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Yamareco

記録ID: 1491729
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

Гブラタモリ、糸魚川ジオパークに来ないかなあ。」新潟県糸魚川市

2018年05月05日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
41.5km
登り
882m
下り
879m
天候
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自動車なら北陸自動車道の糸魚川ICから、新幹線なら北陸新幹線で糸魚川まで、東京から乗り換えなしで来れる。
コース状況/
危険箇所等
新潟県の西端、糸魚川市全域に指定されている「世界ジオパーク」、「そもそも世界ジオパークって何?」とお思いの方も多いだろう。
直訳すれば「ユネスコ支援の大地の公園」だが、平たく言えば「世界遺産の地学版」というところだろう。
「世界」を冠するのは本州では、ここ糸魚川が最初である。
その他に日本独自の「日本ジオパーク」というのが国内各所にある様だ。
糸魚川のГ世界ジオパーク」は、かつて授業で習った日本を二分する活断層「フオッサマグナ」、北アルプスが日本海に落ち込む北陸道の難所「親不知」、白馬岳からその親不知まで続く標高約3000mから海抜0mへの縦貫登山道「栂海新道」、古代に勾玉に使われた「ひすいの産地」、クライミング界では有名な「明星山の大岩壁」、日本百名山を定めた深田久弥が恋い焦がれた「雨飾山」、絶壁のテーブルマウンテンに囲まれたГ海谷渓谷」、今、正に煙を吐く活火山「新潟焼山」、縦穴鍾乳洞の深さ日本1位から4位まで総ナメの石灰石が作り出した神秘「マイコミ平」等、地学に関する名所のオンパレードだ。
インターネットでも情報収集でき、糸魚川駅にГジオステーション ジオパル」という案内所もあるので、情報収集をして好きなところをチョイスするとよいだろう。
その他周辺情報 「明星山の大岩壁」「マイコミ平」Г海谷渓谷」「親不知」Г栂海新道」については、筆者の過去の記録を参考にしてほしい。
市街地の南の高台にある「美山公園」からの南側の景色
眼下は姫川
奥は北アルプスの白馬岳、小蓮華山
2018年05月05日 11:13撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 11:13
市街地の南の高台にある「美山公園」からの南側の景色
眼下は姫川
奥は北アルプスの白馬岳、小蓮華山
同上
中央の台形の山が、クライミングの聖地Г明星山」
2018年05月05日 11:15撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 11:15
同上
中央の台形の山が、クライミングの聖地Г明星山」
姫川を挟んで東側、頸城(くびき)山塊
右奥の白い山は百名山の「雨飾山」
その左隣がテーブルマウンテンのГ頸城駒ヶ岳」
その左隣の切れ目が、大渓谷のГ海谷渓谷」
中央の白い山は金山(かなやま)と、活火山のГ新潟焼山」
2018年05月05日 11:14撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 11:14
姫川を挟んで東側、頸城(くびき)山塊
右奥の白い山は百名山の「雨飾山」
その左隣がテーブルマウンテンのГ頸城駒ヶ岳」
その左隣の切れ目が、大渓谷のГ海谷渓谷」
中央の白い山は金山(かなやま)と、活火山のГ新潟焼山」
美山公園の一角にある、Г国史跡の長者ヶ原遺跡」
古代のヒスイの勾玉の一大生産拠点だそうだ。
2018年05月05日 11:55撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 11:55
美山公園の一角にある、Г国史跡の長者ヶ原遺跡」
古代のヒスイの勾玉の一大生産拠点だそうだ。
これでも、まだ全体の数パーセントしか発掘していないとか。
とんだけ広いんだ。
2018年05月05日 12:01撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 12:01
これでも、まだ全体の数パーセントしか発掘していないとか。
とんだけ広いんだ。
住居の跡
2018年05月05日 12:01撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 12:01
住居の跡
復元された竪穴式住居
2018年05月05日 11:49撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 11:49
復元された竪穴式住居
中に入れます。
2018年05月05日 11:51撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 11:51
中に入れます。
その直ぐ近くにある「フォッサマグナミュージアム」
石や地学満載の施設ですが子供でも楽しめます。
2018年05月05日 14:46撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:46
その直ぐ近くにある「フォッサマグナミュージアム」
石や地学満載の施設ですが子供でも楽しめます。
なんと、“撮影可能”なのです。
驚き!
2018年05月05日 14:13撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:13
なんと、“撮影可能”なのです。
驚き!
早速、ヒスイの原石です。
2018年05月05日 13:48撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 13:48
早速、ヒスイの原石です。
色んな石の見本です。
クライミングは石によってフリクションがまるで違うので、石の種類を知っておくのは重要。勉強になります。
2018年05月05日 13:52撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 13:52
色んな石の見本です。
クライミングは石によってフリクションがまるで違うので、石の種類を知っておくのは重要。勉強になります。
