加賀大日山周回【これはもう好きにならずにはいられない】

2018年05月05日(土) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,160m
• 下り: 1,152m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:04
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:59

9:33 真砂駐車地点
9:49 9:49 真砂登山口
12:17 12:30 加賀甲
13:07 13:44 大日山
14:44 14:44 小大日山
15:08 15:11 徳助の頭
16:14 16:16 真砂登山口
16:32 真砂駐車地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

真砂（まなご）集落跡地の河川敷たもとに駐車いたしますた。
こちらには3ケ所に分けて各5台くらいは駐車可能なスペースがございますが全て未舗装でございます。
前日にも雨が降っていましたら場所によってはグジョグジョ必至でございますので覚悟しておくべし。
尚、こちらに来るまでの林道はほんの部分的に退避スペースがある程度のすれ違い困難な細い道に加え序盤は舗装されていますが真砂集落付近では未舗装となりかなりダートであります。
またこの林道は大聖寺川沿いをずっと走るかたちとなるのですがガードレールもございませんので走行の際には充分に気を付ける事。
トイレに関しましては真砂集落跡地にもございますけれども（使用可もしくは不可かは不明）、便器から手がにゅ〜っと出てきそうな超コワイ昭和旧式タイプのものであります。
「ちょっとコレでは…」と踏み切れないお方は真砂よりだいぶ手前で必ず通りかかる菅倉山登山口前の駐車場に立ち寄りましょう。
こちらには平成NEWタイプの癒しの総ヒノキ造り仕様の超綺麗なトイレ（もっちろんバンバンのウォシュレット完備）がございますので、その時には催さなくても必ず立ち寄って用を済ませるようにいたしましょう。

コース状況／危険箇所等

危険個所は特にありません。
ただし、標高が1100mを越えた辺りから雪が現れだして雪上歩行となってきます。
池洞コースの尾根は幅が広いのでトレースが無い場合はルーファイ必至となってしまいます。
特に下山時で使う場合には不用な沢筋などに降りてしまい遭難に陥る危険性がございますので十分に気を付ける事。
つい先日には実際に一名の男性のお方が遭難いたしました。
挑む前にはGPSにこのコースのトラックデータを記録させてからが望ましいと思われます。

あそうそう、これからのSEASONでは吸血虫のオロに注意しないといけないわよ。
今回もね山行中では襲われなかったのですけども駐車場にはたくさん飛び交っていたのよ。
そのせいで私のSEXYなうなじ辺りをヤラれちゃったわ。
これからお山に行く際には防虫ネット＆ディートを御供させましょうね。
※ちなみにディートは様々なリスクもあるみたいなので使用上の注意をよくお読みになられてくだちい。

写真

大聖寺川の麗しき清流

今回は加賀の名峰であります大日山を真砂集落跡地側から攻め上げて行くわよ。
真砂には美しい清流の大聖寺川が流れており、スタートから士気を高めるには雰囲気の良いロケーションであった。

素晴らしい透明度

こちらには登山目的以外のお方もよく来られるのであります。
それは渓流アングラーのお方たちよ。
遠くは中京や関西からも来られるというから気合が入っているわよね。
まぁ、この透明度抜群の沢とそれを取り巻く素敵なロケーションを見たら納得できちゃうわね。

極上のOpening


森と泉オタクの私としましたらここで一日マッタリなんてのも全然OKなんすけど…ダメ？。
m「ゴチャゴチャ言ってないでさっさと歩きなさいよ！」。
M「うす」。
やっぱりクマよけ＆荷物持ちはどうしても同行しないといけないみたい…。

カツラビーム

真砂では大好きなカツラの木の新緑も出迎えてくれますた。
やっぱこんなの見ちゃうと山へ登ってみたくなちゃうわ。

おーぷん座ドア[[sweat]]

