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Yamareco

記録ID: 147354 全員に公開 沢登り 丹沢

寄沢本流(イイハシの大滝まで)

情報量の目安: A
-拍手
日程 2011年11月06日(日) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
寄大橋
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地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...

コースタイム [注]

寄大橋12:40-
12:51登山口-
13:10寄沢・地獄崩の二俣-
13:12寄沢本流F1-10m基部13:25-
(ソロシステムで登りランニング回収)
14:00イイハシの大滝基部14:15-
(下山)
14:30寄沢・地獄崩二俣14:43-
14:58登山口-
15:10寄大橋
コース状況/
危険箇所等
■寄沢本流

 ・登山道が山ノ神渡沢(ヤマノカンドノサワ)を越し左岸のジグザグ登り口を登らず
  そのまま沢通しに進むとすぐに水量比1:1の二俣となる。
  右が地獄崩(ジゴクザレ)、左が寄沢本流で、本流を覗くと奥にF1-10m
  が見える。

 ・F1-10mは右壁を登る。この右壁はなるべく流芯近くの安定した岩を
  登った方がよい。中央や左は一見ホールドがたくさんあるように見えるが
  意外に脆い。(卦+)
  3mほど登ると古いハーケンが1個、終了点は古く固まったリングが2個。
  高巻きは右の急なザレでトラロープが張ってある。落ち口に下りる際も急。

 ・沢は再び右に曲がるとF2-4m。左から容易(教+)に登れる。
  すぐ上に5m滝。3段45mイイハシの大滝の下段に当たる。
  左の逆層スラブにもボルトがあるが、右からも登れるであろう。

 ・イイハシ大滝の中段25mは今回登らなかったが、過去登った際は
  右側フェイスを元蕕らいであった。(以下は過去の記憶・・・)
  少しハングした岩に進路を阻まれたら左へトラバースした。
  このトラバースはよいホールドがなくブッシュを騙し騙し掴みながら
  足元のスラブ状を流芯に2mほど向かうのでここが核心部であった。
  そこから再び直上し、先ほどのハング岩の上を登り切ると
  左から落ちる上段15mの深い釜の渕に当たる痩せたレッジに立てる。
  このレッジはせいぜい2人くらいしか立てないので要注意。
  ハーケンもあるが更に打ち足した記憶がある。(元+)
  上段の直登はできないので、レッジからそのまま凹角ルンゼ状を登り
  ブッシュから急な林に入り潅木でビレイをした。(元-)
  ビレイ点からは大滝上段の上部にトラバースで戻れた。

 ・大滝上流には3m程度の小滝が幾つかあり、堰堤を右端から越えると
  開けたゴーロに出る。
  本流はそのまま遡行しても平凡に終わる。
  途中から「小屋ノ沢」を継続遡行してもおもしろいが、寄沢水系らしく
  連続する涸棚は脆い岩も多く、途中のゴルジュ内は自然落石が多発するので
  お奨めはしない。
  大滝を仮に登れた場合は、小滝の上で右から入る寄コシバ沢を少し遡行し
  左岸尾根に登れば雨山峠を結ぶ登山道になるので、これを利用できる。
ファイル 20111106yadorikisawa.xls (更新時刻:2011/11/06 11:15)
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図 [pdf]