火山ってこんなにあるの
!中部地方って火山だらけじゃん。
2018年05月05日 13:59撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 13:59
火山ってこんなにあるの
!中部地方って火山だらけじゃん。
筆者の記録にもある「マイコミ平」
深さ1位から4位までの鍾乳洞がーヶ所で総なめ
2018年05月05日 14:02撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:02
筆者の記録にもある「マイコミ平」
深さ1位から4位までの鍾乳洞がーヶ所で総なめ
中はこんな感じなのか。
2018年05月05日 14:02撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:02
中はこんな感じなのか。
いよいよ真打ちの化石です。
これ全部化石か!
2018年05月05日 14:07撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:07
いよいよ真打ちの化石です。
これ全部化石か!
七色に輝く巨大貝の化石
2018年05月05日 14:07撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:07
七色に輝く巨大貝の化石
これ、アンモナイトか。
デ力い!
2018年05月05日 14:21撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:21
これ、アンモナイトか。
デ力い!
こちらは「原石」のコーナー
まるで宝石箱の様ですが、あくまで「石」です。
これは、全てГ石英」
2018年05月05日 14:27撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:27
こちらは「原石」のコーナー
まるで宝石箱の様ですが、あくまで「石」です。
これは、全てГ石英」
こちらもГ石英」
ダイヤじゃないよ。
2018年05月05日 14:10撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:10
こちらもГ石英」
ダイヤじゃないよ。
こちらは「黄鉄鉱」
Г金」ではありません。
2018年05月05日 14:08撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:08
こちらは「黄鉄鉱」
Г金」ではありません。
こちらも同じくГ黄鉄鉱」
だから、「金」じゃないってば。
2018年05月05日 14:09撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 14:09
こちらも同じくГ黄鉄鉱」
だから、「金」じゃないってば。
どれが本物ってコーナー
実は…
Г全て作り物」です。
2018年05月05日 14:36撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:36
どれが本物ってコーナー
実は…
Г全て作り物」です。
通路にある糸魚川の山を紹介するパネル
新潟県最高峰の「小蓮華山」
クライミングの聖地Г明星山」
2018年05月05日 14:11撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 14:11
通路にある糸魚川の山を紹介するパネル
新潟県最高峰の「小蓮華山」
クライミングの聖地Г明星山」
マイコミ平のある石灰の山Г黒姫山」
後で近くまで行く、塩の道の峠沿いにあるГ戸倉山」
2018年05月05日 14:12撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:12
マイコミ平のある石灰の山Г黒姫山」
後で近くまで行く、塩の道の峠沿いにあるГ戸倉山」
百名山の「雨飾山」
テーブルマウンテンの頸城飾(くびき)駒ヶ岳」
2018年05月05日 14:12撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:12
百名山の「雨飾山」
テーブルマウンテンの頸城飾(くびき)駒ヶ岳」
活火山のГ新潟焼山」
結構険しい「権現山」
2018年05月05日 14:12撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:12
活火山のГ新潟焼山」
結構険しい「権現山」
権現山の隣「鉾(ほこ)ヶ岳」
2018年05月05日 14:12撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 14:12
権現山の隣「鉾(ほこ)ヶ岳」
フォッサマグナミュージアムから移動します。
途中、正面に白馬岳方面が望めます。
2018年05月05日 15:33撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 15:33
フォッサマグナミュージアムから移動します。
途中、正面に白馬岳方面が望めます。
雨飾山が見えてきました。
「雨飾山が湖面に映る」というГ雨飾山麓しろ池」の森に向かいます。
2018年05月05日 15:37撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 15:37
雨飾山が見えてきました。
「雨飾山が湖面に映る」というГ雨飾山麓しろ池」の森に向かいます。
百名山の「雨飾山」
2018年05月05日 15:37撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 15:37
百名山の「雨飾山」
その左隣、テーブルマウンテンの頸城(くびき)駒ヶ岳
2018年05月05日 15:37撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 15:37
その左隣、テーブルマウンテンの頸城(くびき)駒ヶ岳
そのさらに左隣、海谷渓谷の大岩壁のある千丈岳です。
頸城駒ヶ岳と千丈岳の間の大渓谷が「海谷渓谷」です。
2018年05月05日 15:37撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 15:37
