頭殿山(山形県白鷹町)

2011年11月05日(土) [日帰り]

• GPS: 03:37
• 距離: 5.8km
• 登り: 516m
• 下り: 515m

コースタイム

・登山口 7:45 → 鳥取場 7:54 → 尖山 8:02〜8:07 → 鳥取場 8:15 → 旧朝日鉱泉分岐 8:42 → 9:32 山頂(登り 1時間47分)
・山頂 10:05 → 鳥取場 11:09 → 11:22 登山口(下り 1時間17分)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山形県白鷹町黒鴨 → 黒鴨林道 → 登山口

コース状況／危険箇所等

(1)黒鴨林道は標識の無い分岐が多く、事前に十分な予習が必要です。(上部で標識が現れます。)
(2)林道はダートの悪路ですが、上部で林道敷設作業が行われているため、何とか登山口まで通行出来ました。
(3)林道終点が登山口で、5台程度の駐車スペースがあります。登山ポストは有りません。
(4)コースの踏み跡は山頂までしっかり付いています。危険箇所は有りません。
(5)水場は見当たりませんでした。

写真

山容遠望
山形鉄道「鮎貝駅」付近からの眺め。

山ノ神
林道に入り最初に出会った山ノ神の石塔。

標識
林道中盤から現れる分岐標識。本来なら前半に欲しいところ。

登山口
難儀な運転をしてようやく林道終点の登山口に到着。標高は808M(GPS)。白い標柱脇から樹林に入る。

唐松林
登山口から最初は美しい唐松林が続く。

鳥取場
スタートして10分程で主稜線上の分岐に着く。右折*して「尖山」に向かう。(*黒鴨方面から登って来た。)

尖山
900.9Mの山頂は360°の展望。山頂から目指す頭殿山を望む。

ブナ帯
尖山から鳥取場に戻った後、杉植林帯を抜けると落葉のブナ帯に入る。新緑、紅葉もさぞ美しいことだろう。

紅葉
落葉したブナ帯で鮮やかなカエデの紅葉が残る。

朝日鉱泉分岐
標高918M(GPS)付近で右下(北側)から朝日鉱泉からの旧道が合流する。朝日鉱泉への事前照会では廃道化しているらしい。

絶壁
標高950M 付近で南面の絶壁が見えてくる。

山頂
遂に山頂(標高1,203.0M)到着。ここも360°の素晴らしい展望だ。(看板奥のピークは大朝日岳)

大・小朝日岳
3日前の「徳網山」が朝日連峰の南のビューポイントなら、ここは東のビューポイントだ。(右小朝日、左大朝日)

雲海
東方の麓は依然雲海の下、雲上には吾妻連峰が延びる。今日は午後から天気下り坂、早々に下山としよう。

ナナカマド
標高950M付近のナナカマド。ここで登山3日目にして初めて米沢市からの男性単独行とクロス。林層や急登、そしてワイドな山頂展望、頭殿山感動をありがとう。

感想

tonkara

(1)東北紅葉山旅2回目の最後は長井葉山(1,237)の北隣りに鎮座する頭殿山。(分県ガイド18番)
(2)事前情報から登山口迄のアクセスに不安があったが、何とか林道終点まで通行出来ました。
(3)中高山ながら、入山者も少なく素晴らしい展望の素敵な山でした。
(4)山頂裏の愛染峠付近にも林道が延びており、長井葉山との縦走も楽しめそうです。
(5)今年の東北山旅は原発事故以来秋田、山形に集中しましたが、楽しく満足な1年でした。