安倍奥の山を訪ねて その3 高塚山
- GPS
- 05:25
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 2,190m
- 下り
- 2,180m
コースタイム
07:15蕎麦粒山登山口
08:35蕎麦粒山山頂08:45
09:20五樽沢コル
09:55三ツ合10:00
10:30高塚山山頂10:40
11:10三ツ合
11:35五樽沢コル
12:15山犬段休憩舎
歩行時間5時間
天候 | 曇り後時々霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道から大札山の駐車場まで13km、舗装されています。 駐車場は30台位停められます。 展望台の横にトイレがあります。 駐車場から先の林道は通行止めの看板が置かれています。 先行車一台もなかったのですが、下山してみると 駐車しきれなった車が。道路脇にも停められていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道の崩壊が凄いとのことで、それが一番の心配でした。 Junjapaさんの記録から二カ月位後だったせいか 落石の片付けが大分進んで居た様子で、 通過の怖かった崩壊場所は一箇所だけでした。 それにしても、取りつきから蕎麦粒山までのピークは、 大小九つ程あった気がしますが、長く感じました。 五樽沢のコルからは比較的緩やかな登りです。 笹原が迷いやすいかと思いましたが、 トレイルがはっきりしているので大丈夫でしょう。 三ツ合から短い急な下りがあり、緩やかに登り返すと山頂です。 危険個所は特にありませんが、蕎麦粒山への痩せ尾根は岩場数箇所あり 要注意かもしれません。 黄色の太いビニールロープが張ってあります。 |
写真
感想
朝焼けの空は美しいのですが天気の崩れる予告です。
秋の初めの大笠山がそうでしたから。
いつまで天気がもってくれるか不安になりますが、前進あるのみ。
大札山の駐車場には全く人の気配なし、一段と心細いスタート。
林道を歩きだすと数台の車が通り過ぎました。
工事関係者の車でしょうか、まだかなり車で林道を行けそうな感じです。
帰りの林道歩きの長さを考えると
山犬段まで車で入れたら…とつい考えてしまいます。
蕎麦粒山登山口から一気に稜線へ向かう道は短いけれども結構な急坂。
尾根を何回も登り降りを繰り返してようやく蕎麦粒山です。
ここまででやっと道半ば、これからの長さを考えると気が重くなります。
次第に雲が周りの山々を覆い始めています。
雨は夕方からとの予報ですが、ひょっとしたら早まるかも。
自然に早足になりますが、そうそうはかどらず
三ツ合分岐に着いた時には既に黒法師の姿も全く見えず
人影もなく、いつになく寂しさを感じる山。
せっかくここまで来たからと歩を進めると
緩やかに笹に覆われた登山道に、気持ちがなごみ、
いつの間にか歩き続けて居たくなりました。
山頂には神様が居て、私を待っていてくれたようです。
雨を降らせないで待っていたよ、よく来たねと…
もちろん幻覚だったのでしょうが、山頂を後にすると
細かな雨が降り始めました。
まるで別れを惜しんでくれているような雨でした。
後ろ髪を引かれる雨でした。
雨具を付ける程の雨にならず、五樽沢コルに到着
急坂を一気に下りて、気がかりな林道に出ました。
大分石が片づけられていて、安心して歩けました。
土曜日というのに、工事の事務所にも、
林道の下の工事現場にも働いている人がいます。
雨足が強くなる頃、山犬段休憩舎に着き
屋根の下で腰をおろしていると
この日初めて、登山者に行き会いました。
房小山へ行く予定で、天気が悪くなったので引き返してきたそうです。
車を工事関係者の了解を得て、休憩舎から10分程の場所に停めてあるとのこと。
大札山駐車場まで、ご好意に甘えて載せていただきました。
新車に汗まみれで恐縮でしたが、本当に有難かったです。
この場を借りてお礼を申し上げます。
ひょっとしたら山の神様の優しい計らいもあったのでしょうか…
予定より二時間も早く下山出来たので、
もう一度、湯ったり川根温泉、嬉しいです。
和風ラーメンはユニークな盛り付け、さっぱり味で美味しかったです。
駐車場では鉄道マニアが三脚を据えて大井川鉄道を狙っていました。
明日は本格的な雨になりそうです。
もう一山と欲張るのは止め、帰ることにしました。
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