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Yamareco

記録ID: 1489373
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

大西山

2018年06月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:57
距離
11.3km
登り
1,072m
下り
1,078m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:52
休憩
0:05
合計
5:57
4:22
209
スタート地点
7:51
7:56
143
10:19
ゴール地点
大西公園0423―0448大西山登山口・標識「大西山へ5.0km」―0503標識「大西山へ4.5km」―0521標識「大西山へ4.0km」―0543標識「大西山へ3.5km」―0559標識「大西山へ3.0km」―0618標識「大西山へ2.5km」―0635標識「大西山へ2.0km」―0655標識「大西山へ1.5km」―0709唐松峠・標識「大西山へ1.0km」0719―0724前大西山―0726伐採地(中央アルプス展望あり)0730―0737標識「大西山へ0.5km」―0744ニセ山頂・標識「ここは大西山ではありません」―0750大西山(⇔南峰・大木あり)0757―0806ニセ山頂・標識「ここは大西山ではありません」―0812標識「大西山へ0.5km」―0817伐採地(中央アルプス展望あり)0832―0835前大西山―0838唐松峠・標識「大西山へ1.0km」―0848標識「大西山へ1.5km」―0903標識「大西山へ2.0km」―0912標識「大西山へ2.5km」―0921標識「大西山へ3.0km」―0931標識「大西山へ3.5km」―0947標識「大西山へ4.5km」―0955大西山登山口・標識「大西山へ5.0km」―1018大西公園
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
かつては大鹿村と豊丘村を結ぶ古道「中道街道」だったそうですが、道形も広くはなく、やや落ちぶれた登山道といった印象です。また、樹林帯で枯れ葉が溜まっているため、ところどころ踏み跡が分かりにくくなっています。特に大西山の山頂付近(ニセ山頂〜山頂の区間)はなだらかな地形でどこでも歩けてしまうため、下山時には道迷いに注意が必要と感じました。
今回は、大鹿村大河原(小渋川に青木川が合流するところ)エリアにある大西公園の広い駐車場をベースにした往復登山です。涼しいうちが良いので4時半前に出立。大西公園からは小渋川の上流に赤石岳が鎮座しているのが見えます。
2018年06月03日 04:27撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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6/3 4:27
今回は、大鹿村大河原(小渋川に青木川が合流するところ)エリアにある大西公園の広い駐車場をベースにした往復登山です。涼しいうちが良いので4時半前に出立。大西公園からは小渋川の上流に赤石岳が鎮座しているのが見えます。
北側を振り返ったところ。流れているのは青木川で間もなく小渋川に合流する(合流したところの左岸に大西公園)。左奥は大萱山の支稜上のピーク。
2018年06月03日 04:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 4:33
北側を振り返ったところ。流れているのは青木川で間もなく小渋川に合流する(合流したところの左岸に大西公園)。左奥は大萱山の支稜上のピーク。
2018年06月03日 04:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 4:36
2018年06月03日 04:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 4:36
登山口が近づいてきました。
2018年06月03日 04:41撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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登山口が近づいてきました。
だそうですが、こんな標高差を上り下りして物資を流通させていたとは驚きですね。きっと、豊丘村から大鹿村への嫁入りには相当な覚悟が必要かと…
2018年06月03日 04:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 4:44
だそうですが、こんな標高差を上り下りして物資を流通させていたとは驚きですね。きっと、豊丘村から大鹿村への嫁入りには相当な覚悟が必要かと…
登山口につきました。
2018年06月03日 04:47撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 4:47
登山口につきました。
5.0kmから0.5km刻みでこの標識が整備されています。
2018年06月03日 04:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 4:48
5.0kmから0.5km刻みでこの標識が整備されています。
2018年06月03日 04:50撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 4:50
このビニールハウスの脇を通ったのですが、猛獣対策なのかどうかは知りませんがラジオを大音量で鳴らしていました。
2018年06月03日 04:52撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 4:52
このビニールハウスの脇を通ったのですが、猛獣対策なのかどうかは知りませんがラジオを大音量で鳴らしていました。
2018年06月03日 05:03撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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2018年06月03日 05:21撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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2018年06月03日 05:43撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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2018年06月03日 05:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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2018年06月03日 05:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ときどき尾根に乗りますが、多くはトラバースを繰り返すような九十九折になっています。古道ならではの道の選び方ですね。
2018年06月03日 06:03撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 6:03
ときどき尾根に乗りますが、多くはトラバースを繰り返すような九十九折になっています。古道ならではの道の選び方ですね。
2018年06月03日 06:11撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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2018年06月03日 06:18撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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2018年06月03日 06:35撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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2018年06月03日 06:46撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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2018年06月03日 06:47撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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2018年06月03日 06:55撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ここで主稜に乗りました。峠状になっています。
2018年06月03日 07:09撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ここで主稜に乗りました。峠状になっています。
特に道標のようなものはありませんでしたが、おそらくここが唐松峠かと思います。
2018年06月03日 07:19撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 7:19
特に道標のようなものはありませんでしたが、おそらくここが唐松峠かと思います。
宮坂七郎さんの手書き地図によれば、ここが前大西山。
2018年06月03日 07:24撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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宮坂七郎さんの手書き地図によれば、ここが前大西山。
伐採地があって、このウィンドウから中央アルプスの展望が得られました。(その1)南駒ヶ岳〜空木岳。
2018年06月03日 07:27撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 7:27
伐採地があって、このウィンドウから中央アルプスの展望が得られました。(その1)南駒ヶ岳〜空木岳。
(その2)宝剣岳〜木曽駒ヶ岳。
