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記録ID: 1469426
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積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

裏岩菅山 5月下旬で降雪、樹氷発生

2018年05月20日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.7km
登り
920m
下り
920m

コースタイム

日帰り
山行
6:05
休憩
0:45
合計
6:50
7:40
7:45
45
8:30
8:40
50
9:30
10:00
150
天候 雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道292号を中野方面から南下し、奥志賀林道に入り聖平登山口に向かう。
冬期通行閉鎖箇所に駐車し、登山口まで徒歩約10分。
コース状況/
危険箇所等
のっきり付近から頂上まで断続的に積雪あり。登山道泥濘箇所多い。
現時点では新年度になってから笹の張り出しや倒木に対して未整備。
危険箇所はありません。
5:30に奥志賀林道の冬期閉鎖箇所に到着。来週の5月25日まで通行止めの予定。ここで駐車して登山口まで歩きます。
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5:30に奥志賀林道の冬期閉鎖箇所に到着。来週の5月25日まで通行止めの予定。ここで駐車して登山口まで歩きます。
登山口までは徒歩10分で着きます。沿道の笹藪は雪を被っています。
手袋が必要なほど寒くはありませんでした。
登山口までは徒歩10分で着きます。沿道の笹藪は雪を被っています。
手袋が必要なほど寒くはありませんでした。
林道脇の登山道。駐車スペースはあります。
林道脇の登山道。駐車スペースはあります。
この時点では雨でしたが、日中は晴れるという予報に期待して入山します。
この時点では雨でしたが、日中は晴れるという予報に期待して入山します。
昨夜に降雪があったと思われます。山頂では冠雪しているのでしょうか。
昨夜に降雪があったと思われます。山頂では冠雪しているのでしょうか。
登山開始から約30分は水路脇の平地を歩きます。
登山開始から約30分は水路脇の平地を歩きます。
この橋を渡ると登山道らしく勾配が急になります。
渡河しているのは、いつもお世話になっている私の「登山の師匠」。GW中は上高地の涸沢で雨の中テント泊の苦行をしてきたそうです。
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この橋を渡ると登山道らしく勾配が急になります。
渡河しているのは、いつもお世話になっている私の「登山の師匠」。GW中は上高地の涸沢で雨の中テント泊の苦行をしてきたそうです。
積雪量が増えてきました。まだ晴れ間は見えません。
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積雪量が増えてきました。まだ晴れ間は見えません。
登山道はステップが設置され、概ね良好に整備されています。
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登山道はステップが設置され、概ね良好に整備されています。
登山開始から約1.5hで中間点に到着。師匠のペースに合わせてゆっくりと安全登山を心掛けます。
登山開始から約1.5hで中間点に到着。師匠のペースに合わせてゆっくりと安全登山を心掛けます。
沿道には樹氷が見られました。昨夜は気温が相当に低下したようです。
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沿道には樹氷が見られました。昨夜は気温が相当に低下したようです。
コメツガの葉に発生した樹氷。ガラスビーズで作られた工芸品の様だ。
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コメツガの葉に発生した樹氷。ガラスビーズで作られた工芸品の様だ。
これが風に煽られて揺れると、本当にガラスの様なシャリシャリという音をたてるのには感動しました。
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これが風に煽られて揺れると、本当にガラスの様なシャリシャリという音をたてるのには感動しました。
登山道には残雪もあります。私は長靴を着用して来たので、雪上の方が歩きやすかったです。
登山道には残雪もあります。私は長靴を着用して来たので、雪上の方が歩きやすかったです。
山中はガスに包まれており、どの樹木も氷雪が付着して冬景色だ。
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山中はガスに包まれており、どの樹木も氷雪が付着して冬景色だ。
のっきり到着は登山口から2h後の7:40。看板らしき物の表面の着雪を拭き取ったらこの表示が現れたので、現地点がのっきりであることが分かった。
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のっきり到着は登山口から2h後の7:40。看板らしき物の表面の着雪を拭き取ったらこの表示が現れたので、現地点がのっきりであることが分かった。
のっきりでは雪上で小休憩。天候は晴れに変わり始めた。
のっきりでは雪上で小休憩。天候は晴れに変わり始めた。
のっきりを過ぎると樹林を脱し、岩菅山が見えた。
早くガスが消散してくれるのを祈りながら進む。
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のっきりを過ぎると樹林を脱し、岩菅山が見えた。
早くガスが消散してくれるのを祈りながら進む。
山頂までの最後の登り。積雪は1cm程度。私達が今日初めての登山者に違い無い。
かなりのスローペースでここまで来たので、疲れは全く無い。
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山頂までの最後の登り。積雪は1cm程度。私達が今日初めての登山者に違い無い。
かなりのスローペースでここまで来たので、疲れは全く無い。
