘すぎました。
いつも「大丈夫！大丈夫！」『たぶん行けるっしょ！』で結果オーライの山行きが多い自分的には初めての撤退らしい撤退だったかもしれませんが、今回はhashyさんとtaniさんの冷静な判断に助けられた感おおいにありデス。「備えあれば憂いなし、備えなければ憂いあり！」・・・貴重な経験をした山行きでした。ゴジラさんも言うように山は「自分の技量と装備をわきまえて無理せずいつでもおいで〜」と待っていてくれます。顔を洗って出直してきますので待っていて下さい。