2018年06月03日 07:28撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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(その2)宝剣岳〜木曽駒ヶ岳。
2018年06月03日 07:37撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ニセピーク。
2018年06月03日 07:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ニセピーク。
ニセピークからの限られた展望。小河内岳かなぁ?
2018年06月03日 07:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 7:44
ニセピークからの限られた展望。小河内岳かなぁ?
大西山に到着しました。
2018年06月03日 07:50撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 7:50
大西山に到着しました。
三角点。
2018年06月03日 07:51撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 7:51
三角点。
もう少し先まで足を延ばしてみましたが、大木が現れただけで、展望は全く期待できません。
2018年06月03日 07:53撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 7:53
もう少し先まで足を延ばしてみましたが、大木が現れただけで、展望は全く期待できません。
そこで、山頂に引き返しました。
2018年06月03日 07:56撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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そこで、山頂に引き返しました。
山頂には、平成20年度大鹿小学校5・6年生の登山記念銘板が掲げられていました。17名、H20.10.3とのこと。これらを確認したら、山頂ではザックを下すこともなく…下山することに。
2018年06月03日 07:57撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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山頂には、平成20年度大鹿小学校5・6年生の登山記念銘板が掲げられていました。17名、H20.10.3とのこと。これらを確認したら、山頂ではザックを下すこともなく…下山することに。
この付近は緩やかな地形がちょっと複雑で、迷い込みそうなところがそこかしこに。
2018年06月03日 07:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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この付近は緩やかな地形がちょっと複雑で、迷い込みそうなところがそこかしこに。
伐採地に戻って食事にしました。
2018年06月03日 08:23撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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伐採地に戻って食事にしました。
中央アルプスの展望でお茶を濁します。
2018年06月03日 08:26撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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中央アルプスの展望でお茶を濁します。
どうしてここだけ伐採されているのだろう?? まさか、中央アルプスの展望のため?
2018年06月03日 08:32撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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どうしてここだけ伐採されているのだろう?? まさか、中央アルプスの展望のため?
下山途中、樹々の隙間から集落が見えましたが、かなりの高度差。
2018年06月03日 08:50撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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下山途中、樹々の隙間から集落が見えましたが、かなりの高度差。
そして、南アルプスがなんとか見える場所を通過。(その1)烏帽子岳〜小河内岳
2018年06月03日 08:51撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 8:51
そして、南アルプスがなんとか見える場所を通過。(その1)烏帽子岳〜小河内岳
(その2)小日影山・板屋岳〜悪沢岳(荒川東岳)〜荒川中岳・前岳。
2018年06月03日 08:51撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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(その2)小日影山・板屋岳〜悪沢岳(荒川東岳)〜荒川中岳・前岳。
(その3)悪沢岳(荒川東岳)〜荒川中岳・前岳をズームアップ。
2018年06月03日 08:52撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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(その3)悪沢岳(荒川東岳)〜荒川中岳・前岳をズームアップ。
(その4)悪沢岳(荒川東岳)〜荒川中岳・前岳〜小赤石岳・赤石岳。
2018年06月03日 08:53撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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(その4)悪沢岳(荒川東岳)〜荒川中岳・前岳〜小赤石岳・赤石岳。
(その5)奥に、北岳〜間ノ岳〜西農鳥岳。1つ手前は、入山〜樺山。
2018年06月03日 08:55撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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(その5)奥に、北岳〜間ノ岳〜西農鳥岳。1つ手前は、入山〜樺山。
(その6)小河内岳〜小日影山・板屋岳〜悪沢岳(荒川東岳)〜荒川中岳・前岳〜小赤石岳・赤石岳。
2018年06月03日 08:56撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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(その6)小河内岳〜小日影山・板屋岳〜悪沢岳(荒川東岳)〜荒川中岳・前岳〜小赤石岳・赤石岳。
ビニールハウスまで降りてきました。中ではいちごを栽培しているのかな?
2018年06月03日 09:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/3 9:54
ビニールハウスまで降りてきました。中ではいちごを栽培しているのかな?
大西公園が見えてきました。
2018年06月03日 10:07撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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大西公園が見えてきました。
崩落地。
2018年06月03日 10:10撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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崩落地。
大西公園からの赤石岳。
2018年06月03日 10:13撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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大西公園からの赤石岳。
崩落地跡。
2018年06月03日 10:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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崩落地跡。
「三六災害(昭和36年=1961年)」。ということで、敢えてこのままで保存しているのですね。
2018年06月03日 10:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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「三六災害(昭和36年=1961年)」。ということで、敢えてこのままで保存しているのですね。
噴水公園。
2018年06月03日 10:15撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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噴水公園。
大西観音。
2018年06月03日 10:16撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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大西観音。
「三六災害」から30周年のタイミングで大西観音が建立されたとあります。
2018年06月03日 10:16撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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「三六災害」から30周年のタイミングで大西観音が建立されたとあります。
公園のきれいなトイレの中には、桜の季節のときの写真が飾られていました。
2018年06月02日 13:53撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
6/2 13:53
公園のきれいなトイレの中には、桜の季節のときの写真が飾られていました。
撮影機器:

感想

 二児山に登った翌日は、同じく大鹿村にある大西山に登ってみました。標高は1,741mなので、二児山の登山口と同じ高さ。そこに標高720mの大河原からほぼ1,000mの標高差を登ろうというもの。

 大西山を最初に知ったのは、愛読書「静かなる山」(茗渓堂、1978年7月)で川崎精雄氏による山紀行文を読んだときのこと。それ以来、ずっと宿題リストに入りっぱなしでした。

 信州の山々の手書き絵地図で知られた宮坂七郎氏の「信州の山 中信・南信221山」(信毎書籍出版センター、2013年8月、別に「信州の山 北信・東信209山」あり)を最近手にしたところ、大西山も収録されていたのに触発されたこともあり、大鹿村まではるばる(自宅から250kmほど)来たついでに歩いてみました。

 なかなか渋い山で、こんな山に来る人はほとんどいないだろうな、と思いつつ下山してくると、登山口から1km未満のところで山ガール(元)お二人が登ってくるのにすれ違いました。登山口には名古屋ナンバーの車があったので、名古屋にも酔狂な方がいらっしゃるのだなと思った次第です。

 帰宅してから久方ぶりに「静かなる山」の「大西山」を読み直してみましたが、当時は山頂から中央アルプスも南アルプスも大展望が得られたとのこと。昭和50年の正月の紀行だったので、43年半の時を経て、樹木が立派に成長したということでしょう。

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