それは衝撃だった。
それまでの序盤4枚の画像で記したような麗しき雰囲気を一蹴するかの様なうちのめされた感と言えばよいのでしょうか。
何つうか見ようによっては昭和レトロの貴重な家屋じゃないか！と思うようにするのが精一杯だったと言うのが本音ですわ。
どうでもいいけど何で扉が開きっぱなしやねん？

謎のトグロ？

これまた衝撃だった。
歩を進めて橋の上に差し掛かった時にそれは現れた。
「こ、これは先ほどのトイレで用を足す勇気の無い人がこの橋の上でやったってのか？。めっちゃ大胆やん」と思った。
んが、次の瞬間ウンコが動いた[[sweat]]。
そりゃもうビックリしました。
これはウンコじゃなくて超危険極まりないマムシじゃないですか！
逃げろ〜っ！

分岐

まずは加賀兜の小屋でまったりしたいので序盤は池洞コースをチョイスしちゃおう。
下りは徳助新道の稜線ライドを炎上して最後はこちらに降りてくるわね。

座禅草さん

ハッキリ言ってこんなに間近でマジマジと見るのは初めてですので超嬉しいわ。
大きさ的には水芭蕉くらいあるのね。
この座禅草さんとの出会いの御蔭で先ほどのトイレ＆トグロ気分は帳消しとなってくれた。

池洞Attack

さぁいよいよここからが本番よ。
池洞コース序盤の急登をこなせばモミジやナラなど灌木帯主体の爽やかなグリーンが楽しめられる緩やかな道へと変わるわよ。
木漏れ日の中を大好きな曲でも口ずさんで歩くといいわね。

ウスギヨウラクさん

これまた先ほどの座禅草さんに引き続き2018年度初物モデルの登場よ。
ホント、ツツジ系のお仲間さん達はちっちゃくてキュートだよねー。

灌木帯からブナ林へ

今回大日山をチョイスし定番人気の鈴ケ岳側からではなくあえて山中側の池洞コースに決めた理由がコレですねん。

静けさと深さ

確かに鈴ケ岳側もブナ林は自慢中の自慢でスンバラシーものがございますけども木々の密度や規模、静けさなどで比べるとこちらの方がイケてると思うねん。

[[audio]][[audio]]

道もゆったり広々。
「キャ〜！、落ちるぅ〜！」ってな場所もありませんわよ。

緩やかに高度上昇

息は切れるがおそらくこの森の美しさに興奮しているのかも知れない。
上手いね！

ブナ満開炸裂

こんな良いところなのに誰もいないのよ。
ホントどうかしてると思わない？
って言うか今日は朝から他人と一回もお話していないのよ。
今日はこのまま「こんにつは」の出番が無いのかもしれないな〜。

アダムとイブの愛が生まれた日

コチラのご両人は言わば国籍の違う者同士が結ばれたと言う事で理解すれば宜しいみたいですわね。
「オラオラオラァ！、朝っぱらから何やってんだコラぁ！」。
からむ（妬む）Millerさと物珍しさに激写するhanachanさん。
（いいなぁ…、俺も、おれも…（何がやねん？））

言葉が見つからない

ウチら3人で静かな森を独占しちゃっていますが、お互いに何を会話する訳でもなく、只々この美しさに圧倒されて感動に浸るのみとなっている。

撮っていいのは写真だけよ

「さっきから同じ写真ばっかりじゃないかよ！」。
ふふん、確かにそうかも知れないわね。
だけど私にしてみたらセレブが歩むレッドカーペットと同じなの。

ブラインドスクリーン

木々越しから望む残雪をまとった新緑尾根との調和の取れた描写が素敵。
自宅の露天風呂でこういった癒しの空間の中でゆったりと入浴してみたいってのが夢だわ〜。
ここは思い切ってボルネオ人にでもなってみるか…。

