三つ峠山=一期一会
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 612m
- 下り
- 1,063m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:02
三つ峠山荘 〃 12:20 鉄塔 着 15:05
開運山 着 13:15 カチカチ山着 16:22
計≒6時間
※標準タイム 登り1時間35分
降り2時間45分 計4時間20分
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・中央本線 新宿→大月 ・富士急電鉄 大月→河口湖駅 【当日】・ 〃 河口湖駅バス停 → 三つ峠山登山道入口 ・ カチカチ山ロープウェイ富士見台駅 → 河口湖 ・ バス 河口湖 → 河口湖駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは道幅が広く歩きやすい。道端に目を楽しませてくれるアカヤシオや野草もあり、危険なところはない。子供でも楽に登れそうである。しかし、呼吸器の病持ちにはどんな登りも辛く苦しい。 下山路の府戸尾根は安全なコースと言われ、はじめは歩きやすい気持ちの良いコースである。花の山とも聞いていたが端境期なのかあまりめぼしい花はない。樹林帯で展望はないがマイナスイオンは豊富。木々が程よく日差しを遮り、暑い日のトレッキングには幸いである。 途中、処々で片側が切れ込んだ隘路が現れて大層神経を使う。転んだりしたら一巻の終わりである。ストックは山側だけに持ってバランスを崩さないようにした。はじめての長い長い道行き必死になって下り、カチカチ山について大安堵した。 |
その他周辺情報 | 河口湖は一大観光地です。人、人、人、それも外国人主体。 バスを降りて裏登山口から三つ峠山入りしたのは10人位(この時は邦人のみ)。自家用車の方もいたと思いますが、みんな私より先に行ってしまいました。山中、自衛隊の新人訓練で若い隊員さん大人数でした。 |
写真
装備
個人装備 |
防虫ネット
虫よけスプレー
蚊取り線香等。携行食
雨具
地図
懐中電灯等登山必携一式。
|
---|---|
備考 | 登山届提出を忘れました。 |
感想
そもそも三つ峠山を知ったのは、ヤマレコユーザーKさんのレコで。
すぐの実現は無理だが、いつかはと望みを繋いでお気に入りに。
(今回計画を立てる際は他の方々の記録も参照させて頂きました。
低山トレーニングをする暇もなくぶっつけ本番で始まりました。)
田部井さんの著書「再発、それでも私は山に登る」にも多大な勇気
をもらいました。幸い五月になって気分も良いので躊躇はしないで
決行することに。問題はザックです。手術をして一部肋骨を失って
いるため左胸を圧迫できず、普段は大きめのボディバックを右肩専
用で使用しています。しかし、二泊三日ではどうしても小さい。
そこでウェストポーチの大きいのを購いましたが、それでも無理。
苦肉の策として25ℓのザックを右肩だけに掛け、腰ベルトを締めて
凌ぐ方法です。そして着替えなど山に登る際不要なものは、コイン
ロッカーに預けることにしよう考えました。全部で7、8キロ近くに
なりましたが、その案で通してなんとかいけました。
そして愈々三つ峠山登りですが、苦手な上りですぐに息があがり
ました。亀さん歩きでのろのろ一時間ほど。標準では1時間20分
ほどで三つ峠山荘着です。上から自衛隊の若人が降りてきたので
後どれくらいか聞いたら「まだ半分も来ていない」と言われがっ
くり。戻りたい気持むらむら、、しかし、一日一本のバスはもう
行った。ふがいない、だらしない、恥ずかしい、色々浮かぶ。何の
ために遥々きたの、葛藤する、立ち止まる、休む。一歩、一歩、
行くしかないじゃない、それしかないよ。
心を奮い立たせて歩き出す。のろくても遅くてもただただ前進あ
るのみ。そして、三つ峠山荘のテラスに着いた。そこがまるで
山頂のようにまったりしてしまい大休止。有料トイレ(200円)を
借りたりもして、まだ先があることを忘れた。そこで充足した気分
になっていたが「山頂はあそこだよ」という誰かの言葉に我に返っ
た。つらいけれど最後の登りと思い頑張って、遂に山頂に着いた。
富士山に深くお辞儀をした後、下山の道程を案じ僅か5分ばかりで
開運山を後にした(お山の名に懸けて運が開けますように、、)。
後は得意の下りだけ、息もあがらない。ただ府戸尾根は長〜い。
緩く歩いていたけど時刻を考えて急ぐ。途中、登ってくる外人さん
数人に会ったりした(今頃どこまでと不審に感じたが不自由な言葉
で問答の暇はない)。ようやくカチカチ山に着いて、護国神社まで
25分の徒歩を省略してロープウェイを利用。冒険は無事に終了。
後になってなにものかに感謝の気持ちでいっぱいになり、ぐっと
きて落涙した。
cahier41さん こんばんは。
東北に出かけていてレコを拝見するのが遅くなりました。
三ッ峠に登られたのですね!
天気もよく富士山の雄大な眺めを見る事ができてよかったです
四季菜園から上は足場があまりよくなく少したいへんな登りだったとおもいます。
開運山に登られたのですからいい事ありますよ! きっと
その後はカチカチ山までのあの長い尾根も歩かれて。
がんばりましたね!
とても思い出に残る山行になった事とおもいます。
大冒険、お疲れさまでした
kazuto645さん ありがとうございます(._.)
kazutoさんの励ましのお陰様で夢をかなえることができました。遅ればせながら心から御礼申し上げます。
裏登山口は子供でも楽々だから余り難儀しないだろうと考えていましたが、そうは甘くなくて苦業でした。四季学園からの登りは滑りやすくて神経使いましたが、ともかく最後の自分を鞭うっての登攀でした。結果的に無事に終えられたこと、厳粛な?喜びに浸りました。
kazutoさんのレコが京都から西沢渓谷まで間遠が気になりました。しかし、後に東北大遠征が待っていたのですね。充分にお愉しみできてご同慶の至りです。昔歩いた奥入瀬を思い出しながら鑑賞させて頂き、いつもながら芸術性に感嘆いたしました!(^^)!
cahier41さん こんにちは。
春になって山を歩かれているレコを拝見し、前向きに頑張っていらしている事を感じ安心しておりました。 今回は富士山を間近で見れて、三ッ峠山にも登る事ができて本当によかったですね!
いろいろたいへんだったとおもいますが、一歩一歩進めば山頂にたどり着く事が出来る、途中で諦めず頑張られたから喜びも大きかったのではないかとおもいます。
また、目標を作り、無理のない程度に頑張っていただければ病気もいい方向を向いてくれるのではないかと。
私は撮影や山にも行っているのですがレコを書くほどのではなく間が空きました
kazuto645さん 再コメントありがとうございます(^-^)
レコに間が空いたときに、しないでもよい心配を少ししました。体調崩されているのかな等、、老婆心でした。アップしない山行や撮影だったのですね
今朝は疲れが残り少しぐだぐだしてましたが、荒療治が効くかもと午前も遅くに外出しました。気持ちの良い五月の風を吸って先刻戻り、今日見て来たことを日記にしようかなと思っていたところです。これからも「無理のないところで」外遊びしたいものです。
またお励まし賜り深く感謝申しあげます<(_ _)>
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