三浦アルプス☆仙元山〜乳頭山〜東逗子駅
- GPS
- 02:36
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 980m
- 下り
- 962m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三浦アルプスは分岐点での道標が少なく、支尾根に入り込む可能性あり。 戸根山々から森戸川側に降りてしまったが、縦走路はピークの南斜面をトラバースすることに注意。 乳頭山からは六把峠への尾根に入り込んでしまい、森戸川左俣の源頭を経由してコースに復帰するが、この源頭に降りる道は荒れている。 乳頭山からの全般的に道も広く、アップダウンも少ない快適な道 |
写真
感想
前日の鎌倉アルプスに引き続き、この日は三浦半島のもう一つのご当地アルプス、三浦アルプスを訪ねることとした。三浦半島のほぼ中央を横断する形で西は仙元山から東の乳頭山までの尾根を辿り、乳頭山からは北西に続く尾根を東逗子駅に向かうルートを予定する。
藤沢から大船で乗り換えて、始発の横須賀線で逗子の駅に降り立つとまずは仙元山を目指して走り始める。仙元山の下のトンネルの手前から左手に登る細い道があるので、ここから山道に入ると、間もなくトンネルの上を越えるハイキング・コースと合流して仙元山山頂に辿り着く。山頂には大きなイブキの樹が個性的な枝葉を拡げている。山頂からは眼下に葉山の街を見下ろしつつ相模湾を展望する。残念ながら曇りであるが、晴れていたら富士山の美しい姿が眺められるに違いない。
今日は昨日以上に蒸し暑く、トレランに格好とは到底、云い難い天気だ。尾根を登っていくと伐採地のある次のピークに辿りつく。伐採地からは再び好展望が広がっている。後から調べて刀根山という呼称があることを知るが、山名標のようなものは何もない。山頂を越えて道なりに行くと急降がはじまる。低山にしてはかなり下るな・・・と思っているうちに森戸川からの登山口に降りてしまう。ここで地図をよくよく見ると縦走路は先程のピークから南東の方向に進まなければならないようだ。この急勾配を再び登る。ピークの手前にある。伐採地からの好展望に目を奪われているうちに分岐を見過ごしたのだろうが、道標も何もないからわかりにくい。
観音塚に辿り着くと、鬱蒼とした樹々の間に馬頭観音の石仏が鎮座しておられる。ここから乳頭山までは4km弱の道のりがある。鎌倉アルプスと異なり、道は全般的に細く、アップダウンもきつい。尾根を進むうちに再び支尾根に入りかけるが、今度はすぐに気が付き、引き返す。分岐点に道標がある箇所もあるが、道標がない箇所も少なくなく、頻繁に地図で確認する必要があるようだ。
乳頭山の山頂は樹林に囲まれているが、山頂の東に開けた場所があり、東京湾を眺める。横浜の市街は霞の中に沈んでいるようだ。山頂を辞し尾根を辿ると、鉄塔を二本過ぎて分岐に出たので地図を確認すると、乳頭山山頂から中尾根と呼ばれるコースを辿ってしまっていることに気がつく。どうしたものかと思案したが、右手に森戸川の北沢の源頭に降りる細い道があったのでここを下るが、この道がかなり荒れている。沢を辿るところが多いが、湿度のためか岩は濡れているので走れるどころか足場を慎重に選ばなければならない。おまけに倒木も多い。やがて縦走路に戻る林の中の明瞭な道に復帰し、一安心する。美しい
二子山への分岐のあたりからは道は急に広くなり、アップダウンもほとんど無い快適な道となる。二子山自然歩道として整備された道らしい。乳頭山から東逗子駅まではそれなりの距離があるはずだが、仙元山から乳頭山に至る尾根と異なり、快速で進むことが出来るように思う。やがて右手に住宅地が現れ、登山道もいよいろ終わると思われる頃、道端には艶やかな紫陽花の群落が現れ、お見送りして下さる。
余裕があれば東逗子駅の北にある神武寺に立ち寄りたかったが、コースをそれはまた別の機会の楽しみにしよう。
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