果てしなくどこまでも

お陰様で素敵な森がどこまでも続くので安らぐ気持ちもズーっとちぢくの。
ホントこのままズーっと続いてくれたらいいなとさえ思えるようになってきた。

コメント

う〜む、コメントのネタが尽きてきた。
「だったら無理して載せなくたっていいじゃね〜かよ！」。
い〜や、そうはいきません。
森の素敵な魅力を発信し続ける私の意地よ。
（とは言えこの後ど〜しよ？）

残雪＆新緑コラボ

チラチラとお隣の気になる稜線が見えてくるの。
高度的にはウチの歩いている尾根もそろそろ森から脱出できそうかしら？

ババーン！残雪出現

M「みんな〜！、残雪の雪が出てきたから迷子になっちゃダメよ！」。
m「あのな〜、残雪も雪も一緒やろ！。アホ！」。
M「（そうきたか〜[[sweat]]）」。

不明瞭

m「どこ？、ねぇ、道はどこ？」。
残雪の雪が現れるとこうなっちゃうのよ。
いいわね、気を付けないと先生に怒られるわよ。
m「何の話しとんねん？」。

春の雪山風物詩

それは行く手を阻む倒木クリチャーたちである。
コヤツらを一体一体相手せねば先へ進められへんのでめっちゃ時間が掛かるねん。

ゴールデンハーフ

「えーっ！、何だってぇ〜⁉」。
「ま〜だ半分けぇ〜？」。
（福井弁でオドロキを現す）
ホントこれにはマジがっかりよ。

悩める雪上尾根

今回はかろうじて先行者様のトレースが付いていましたので迷子に陥る事は回避できましたが、もしもトレースが無かったとしたらこの広い雪尾根では厳しいモンがあると感じたわ。
特にこのコースを下山時で挑むとしたら結構迷いやすいかもしれないわね。

青と白とライトグリーン

森オタクの残雪ハイクの御馳走と言えばやっぱりコレしかありません。

踏み抜き地帯

良質なザラメハイクを楽しんでいるが時折ズボっと踏み抜くケースも出てきたわ。
風もなくこのポカポカ陽気ではそれも覚悟しておかなくてはなりませぬ。

富士写ケ岳

快適なブナ森を抜け、陽射しが照り付ける雪の斜面をグイグイと高度を上げてきたわよ。
振り返ると今日もシャクナゲフィーバーに沸く富士写ケ岳と加賀の街並みが見渡せるようになった。

加賀兜到着

ここでようやく雪から解放され加賀兜山頂にあります大日山避難小屋に到着いたしますた。
そすて小屋前では初めて人類と遭遇し、どちら様も揃ってお食事を楽しんでおられますたわ。

白山登場

位置的に池洞コースを挑んだ際には避難小屋まで頑張らないと白山は見えませぬ。
まぁ取立山みたいなもんだな。
今日は私達を祝福してくれているかの如くスッキリと美しい御姿を披露して出迎えてくれましたわ。

新旧大日山避難小屋

小屋ではおやつ休憩を挟み充分に英気と栄養を養ってから最終目的地のラスボス大日山戦へ挑む事にした。

カタコガ原

加賀兜から大日山へ向かう鞍部ではこれまたガラリと雰囲気の違う高原チックな場所となったわよ。
実はハニーちゃんはこんな場所がとても好きですねん。
だから今の彼女の心はスキップビートなハズよ。

大迫力のカール

越前兜に通じる稜線がドーンときたわよ。
スプーンですくったようなカール状の斜面となっていて迫力満点ね。
それも残雪と新緑とのコラボで形成されているところがシビレちゃったわ〜。
今日はこのシーンが見られただけでもお腹いっぱいよ。

越前の名峰群

今日は空気が澄んでいて下界の大野の街並みもよく見渡せるわ。
更に大野の街を囲むようにして左手には荒島岳が、右手には銀杏峰、そして中央奥には能郷白山までが揃い踏みよ。

