入道ヶ岳:秋(宮妻新道〜奥の谷)


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 811m
- 下り
- 803m
コースタイム
イワクラ尾根・奥の谷(沢)分岐(10:00〜仏岩?石門まで往復〜10:50)〜奥の谷中流部で昼食(11:15/11:40)〜奥の谷登山口(12:10/12:35)〜駐車位置(13:15)
天候 | 曇り 山頂部は濃霧 13:30頃から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
宮妻峡手前のもみじ谷は未だに緑が濃く、紅葉も葉が汚い。 |
写真
感想
11月になり、もみじ谷の紅葉はどうだろう?
入道ヶ岳は秋には歩いていないので出掛ける事にする。
出掛けるならイワクラ尾根から未知の奥の谷を下ってみよう。
もみじ祭りの幟を見ながら「もみじ谷」へ入るが、残念ながらまだ紅葉は進んでいない。山の中はどうだろう?
内部川左岸の登山口で水を満たして宮妻新道へ向かう。
右岸に渡りわずかに上流へ戻りケルンから山腹に取付き、枯れた谷を何度も横切り
約20分で尾根筋に出る。
急な登りをしばらく行くと山腹は馬酔木の群落に囲まれる。
雪の時期に迷い込んだ当たりだ、と思いながら斜面の黄葉を眺めに逸れたら
そこには以外にもトリカブトが多く咲いている。得した気分だ。
群落を左折して馬酔木のトンネルをくぐると次第に色づいた樹々も増えてくる。
段々濃くなる霧の中 痩せてきた尾根を辿り、笹の海に出て馬酔木の間を抜けると
林道コースを併せる。もう緩やかな山頂部になったので入道ヶ岳も近い。
霧の雫に濡れた笹に靴を濡らして馬酔木の間を縫うと広い山頂に出る。
いつもは展望の良い山頂だが今日は濃い霧の中だ。視界も悪く、風もあるので早々に下る。
濃霧の中を池の谷から奥ノ院に向かい小休止に。
奥宮の脇で休んでいたら雨が降り出したので、雨具を用意してイワクラ尾根に向かうが幸いにも雨はすぐに止んだ。
イワクラ尾根は痩せた急な尾根だが周囲の樹々は黄や紅に色づいている。
例年なら見ごたえのある景色であろう雰囲気を眺めらがら小さなアップダウンを過ぎると重ね岩に出る。
磐座のシンボルも近いはずだが今日は濃霧が視界を覆っているので、そのまま下ると小コルとなり、
奥の谷(イワクラ谷)への分岐となる。
霧は濃いがしばらくは雨の心配も無さそうなので仏岩?の石門まで足を伸ばしてみる。
小ピークを越えて石門の紅葉を周囲から眺めて引き返す。
再び小コルに戻った後、地図で方角を確認して初めてのコース・奥の谷へ下る。
荒れた感じのする谷だ。上流部は広い谷で踏み跡も薄い。
概ね左岸寄りをケルンや薄い踏み跡を辿って行くとやがて苔むした岩が多くなり、伏流水が谷を洗いはじめる。
流れに沿って下るにつれてだんだんと霧も薄くなり、周りの雰囲気も良いので
目印になりそうな岩小舎?の下で昼食タイムにする。
やがて中流部で踏み跡は右岸寄りに続き小滝やナメを見ながら下ると、大きな流れに出る。
飛び石伝いに横切って再び左岸へ移り、そのまま堰堤を越えるとすぐに大きく開けた河原となって
林道と出会う。
時間も早く、天気も持ちそうなので河原でゆっくりコーヒータイムを過ごす。
朝から誰にも逢わずあいにくの霧だったが、おかげで静かな山を満喫できた。
そろそろ戻ろう。
河原から林道を左へ下ると、わずかな時間で水沢峠への登山口となる。
霧が濃くてあいにくの天気だったが、今日のコースは紅葉を眺めながらの山歩きが堪能出来そうだ。
又、この時期に是非来てみようと思いながら枝尾根山腹の紅葉を眺めつつ、
林道を宮妻峡へ向かう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する