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記録ID: 147622
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ハイキング
東海

安倍奥の山を訪ねて その3 高塚山

2011年11月05日(土) [日帰り]
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GPS
05:25
距離
31.6km
登り
2,190m
下り
2,180m

コースタイム

06:50大札山駐車場
07:15蕎麦粒山登山口
08:35蕎麦粒山山頂08:45
09:20五樽沢コル
09:55三ツ合10:00
10:30高塚山山頂10:40
11:10三ツ合
11:35五樽沢コル
12:15山犬段休憩舎
       歩行時間5時間
天候 曇り後時々霧雨
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道362号線、中川根の北寄り西側に大札山、高塚山登山口の大きな看板が出ています。
国道から大札山の駐車場まで13km、舗装されています。
駐車場は30台位停められます。
展望台の横にトイレがあります。
駐車場から先の林道は通行止めの看板が置かれています。
先行車一台もなかったのですが、下山してみると
駐車しきれなった車が。道路脇にも停められていました。
コース状況/
危険箇所等
林道の崩壊が凄いとのことで、それが一番の心配でした。
Junjapaさんの記録から二カ月位後だったせいか
落石の片付けが大分進んで居た様子で、
通過の怖かった崩壊場所は一箇所だけでした。

それにしても、取りつきから蕎麦粒山までのピークは、
大小九つ程あった気がしますが、長く感じました。

五樽沢のコルからは比較的緩やかな登りです。
笹原が迷いやすいかと思いましたが、
トレイルがはっきりしているので大丈夫でしょう。
三ツ合から短い急な下りがあり、緩やかに登り返すと山頂です。

危険個所は特にありませんが、蕎麦粒山への痩せ尾根は岩場数箇所あり
要注意かもしれません。
黄色の太いビニールロープが張ってあります。
朝焼けに映える山
蕎麦粒山でしょうか?
2011年11月05日 06:33撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 6:33
朝焼けに映える山
蕎麦粒山でしょうか?
大井川を見下ろす展望台
2011年11月05日 06:49撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 6:49
大井川を見下ろす展望台
行く手に蕎麦粒山の稜線
2011年11月05日 07:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 7:00
行く手に蕎麦粒山の稜線
黄葉の尾根歩きです
2011年11月05日 07:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 7:35
黄葉の尾根歩きです
山の向こうに富士山
2011年11月05日 07:59撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 7:59
山の向こうに富士山
蕎麦粒山山頂の山名標識
手作りのぬくもりを感じます
2011年11月05日 08:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 8:35
蕎麦粒山山頂の山名標識
手作りのぬくもりを感じます
左奥の連峰は大無間山でしょうか?
2011年11月05日 08:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 8:38
左奥の連峰は大無間山でしょうか?
大札山が足元に
2011年11月05日 21:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 21:05
大札山が足元に
尾根の真ん中に堂々と腰を据える大木
2011年11月05日 08:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 8:58
尾根の真ん中に堂々と腰を据える大木
五樽沢コル
2011年11月05日 09:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 9:21
五樽沢コル
振り返った蕎麦粒山
2011年11月05日 09:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 9:36
振り返った蕎麦粒山
三ツ合、ようやく分岐まで来ました
2011年11月05日 09:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
11/5 9:55
三ツ合、ようやく分岐まで来ました
通り過ぎて来た大札山
あんなに遠い!
2011年11月05日 10:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 10:13
通り過ぎて来た大札山
あんなに遠い!
あれが目指す高塚山かも?
2011年11月05日 10:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 10:16
あれが目指す高塚山かも?
スズタケの小道
ずっと歩いていたいほど素敵です
2011年11月05日 21:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
11/5 21:05
スズタケの小道
ずっと歩いていたいほど素敵です
蕎麦粒山もあんなに遠く
2011年11月05日 10:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 10:17
蕎麦粒山もあんなに遠く
高塚山の魅力はこんな笹原の美しさ
2011年11月05日 10:19撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 10:19
高塚山の魅力はこんな笹原の美しさ
ひっそりとした山頂
2011年11月05日 10:32撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 10:32
ひっそりとした山頂
二等三角点
2011年11月05日 10:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 10:38
二等三角点
苔むした倒木
山の奥深さを感じます
2011年11月05日 10:51撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 10:51
苔むした倒木
山の奥深さを感じます
崩壊した林道から
こわごわのぞく黄葉の谷間
2011年11月05日 11:46撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 11:46
崩壊した林道から
こわごわのぞく黄葉の谷間
山犬段休憩舎
中は広くてゆったり泊まれそうです
2011年11月05日 12:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
11/5 12:17
山犬段休憩舎
中は広くてゆったり泊まれそうです
撮影機器:

感想

朝焼けの空は美しいのですが天気の崩れる予告です。
秋の初めの大笠山がそうでしたから。
いつまで天気がもってくれるか不安になりますが、前進あるのみ。

大札山の駐車場には全く人の気配なし、一段と心細いスタート。
林道を歩きだすと数台の車が通り過ぎました。
工事関係者の車でしょうか、まだかなり車で林道を行けそうな感じです。
帰りの林道歩きの長さを考えると
山犬段まで車で入れたら…とつい考えてしまいます。

蕎麦粒山登山口から一気に稜線へ向かう道は短いけれども結構な急坂。
尾根を何回も登り降りを繰り返してようやく蕎麦粒山です。
ここまででやっと道半ば、これからの長さを考えると気が重くなります。
次第に雲が周りの山々を覆い始めています。
雨は夕方からとの予報ですが、ひょっとしたら早まるかも。

自然に早足になりますが、そうそうはかどらず
三ツ合分岐に着いた時には既に黒法師の姿も全く見えず
人影もなく、いつになく寂しさを感じる山。
せっかくここまで来たからと歩を進めると
緩やかに笹に覆われた登山道に、気持ちがなごみ、
いつの間にか歩き続けて居たくなりました。

山頂には神様が居て、私を待っていてくれたようです。
雨を降らせないで待っていたよ、よく来たねと…
もちろん幻覚だったのでしょうが、山頂を後にすると
細かな雨が降り始めました。
まるで別れを惜しんでくれているような雨でした。
後ろ髪を引かれる雨でした。

雨具を付ける程の雨にならず、五樽沢コルに到着
急坂を一気に下りて、気がかりな林道に出ました。
大分石が片づけられていて、安心して歩けました。
土曜日というのに、工事の事務所にも、
林道の下の工事現場にも働いている人がいます。


雨足が強くなる頃、山犬段休憩舎に着き
屋根の下で腰をおろしていると
この日初めて、登山者に行き会いました。
房小山へ行く予定で、天気が悪くなったので引き返してきたそうです。
車を工事関係者の了解を得て、休憩舎から10分程の場所に停めてあるとのこと。
大札山駐車場まで、ご好意に甘えて載せていただきました。
新車に汗まみれで恐縮でしたが、本当に有難かったです。
この場を借りてお礼を申し上げます。
ひょっとしたら山の神様の優しい計らいもあったのでしょうか…

予定より二時間も早く下山出来たので、
もう一度、湯ったり川根温泉、嬉しいです。
和風ラーメンはユニークな盛り付け、さっぱり味で美味しかったです。
駐車場では鉄道マニアが三脚を据えて大井川鉄道を狙っていました。

明日は本格的な雨になりそうです。
もう一山と欲張るのは止め、帰ることにしました。

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