マンサクさん

山頂付近はまだまだ雪が多く、やっと今春を迎えたばかりといった状態で、「春にまず咲く」と言われているマンサクさんがようやく満開を迎えお花見MODEとなっていたわ。

楽しい雪山ハイク

実は今日のゲストさんでありますhanachanさんは雪山ハイクが初めてと言う事でめっちゃはしゃぎまくっております。
う〜ん、良かった良かった。

越前秀峰群

特に北陸の冬では人気雪山ハイクを総なめにしちゃう名峰ばかりが軒を連ねた。
いやいや、春の新緑ハイクでも素晴らしい森などが展開しているのでおススメしちゃうよ。

カタクリ街道

この時期の大日山のお楽しみ中のお楽しに掲げていらっしゃるハイカーさんも多いハズ。
それがこのカタクリ街道よん。
運が良ければ天使のシロバナとも出会えちゃうからね。

祝 大日山山頂制覇！

おめでとうございます。
ありがとうございます。
山頂では可愛いカタクリさんたちの妖精と我が石川県の誇りであります白き白山が出迎えてくれますた。

今日はコレ！

さぁ待望の給食時間がやってまいりますた。
今日はいつものアレではなくて、只単にお好みの具を買い忘れたっつう事もあり、ならばあっさりと出来ちゃうチキンラーメンにいたしますた。
たまには趣向を変えるのもいいもんだ。

勿論レディーファースト

ウチはライオンと一緒です。
強くて立派なお方から召し上がるのが常識であります。
さ、どうぞ召し上がってくださいませ。

妖精twin's

食後はお待ちかねのお花と眺望を炎上してみようね。
まずはこちらの妖精のお二人さんが際立って美しかったの。
それはロシアフィギアの女王であるザギトアさんとメドベージェワさんみたいにね。

胸の空くPANORAMA VIEW

大日山山頂には白山を眺められる展望台がございますの。
ここからの眺望では北陸を代表する名だたる秀峰たちを望む事が出来るわよ。
ヒャ〜！、ス〜バラシ〜デスネ〜！

白山＆別山

こうして見ますと白山も別山もだいぶ雪も解けてきたようですわね。
市ノ瀬へ通じる道も開通していますので今日も白山で「THE DAYだぜ！」なんて申しているハイカーさんもたくさんいるハズだと思われますわ。

存在感ダントツ

ハッキリ申しまして今日の白山もめっちゃ美しいのでありますけれども、存在感だけで申しましましたらこちらの新緑＆残雪コラボがめっちゃキマっている越前兜の方が群を抜いていますたわ。

下山開始

下山は徳助新道をチョイスして周回しちゃうわよ。
こちらは池洞コースと違ってどちらかと言えば稜線遊戯がメインなの。
ま、言わばハニーちゃんの喜びそうなコースってヤツね。
だけど開始早々にいきなり雪出現よ。

アップダウンルート

後ほど通過予定の小大日山も見てとれる。
やっぱ稜線上は雪解けが早いようで夏道がバッチリ出ているわ。
だけど私の苦手なアップダウンがちぢくのよね〜。

鈴ケ岳ドーン！

大日山A面コース（メジャーコース）である鈴ケ岳からのラインね。
こちらもブナ林がウリだから今は結構綺麗なんだろうな〜。

残雪たっぷり

東面はご覧の通りにまだガッツリ雪が残っているねん。
この辺りもトレースが無かったらチト心細くなるかも知れへん。
せやけど眺望は抜群よね〜。
ここからはlanちゃんママさんが切り盛りするスナック鞍掛も見えるわね。

雪庇＆オープンバーン

大日山山頂から降りてきた斜面を振り返ると…。
これは春のシーンではございませんわね。
スキーヤーが泣いて喜びそうな素敵なオープンバーンが展開しているわ。

幻の百名山

このお山からは深田久弥氏ゆかりの山々がよく見える。
地元愛も入っているのかも知れないがそれでも他県には負けない素敵な山々が多いと思う。
今日はそんな気分にも浸れた良い山行だった。