登山開始から3.0h、快晴の天候下で岩菅山に登頂。
山頂も冠雪していました。
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登山開始から3.0h、快晴の天候下で岩菅山に登頂。
山頂も冠雪していました。
横手山から浅間山はハッキリと見えました。
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横手山から浅間山はハッキリと見えました。
北アルプスの眺望は一連の屏風の様。穂高連峰から雪倉岳までが鮮やかな青と白のコントラストで見えました。
画像中心は槍ヶ岳。
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北アルプスの眺望は一連の屏風の様。穂高連峰から雪倉岳までが鮮やかな青と白のコントラストで見えました。
画像中心は槍ヶ岳。
高妻山と乙妻山、その右に黒姫山。
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高妻山と乙妻山、その右に黒姫山。
秩父方面は雲海に隠されて見えませんでした。
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秩父方面は雲海に隠されて見えませんでした。
岩菅山での休憩を終え、次は裏岩菅山までの稜線歩きを始めました。
天候は晴れていますが、風速15m程度の激しい南風が吹き付けます。
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岩菅山での休憩を終え、次は裏岩菅山までの稜線歩きを始めました。
天候は晴れていますが、風速15m程度の激しい南風が吹き付けます。
裏岩菅山方面。横殴りの風で直立できない状態で撮影しました。
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裏岩菅山方面。横殴りの風で直立できない状態で撮影しました。
5月下旬で山は新緑に包まれていますが、この時期に樹氷が発生しているという珍しいシチュエーションで何枚も画像を撮影しました。
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5月下旬で山は新緑に包まれていますが、この時期に樹氷が発生しているという珍しいシチュエーションで何枚も画像を撮影しました。
皇太子さま御家族も宿泊される志賀プリンスホテルが見渡せます。その先は妙高山と火打山。日本海方面は佐渡まで見えました。
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皇太子さま御家族も宿泊される志賀プリンスホテルが見渡せます。その先は妙高山と火打山。日本海方面は佐渡まで見えました。
岩菅山から約1hで裏岩菅山に登頂。
山頂では厳しい寒さで滞在できず、すぐ北側の樹林に待避しました。
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岩菅山から約1hで裏岩菅山に登頂。
山頂では厳しい寒さで滞在できず、すぐ北側の樹林に待避しました。
振り返って岩菅山方面を撮影。
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振り返って岩菅山方面を撮影。
新潟県の秋山郷方面を眺望。私はまだ訪れたことの無い山域です。烏帽子岳辺りまでは快適な尾根渡りができそうです。その先は縦走可能なのでしょうか?・・・
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新潟県の秋山郷方面を眺望。私はまだ訪れたことの無い山域です。烏帽子岳辺りまでは快適な尾根渡りができそうです。その先は縦走可能なのでしょうか?・・・
樹林に逃げ込んで大休憩。しばらく休むと気温が上昇してきました。
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樹林に逃げ込んで大休憩。しばらく休むと気温が上昇してきました。
30分休憩し、10:00に下山開始。
帰りに撮影した画像ですが、これが裏岩菅山の山頂です。岩菅山方面からは途中の尾根に隠され、ここまで接近しないと山頂が見えません。
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30分休憩し、10:00に下山開始。
帰りに撮影した画像ですが、これが裏岩菅山の山頂です。岩菅山方面からは途中の尾根に隠され、ここまで接近しないと山頂が見えません。
下山時は、風は幾分和らぎました。
この頃、裏岩菅山に向かう登山者1名と会合しました。
下山時は、風は幾分和らぎました。
この頃、裏岩菅山に向かう登山者1名と会合しました。
この後通過した岩菅山の頂上には、もう積雪はありませんでした。
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この後通過した岩菅山の頂上には、もう積雪はありませんでした。
昨年登頂した白馬岳と小蓮華岳。今年はその北の雪倉岳と朝日岳の登頂を計画しています。
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昨年登頂した白馬岳と小蓮華岳。今年はその北の雪倉岳と朝日岳の登頂を計画しています。
登山口には12:30に戻りました。下山時には高木に付着した樹氷が解けて落下し、頭に当たることもありました。充分に注意して行動することをお薦めします。
登山口には12:30に戻りました。下山時には高木に付着した樹氷が解けて落下し、頭に当たることもありました。充分に注意して行動することをお薦めします。

装備

備考 サングラスは車の中に忘れてしまいました。積雪箇所では必要です。

感想

志賀高原は、自宅から近く、亜高山帯の植物相が見られる場所に車で手軽に行くことのできる地域です。過去2年間に笠ヶ岳と横手山に登頂し、今回は志賀高原最高峰の裏岩菅山を含めた2座に登り、志賀4名山全制覇を達成しました。
天候に恵まれ、北アルプス方面を好条件で眺望できました。
周辺のリゾート地帯の風景も美しく、何度訪れても味のある山域です。

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