瑞牆山 みずかき山自然公園〜不動滝〜富士見平小屋周回ルート

2018年06月02日(土) [日帰り]

• GPS: 03:55
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,149m
• 下り: 1,130m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:47
• 休憩: 1:06
• 合計: 4:53

8:55 スタート地点
9:12 9:12 小川山林道芝生広場分岐
9:17 9:17 小川山林道終点
10:00 10:01 不動滝
10:59 11:00 弘法岩黒森分岐
11:03 11:09 瑞牆山
11:13 11:16 弘法岩黒森分岐
11:17 11:19 瑞牆山
11:23 12:13 大ヤスリ岩
12:39 12:39 桃太郎岩
12:45 12:45 小川山・瑞牆山分岐
12:56 12:59 富士見平小屋
13:01 13:01 富士見平湧水
13:48 みずがき山自然公園

どうしても混雑時は慣れた分早めです。あまり参考にしないでください。せっかく山趣を手軽に楽しめる山ですから、怪我のないようパーティーなり自分の状態に合わせたペースで楽しんでください。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

途中までバスがあるようですが、基本的には車なりバイクなりのアクセスになりますね。中央道須玉IC.が最寄りで、増富温泉方向に向かって行きます。塩川ダムで左方向に向かうとまっすぐは信州峠ですが、瑞牆山方向への道標があります。林道にも丁寧に道標がありますから参考にしてみてください。この手の山に向かう道としては、カーブが多いのは仕方ないですが、かなり道幅もあり快適なドライブも楽しめます。
駐車スペースは、混雑時少々苦労しますね。みずかき山自然公園の駐車場は大変広々としていますが、様々なユーザーがいますので、これからの季節は週末はたいがい満杯です。林道沿いにいくつか駐車スペースがありますから、公園が満車ならそちらも回ってみることお勧めします。

コース状況／危険箇所等

この周辺の山の中でも季節によっては人気があり過ぎて(通常、先行者の後ろを行けば迷わないくらい...)道は踏み跡がしっかりしていますし、道幅も広い箇所が多いですし、本来なら通常の登山レベルの注意で問題なしかと思いますが、一応注意点です。
瑞牆山は花崗岩の塊なので、見た目通り岩ゴロゴロです。当然、鎖場やらロープ場は頻繁にあらわれます。山容どおり山頂にかけて急登と急降下ですからペース配分など山行計画時点で配慮あった方が楽しめますよ。
富士見平小屋〜瑞牆山山頂は登りに使うにしろ下りに使うにしろ、山頂近くがいきなり急です。体力温存のためにはルーファイがものをいう箇所なので、よく視野内を確認して慌てず歩を進めてみてください。
ちなみに、みずかき山自然公園周辺は遊歩道がたくさんあってどれを使うか迷いますが、結局はどれもカラマツ植林の中の道でつながっています。方向感覚さえ保っていられれば大概スタート地点には戻れるかと思います。

その他周辺情報

コンビニなどはIC.近くにしかありません。
トイレですが、公園にもありますし、それぞれ山小屋にもありますよ。山小屋でのトイレ使用の場合は。一般的なルールですが100円必要ですよ。
帰りに寄ってもいいかもしれないスポットとして、増富温泉がダムまで下って左折方向にあります。

写真

6/2 8:56

みずかき山自然公園スタート時点では快晴でした。モチベが上がるのでこんな空に迎えられたいですね。

5/27 10:40

レンゲツツジ

6/2 9:04

公園内の遊歩道が縦横にありますが、わかりやすいマップもあります。

6/2 9:10

道端のクリンソウです。自生地としてはちょっと趣に欠けますが、それでも蹴飛ばされないのは皆さんの配慮のおかげでしょうか。

6/2 9:33

大概、岩場はクライマーさんで埋まってます。

6/2 9:43

しばらく行くとこんな感じの丸太橋で川を渡りますよ。

6/2 9:55

コミネカエデの花。紅葉は綺麗で人気がありますが、花は目立ちませんね。

6/2 9:57

キソチドリは蕾でした。

6/2 9:59

不動滝
陽の当たり方によっては反射光で森の中まで明るくなり、秘境感たっぷりですが、今日は週末ということもあって、とてもにぎやかでした。

6/2 10:00

不動滝の横顔。それにしてもでかい岩です。

6/2 10:02

アズマシャクナゲがこの辺りまで来ると花を残しています。

6/2 10:11

イワセントウソウ
周辺にはバイカオウレンやイチヨウランやタケシマランなど見られます。

6/2 10:16

この辺りからロープ場や鎖場がちょくちょく出てきます。

6/2 10:17

ししくい坂とありますが、この辺りまで来るとほぼ全て急登です。

6/2 10:18

急坂を超えてアズマシャクナゲが迎えてくれます。

6/2 10:47

山頂近くになると、細いシラビソ林が続きます。

6/2 11:05

狭い山頂なので、大勢の人でとてつもなくごった返しています。人の合間を縫って、金峰山方向を見て見ました。

5/27 12:08

山頂近くに人知れず、ミヤマハンショウヅルもいます。

6/2 11:14

この辺りが弘法岩黒森分岐です。

6/2 11:20

大ヤスリ岩を直下から眺めて見ました。

6/2 11:30

ベニバナヒメイワカガミ、もう時期終わりかな。
案外、見られる山は限られています。

6/2 12:56

瑞牆山を一気に下って、桃太郎岩もスルーして、富士見平小屋です。ぱっと見でテント30張くらいあったかな。

6/2 13:20

シャクナゲの尾根を下りながら見つけた、クモキリソウ属ですが開花しないとわからないな。ジガバチソウかな。

6/2 13:24

ハナヒリノキ
「くしゃみの木」の意味ですが、匂いを嗅いでくしゃみが出たことはありません。

6/2 13:27

ほぼ、眺望にかける尾根道ですが、カラマツ植林から見た瑞牆山方向です。

6/2 13:32

ここは自生地らしい環境にあるクリンソウでした。まだこれから花が楽しめます。

6/2 13:34

よく整備された遊歩道ですが、川を渡る際、ここだけはかなり朽ちた橋です。

6/2 13:37

これも朽ちた階段。

6/2 13:48

芝生広場から振り返ると雲が濃くなってきていました。

撮影機器：

iPhone 8 Plus 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 カメラ

備考

岩場なのでグローブがあると快適ですよ。トレッキングポールはよく折っている方をお見受けしますので、収納が楽なものがオススメです。

感想

coche-guevara

珍しく、人に誘われての山行でした。ソロではすいている時に登る山なのですが、アズマシャクナゲも見れるしまぁいっかとついてきました。案の定で山頂など落ち着くスペースに事欠くくらいでしたが、大ヤスリ岩など山頂以外のスポットで落ち着くこともできました。
花としては、アズマシャクナゲは下の方では終わりですが、山頂近くで満開です。キバナノコマノツメやベニバナヒメイワカガミなどもいい感じでした。ただ、ここのところやはり亜高山帯のランがかなり減少しているのが気がかりです。途中、イチヨウランを囲んでいるパーティーもいましたが、こうしてみんなで楽しみたいものです。