小大日山へ登り返し

降りたら降りっぱなしじゃないところがこのコースの意地悪なところである。
ま、だけど夏の白山加賀禅定道や中宮道山行の特訓だと思えば打って付けの道だと言えよう。

小大日山制覇

とは言ってもJR松任駅に停まる特急電車みたいなもんで普通のハイカーさんなら滞在時間はいいとこ30秒くらいなもんだろう。
だけど鈍行電車のウチらはここで5分は粘るわよ。

北斗神拳の技

三等三角点（小大日）の秘孔を突いた。
キサマはあと30年もすりゃボ〜ンよ。

白山見納め

ここからは最後の白山眺望と鈴ケ岳から大日山へ挑む最後の難関斜面が見て取れる。
避難小屋で出会ったお方（鈴ケ岳から大日山へ挑んだお方）も最後の大日山攻略が難儀したと申されておられますた。
そう思うと登りで挑んだ池洞コースはコワイ目に遭う事が無いからある意味正解だったわ。

シャクナゲさん登場

「あ〜っ！、見てみてぇ〜！」。
それは驚きだった。
このお山にシャクナゲさんが楽しめるコースがあったなんてち〜とも知りませんですたから。
もう嬉しくって涙ホロホロよ。

甘く危険な香りのする美しさ

モテない男だったらホロっといっちゃう美しさよ。
しかし不覚にもモテる私もホロっといっちゃったわ。

徳助の頭（P1053）

小大日山からスト〜ンと降りて本日最後のピークとなる徳助の頭へ登り返してきたわ。
これにて本日のアップダウンと稜線遊戯は終了よん。
振り返ると右から池洞コースを登り上げた加賀兜、中央には盟主加賀大日山がそびえ、左には小大日山が軒を連ねる。
いや〜ホントに素晴らしい道だった。

魅惑の森

本日のフィナーレの舞台も本コース自慢のブナ林で締めくくるのよ。
木漏れ日に煌めく美しきブナ林。
最後はこのお山をもっと好きにさせてアナタを御送りするわよ。

一番の晴れ舞台

徳助コースを下山に使った理由はこの森が午後に差し掛かると本日一番の明るい陽射しが降り注ぎ、誰もが息を呑む素晴らしい世界を披露してくれるからよ。
やはりゴールデンタイムは見極めて楽しまないとね。

絶世の美女たち

この森では白山太古の森などで見られるようなモンスター級の巨樹はいない。
どちらかと言えばスタイル抜群のスレンダーなモデルが多いの。
だけどね森の深さと圧倒されまくりの密度の濃さは完全に他を凌駕しているわ。

究極の一寸法師作戦

ここのブナ森の美しさも五つ星レベルよ。
だけどめっちゃ急勾配なの。
hanachanさんも一寸法師作戦で慎重に降りているわ。
もしもこのコースを登りに使ったとしたら、めっちゃヒーヒーしちゃってとても落ち着いて鑑賞に浸るなんて事は出来っこないわ。

光と影に酔いしれて

この辺りなんかは麦焼酎かウイスキーのCMにでも使えそうなお洒落なシーンよ。

主

SOLID＆BEAUTYがウリの徳助の森で剛健さを感じさせるブナの巨樹が君臨していた。
とにかく存在感は凄まじくその魅せられた特長的な姿に圧倒させられてしまった。
言わばラオウみたいな樹であった。

真砂の沢

真砂の神社に御礼を済ませ無事降りてまいりますた。
これで楽しい楽しい周回は終わった。
だけど美しき攻撃はまだちぢくのよ。

キケイマンさん

最後は幸せの黄色いお花が飾ってくれた。

気持ちよい疲れ

結構ハードだったと思うんだけどこの爽快感は何？

清流とカツラの木漏れ日

カツラが清流沿いにあるって事は秋の紅葉も雅やかになっていそうね。
これはまた私に「おいで！」って事ね。

試合終了

最初から最後まですべてLUCKY7みたいなお山ってそうないわよ。
もうホント最高の15ラウンドだったわ。

感想

K-Miller

皆さまこんにつは。
ご機嫌いかがかしら？
今回も賞味期限ギリギリサービスタイムの時間がやってまいりますた。
味は保障いたしますけども万が一の為に正露丸をご用意なさってご賞味下さいませ。