写真

水棚沢出合の河原は対岸に渡る橋が過日の台風で流され即席の丸太が設置されていた
2011年11月06日 12:41撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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水棚沢出合の河原は対岸に渡る橋が過日の台風で流され即席の丸太が設置されていた
正面が地獄崩(右)、寄沢本流(左)との二俣
2011年11月06日 12:55撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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正面が地獄崩(右)、寄沢本流(左)との二俣
寄沢本流出合
2011年11月06日 12:56撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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寄沢本流出合
1
すぐにF1-10m
流芯近くのカンテを登った方がよい
2011年11月06日 12:59撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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すぐにF1-10m
流芯近くのカンテを登った方がよい
1
ソロシステムで登りラペルで回収に入る
2011年11月06日 13:37撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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ソロシステムで登りラペルで回収に入る
1
ラペリング中♪
2011年11月06日 13:40撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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ラペリング中♪
1
F1の高巻きトラロープ
2011年11月06日 13:48撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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F1の高巻きトラロープ
1
F1終了点は古いリングボルト2個
2011年11月06日 13:49撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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F1終了点は古いリングボルト2個
1
F2-4m
左壁を容易に登れる
2011年11月06日 13:51撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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F2-4m
左壁を容易に登れる
2
イイハシ大滝の下段5m
2011年11月06日 13:53撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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イイハシ大滝の下段5m
1
同じく
上に中段25mが覗かれる
2011年11月06日 14:02撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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同じく
上に中段25mが覗かれる
1
イイハシ大滝中段が向こう側に見える
2011年11月06日 14:04撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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イイハシ大滝中段が向こう側に見える
1
F1高巻きルートを下降
最後は左岸尾根に移り下りた
2011年11月06日 14:13撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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F1高巻きルートを下降
最後は左岸尾根に移り下りた
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左岸尾根下降
2011年11月06日 14:17撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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左岸尾根下降
左岸尾根末端
2011年11月06日 14:19撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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左岸尾根末端
下りてきた左岸尾根
2011年11月06日 14:19撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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下りてきた左岸尾根
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ガスに包まれた寄大橋管理事務所
2011年11月06日 14:55撮影 by CA65 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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ガスに包まれた寄大橋管理事務所
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感想/記録
by kamog

今日は雨予報で山の仕事もなくなったが
雨もそれ程ではないので昼から近くの寄沢へ行ってみる。
何年か前に寄沢本流(イイハシの大滝)は登っているが
大滝までの遡行図を取っていなかったので
それを取るのが目的。

寄大橋は日曜だというのにさすがに悪天予報か車1台のみ。
さっさと歩き30分で寄沢本流と地獄崩の二俣着。
左の本流に入るとF1-10m滝。
以前の記憶だと少々外傾していていやらしかったかと。
念のためにロープをアンザイレンしソロシステムで登り出す。
登攀ルートは流芯の右壁。
最初はホールドの多い中央を・・・と
いきなりホールドが「ボコッ!」。
(ありゃ!さすがに脆さ一級の寄沢水系だわ)
仕方なしに外傾している流芯に近いカンテを登ると
落ち葉の陰に古びたハーケンがあったので1ピン目を架ける。
傾斜が緩み奥にこれもまた古いリングボルト×2。
すっかり硬くなっているので後方にバックアップを取り
1ピン目のクイックドロー回収にラペリングし登り返す。

次の4m滝を容易に越すと3段45mイイハシの大滝下段5m。
今日はここまでと決めていたので
上部に見える大滝中段に「お久しぶりです」と挨拶をして
F1まで下降。
F1は左岸の高巻きトラロープ沿いに登りトラバースして
そのまま左岸尾根を使って二俣に戻った。

この周りには大滝がいっぱい隠れている。
イイハシの大滝(3段45m)が水量も多くポピュラーだが
その他、30m下流右岸に合わさる山ノ神渡ノ沢(ヤマノカンドノサワ)も奥に
まったく涸れてはいるが40mくらいの棚があるし
(この沢はかなり脆いので一般的ではないが)
対岸下流部に合わさる清兵衛ノ沢は4つの堰堤の先に
清兵衛ノ崖と昔から呼ばれる60m滝もある。
(これも脆く一般的に登るのは勧められない)
また二俣の右側の沢の上流部には地獄崩(ジゴクザレ)と呼ばれる
数十mの壁もある。
(これも行くまでも脆く、また壁も脆いので最近登った人は
おそらくほとんどいないであろう)
イイハシ大滝を除き、これらの棚は昔も相当脆かったらしいので
風化の進む最近は登ること自体相当なリスクと思われる。
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