そのさらに左隣、海谷渓谷の大岩壁のある千丈岳です。
頸城駒ヶ岳と千丈岳の間の大渓谷が「海谷渓谷」です。
標高が上り、雨飾山が隣に見えてきました。
2018年05月05日 15:55撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 15:55
標高が上り、雨飾山が隣に見えてきました。
テーブルマウンテンの頸城(くびき)駒ヶ岳の側面です。
実は険峻な三連山です。
2018年05月05日 16:35撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 16:35
テーブルマウンテンの頸城(くびき)駒ヶ岳の側面です。
実は険峻な三連山です。
頸城(くびき)駒ヶ岳
2018年05月05日 16:39撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 16:39
頸城(くびき)駒ヶ岳
その並びの鬼ヶ面と鋸岳
いかにも険しそうな山名です。
2018年05月05日 16:39撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 16:39
その並びの鬼ヶ面と鋸岳
いかにも険しそうな山名です。
その奥の小さく見える山は「新潟焼山」です。
2018年05月05日 16:39撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 16:39
その奥の小さく見える山は「新潟焼山」です。
雨飾山麓しろ池の森の「入口」に着きました。
2018年05月05日 16:29撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 16:29
雨飾山麓しろ池の森の「入口」に着きました。
見事に三連山が背景として映えます。
2018年05月05日 16:25撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 16:25
見事に三連山が背景として映えます。
ここから環境保全のため車は入れません。
2018年05月05日 16:26撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 16:26
ここから環境保全のため車は入れません。
30分程歩きます。
2018年05月05日 16:19撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 16:19
30分程歩きます。
眼下に人里が見えます。
正面奥は日本海です。
2018年05月05日 16:01撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 16:01
眼下に人里が見えます。
正面奥は日本海です。
すぐ、隣はГ塩の道」です。
塩の道とは、かつて糸魚川から信州へ牛で塩を運んだ街道です。
2018年05月05日 16:12撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 16:12
すぐ、隣はГ塩の道」です。
塩の道とは、かつて糸魚川から信州へ牛で塩を運んだ街道です。
先のパネルの戸倉山がすぐ隣です。
2018年05月05日 16:06撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 16:06
先のパネルの戸倉山がすぐ隣です。
綺麗な小川が現れてきたということは、しろ池はもう直ぐか。
2018年05月05日 16:09撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 16:09
綺麗な小川が現れてきたということは、しろ池はもう直ぐか。
しろ池に到着です。
2018年05月05日 16:11撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 16:11
しろ池に到着です。
何と美しい。
2018年05月05日 16:10撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 16:10
何と美しい。
確かに、湖面に雨飾山が映っています。
2018年05月05日 16:12撮影 by  F-02G, FUJITSU
5/5 16:12
確かに、湖面に雨飾山が映っています。
三連山を目に焼き付けて帰ります。
2018年05月05日 16:42撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 16:42
三連山を目に焼き付けて帰ります。
麓にあるГ塩の道温泉」
スキー場のロッジですが、日帰り入浴も可能です。
2018年05月06日 12:03撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/6 12:03
麓にあるГ塩の道温泉」
スキー場のロッジですが、日帰り入浴も可能です。
夕暮れの頸城(くびき)山塊
こちらは水田に映って美しい。
2018年05月05日 18:06撮影 by  F-02G, FUJITSU
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5/5 18:06
夕暮れの頸城(くびき)山塊
こちらは水田に映って美しい。
撮影機器:

感想

昨年に引き続き今年のゴールデンウィークも糸魚川でジオパーク三昧をしてきた。
各所は観光地化されているので、大半は車で行けるところが多く、案内板もしっかりしているので子供連れでも楽しめる。温泉も多いので、お勧めだ。
フォッサマグナミュージアムも堅苦しい博物館ではなく、子供も楽しめるように作られている。
ところで、タモリが他の番組内で何度か糸魚川の話をしたことがあり、「大糸線(糸魚川から松本に通じる風光明媚な鉄道路線)に乗りたいんだよね。」とかなり関心を持っている様子だった。
糸魚川にブラタモリ来ないかなあ。
タモリの大好きな地学と鉄道満載なのに。
市で誘致してないのかな?

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