さて、今回のお山ブギウギはどういたしましょうかしら？
そろそろ残雪ハイクが恋しくなってきたんですけどね〜。
ま、でもねG.Wで帰省されていましたゲストのhanachanさんも今回お山を楽しまれましたらまた東京に戻らなくてはなりませぬ。
そんな彼女に「これぞ北陸の春のスペシャル版」をご用意いたしますて心に残るような最高のG.Wの思い出にしてあげたいわ。
だったら全て美味しいところが揃うあのお山が一押しね。
あのお山って？
「眺望ヨシ！」、「お花ヨシ！」、「歩きごたえヨシ！」、「森と沢の美しさヨシ！」、「静けさとエレガントさヨシ！」、「雪山歩きヨシ！」が揃うあのお山しかないわね。
だからあのお山って何？。ひょっとして赤兎山？
今の時期は全然人はいないと思うし。
おしいなぁ。
確かにブナ林は立派だし、綺麗な沢もあるし、眺望は絶品だし文句の付け所がないわね。
だけどまだ小原ハイウエーは開通していないし、それにお花の時期としてもまだ早いと思うねん。
まぁ雰囲気としては似ているわな。
正解は加賀大日山よ。
標高としては1300クラスのお山だから新緑はバンバンなのに加え山頂部周辺では残雪眺望歩きも謳歌出来ちゃう優れモンやねん。
そんでもってこのお山のブナ林は白山にも引けを取らないくらいのGORGEOUSさを秘めているし、お花に関しては夢気分を味わえるカタクリROADがアナタを魅了しちゃうわよ。
こんだけ何でも揃うお山ってのはそうありゃしませんわ。
てなもんで今回は加賀大日山に決定よ！
必ずやhanachanさんもメロメロにさせてみせますわよ。

今回挑む加賀大日山ですけども気になる取付き場所は皆さまのお馴染みであります鈴ケ岳からのゴールデンラインではなく、山中町側の静かな森の木陰からスタートしちゃう真砂集落跡からといたしますわ。
なんつってもこちらに来るのは5年ぶりなんですけども、いつ来ても静かで素敵な余韻を残してくれるお気に入りの場所なのよ。
何つうか普通のお山ってたいがい上部にHIGHLIGHTがあってそれを目指して意気揚々と進めていく行程となりがちで、それを堪能できたら下山時などはほとんど消化試合的に淡々と降るだけってなパターンが多いでしょ。
だけどこの加賀大日山の池洞コースから徳助新道コースの周回ではどこを歩いてもHIGHLIGHTばかりなのよ。
もう心臓バックンバックンで良い意味での気の安らぐ暇が無いっつう表現が妥当かしら？
だから私的にはオススメとしてはここね。
それに普通は一回訪れたら2回目はそんなに感動しないって言うでしょ。
でもねここは毎度マイド感動しちゃうのよ。
今回私の心をバキューンさせたのが思いも寄らないお花が現れたのよ。
それはシャクナゲさんよ。
今年はシャクナゲメジャーで知られる富士写ケ岳をドタキャンしたのでもう会えないかと落胆していたところだったの。
なのでホントこのサプライズには鳥肌が立ったわ。
ツボミもまだたくさんあったからあと2週間は楽しめるんじゃないかしら？
つってもこのアップは一週間遅れだから正式に言えばあと一週間は楽しめると思うねん。
シャクナゲ見たい人は急いでちょうだいね。
春のカタクリメジャーで知られる加賀大日山にライバルのシャクナゲさんまで楽しめるってんだからこんなテンコ盛りなんてそう無いわよ。
ビフテキにマグロの大トロを出された気分でお腹いっぱいよ。
それに自慢のブナでしょ、白山眺望がドーンでしょ。
おまけに誰とも遭遇しない静かなトレイルもプレゼントされちゃってホントどこにケチを付けれるかしら？

