西別岳
- GPS
- 04:02
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 544m
- 下り
- 544m
コースタイム
天候 | 晴れ/山頂はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
もう完全に夏山です |
その他周辺情報 | 帰りに養老牛温泉「からまつの湯」 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
ストック
カメラ
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感想
登山ビギナーの友人、一條君の今期初登山です。彼は今、過去の自分を反省して色々と人生のチャレンジ中で、私も微力ながら協力しているところです。今冬、スキーにチャレンジした際、彼のあまりの体力の貧弱さに「夏山登山しよう!」と私が彼を誘いました。
最初は藻琴山をターゲットに計画していたのですが、今日が西別岳の山開きだと知り、ココを選択。山開き行事に参加するのは私も初めてでしたが、観光協会会長のサトケンさんとか商工会の中村君とか、知り合いが多く列席していることに驚きました。彼らは主催者側での参加です。
また山開き行事の中で、観光協会会長のサトケンさん、標茶山岳会代表に続いていつも西別岳登山道を整備して下さっている加藤利助さんが3番目に玉串を奉納していました。お元気そうで安心しました。
行事終了後、彼に「いつもありがとうございます」とお礼を告げました。西別岳手前のリスケ山は、彼の名前から名付けられています。
一條君は一昨年に一度だけ藻琴山に登っていました。その時の彼は10歩歩いては休み、10歩歩いては休みを繰り返し、藻琴山往復に5時間半を要しました。実は私も18年前に厚岸に赴任してきて初めて登山を経験しました。最初に登ったのがこの藻琴山。私も彼と同じようにやたらと休んで藻琴山往復に3時間半を要した過去がありました。翌年に同じく藻琴山に登ってみると、あんなに苦しかった登りが嘘のようにノンストップで山頂に達したことに感動を覚えました。所要時間も半分以下です。
彼もこれから同じような経験を積んでいければいいなぁ・・・と思います。
ただ昨年の一條君は、一昨年の藻琴山がトラウマになっていたようで私が誘っても首を縦に振らなかったのですが。(笑
よく今年は付き合う気になったものです。
さて、山開き行事はガスの中で行われました。
標茶の町や、虹別の街まではよく晴れていたのですが、西別岳が近付くほどに雲が濃くなり、登山口では軽く霧雨が当たるほどに。しかし山開きの神事が行われるうちにだんだんと晴れ間が出てきて、何とか青空の下で登山を開始することが出来ます。私たちの登山開始順は、全参加者の真ん中あたりでした。
ところが、がまん坂を登り切ると、再び視界はガスの中。ビギナーの一條君にペースを合わせてゆっくり登ったこともあり、私たちはがまん坂でほとんどの参加者に先を譲ることになります。中には、子供を肩車したお母さんも参加しており、私たちは彼女にもぶっ千切られます。
リスケ山から先は登り勾配が一気に少なくなり、楽になります。がまん坂で私のトレッキングポールを借りた一條君も、ポールを使わずに歩き始めます。稜線は強風でした。気温も低く、寒い!ガスの中なので視界もありません。真っ白な中、黙々と山頂を目指します。ミネズオウやエゾツツジが咲いていましたが、西別岳の花々はまだまだこれからです。もう半月もすればもっと色鮮やかな山になるのですが・・・
そして西別岳登頂。一條君が感極まって歓声を上げます。「やった〜!西別岳初登頂!」一條君は山頂で休んでいた方々の祝福を浴びることとなります。嬉しそうな一條君。
そして昼食を摂って下山開始です。
あんなに真っ白だった周囲の空気が、リスケ山を越えると透明に変わります。素晴らしい景色です。
がまん坂に至れば、空は真っ青になります。しかし山頂を振り返るとやはり真っ白です。今日はとうとう摩周湖は見えませんでした。
下山後、養老牛温泉「からまつの湯」に寄りました。
今日の「からまつの湯」は非常にぬるく、ちょっとイマイチでしたが、湯から上がろうとすると「ヌシ」が顔を見せます。
https://youtu.be/v5RFvme19Ic
一條君にはどれも特別な体験だったようで、とても満足していました。
さて、帰宅後はBBQです!
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