倉戸山〜榧ノ木山〜六ツ石山〜奥多摩駅


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,133m
- 下り
- 1,340m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
地図を見て榧ノ木尾根という名前が目についたので、カヤノキあるのかな?と思って見に行ってみた。
奥多摩駅から倉戸口バス停で下車。
小河内荘方面へ歩き、しばらくそのまま道なりに進む。
道を折り返すように坂を登ったすぐ右手に手書きの看板があるのでわかりやすい。
登山道に入ってすぐ左手に温泉神社という小さな神社がある。鳥居は新しい感じだが、なんだか名称的にご利益があるのかはよくわからない。
天気はよく、多少雲があるが陽があたると暑いくらい。
人の手も入っている広葉樹主体の森は明るくて気持ち良い。
しかし最近は運動不足気味か、上りがきつく感じる。足腰の筋トレや、持久力つけるのに走ったりしようかと考える
が、山を下りるとだいたい忘れる。
相変わらず、この木はなんだろう?と思うとガイドを開いて調べたりしてるので、全然進まない。
高いところの葉は見えないので、やっぱり単眼鏡か双眼鏡がほしい。中古で探してるが、なかなかピンとくるものがない。
見分けられる樹種も少なく、一回の山歩きで2つくらい覚えられればな〜という気分でやっている。
少ないながら、名前のわかる木や鳥が増えるに連れて、森への親しみが増すように感じる。
倉戸山の山頂は広場のようになっていた。大きく育った木が多かったが、中央に鎮座していた木は割と最近切られたようで、太い丸太が転がしてあった。
また空いたギャップに新しい木が育っていくのだろう。
そういえば倉戸山山頂手前辺りから、エゾハルゼミの大合唱が鳴り響くようになってきた。
なんとなく切ない音だが、量が量だけにうるさい。不思議と鳴り止む瞬間もある。
山頂では木に残された抜け殻も確認できた。
立ち止まると虫が寄ってくるので、ブラックサンダーをかじりながら先へ進む。
榧ノ木尾根を進むと、若い広葉樹林があったり、カラマツ林になっていたりと面白い。カラマツの辺りには20〜30cmの大きな葉をつけた植物が生えていた。帰ってから調べるとマルバダケフキという蕗の一種のようだ。鹿も食べないようなので、増えているのかもしれない。
シンナシノ頭の少し手前あたりから、ブナやダケカンバも見られるようになる。立派な巨樹も多く、見ごたえがある。
榧ノ木山の山頂を超えてすぐの辺りで昼飯にする。ハンモックをベンチ代わりに、カレーを作って食べたがコバエがよってきて参った。
ハッカスプレーを忘れてしまって、対処の仕様もなかった。
そんなわけでのんびりせずにさっさと撤収をはじめたが、そんな時に鹿の親子が少し先を走り抜けていった。まだ小さい子鹿だったので5月に生まれた子供かもしれない。かわいい。
ここからは石尾根にでて東側へ向かい、奥多摩駅まで歩く。
もう大したアップダウンもなく気楽だが、気楽すぎて眠くなる。
所々で花が咲いていた。サワフタギ、ヤマボウシはよくわからず、家に帰ってから調べた。写真撮っておいてよかった。
あとはヤマツツジがまだ見れるとは思わなかったな。
後は地図で気になっていた、三ノ木戸山(サヌキドヤマ)をチェック。
基本ルートは山頂を巻いてしまうので、右手の道にはいる。
草地に明瞭な踏み跡があり、そこをたどっていくと左手に粗末な東屋のようなものがある。中に三ノ木戸山の山頂標識があった。東京350はちょこちょこ見かけるが、正体はわからない…。
山頂近辺はなだらかで、小屋後のようなものや、フェンスの残骸のようなものが散乱していた。木々の保護用だったのかな、と思ったがよくわからない。
ここからはほぼ植林地帯をダラダラ下るだけなので書く気もなければ記憶もない。
気がついたら3時前に奥多摩駅についていた。下りてくると暑く、駅の2階でソフトクリームを食べて帰った。
ところで榧ノ木尾根は道迷いが多い尾根だそうで、下山で使う人は特に注意が必要。広い尾根が多いのでわからなくなるのかもしれない。
あとは熊の痕跡が多いらしいが、僕はちょっと見つけられなかった。ミズナラやブナが多いので、そりゃ熊もいるだろうとは思う。
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