私の白山開幕前の夢のようなウォーミングアップを満喫できたトレイルだったわ〜。

おしまい。

コメント

kibako

こんにつは0記録更新中？
miller組の皆様　ばんわんはぁ(^o^)／

私も前回山行はこんにつは0・・さびしい・
いや森のくまさんにこにゃにゃちわしました。なして，人でないのかしら？
人間とこんにつはしたいですねぇ。

他のレコは「こんにつは」している報告がいっぱいなのにmiller組様の行くところ
いないですねぇ。レアすぎ？
まあ、素敵な心象風景ふたり占めなんだけど、この感動を分かつ会いたい！！
てゆう気持ちにもなりますね。

どうしてもこの感動を伝えたくて、コメントを考えてしまう。
むむむむ・・・同じです・・・(*´Д｀)ではでは

K-Miller

愛が生まれた日
kibakoさん、こんにつは。
ありがとうございます。

「静かな湖畔の森の影から…」。
やっぱり基本はコレよ。
その森の影から人が出てくるようじゃ優れた童謡は生まれやしないわ。
kibakoさんのように熊が出てくるような歌詞だと最高よ。

「こんにつは」はね、今回出会えたら嬉しいなぁと思える樹齢300年を超えるようななブナの健爺さんや栃の由里子婆さん、あるいはその森の池の主とも言えるオオサンショウウオの裕次郎さんにご挨拶できりゃバンバンよ。
運よくそれらの重鎮たちに遭遇してご挨拶出来た時の為に、その時交わすおしゃべりなんかの予行練習しながら歩いているもんだから一人ぼっちの森でも全然寂しくはないわよ。
「あっ、どうもどもども…」。
「へ〜！、お母様は元モデルだったんですか〜。だから貴女もそんなにオウツクシイんだ〜」。
「えっ？、私ですか？。私はしがない公務員にお茶を出している派遣社員ですよ」。
とまぁ、こんな社交辞令的な事を一人でしゃべりながらいますねん。
で、ありますのでそんなシーンを他人が聞くとドンビキでしょ。
でも私は楽しいの。
それでいいのだ

nakki

ザゼンソウ
私も5/11にまったく同じコース歩いてきました。
加賀大日山お初でしたがブナ林と眺望が素晴しくてビックリ、ここ良いお山ですね＾＾
一番の目的はザゼンソウだったのですが見つける事できず。
なので羨ましいです！
シャクナゲも綺麗だし私が行った時は大半が枯れて残念な状態でした・・・一週間遅かったようです（涙

K-Miller

ZAZENSOU BLUES
nakkiさん、こんばんは。
ありがとうございます。

いやいやいや、コチラこそこのG.W終盤に私が一番やってみたかった白山釈迦のレコをかっさらってしまったアナタ方に嫉妬していたところよ 。
もう、羨ましいったらありゃしないわ。
でもね、その代わりの大役を見事この加賀大日山がこなしてくれたわよ。

ふっふっふ、遂にアナタも…、ですか。
いえね、森もお花も眺望も大好きなnakkiさんならきっとこのお山も気に入ると思うだろうにねとハニーちゃんと喋りながら歩いていたのよ。
「きっとnakkiさんはこのお山の魅力を知らないハズよ」ってね。
つっても音速ハイカーのnakkiさんでしたら周回12kmはウォーミングアップレベルだったんじゃな〜い？
座禅草もね、池洞登山口前の林道歩きの段階で超目立つ道脇に咲いていたんだけど、nakkiさんの音速歩行では見落としたのかもしれないわよん。