興津川水系石沢川宝ノ沢 真富士山へ

2018年06月09日(土) [日帰り]

• GPS: 09:22
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,256m
• 下り: 1,199m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:11
• 休憩: 0:42
• 合計: 9:53

7:08 スタート地点
13:40 14:22 真富士山
17:01 ゴール地点

安倍奥東山稜の安部川側は人気の沢も多くあり、記録を見る沢も多いが、興津川側となると沢登りの記録がほとんど見当たらない。そんな興津川水系の謎沢シリーズPart1。

〇駐車地点〜入渓地点
「至真富士山」の標識前に車を駐車。林道を数分歩いていき、
左手側に沢に降りていく道があったのでそこから入渓する。

〇入渓地点〜540m二俣
2つ登れない滝を巻いたが巻きは難しくない。
沢自体も比較的平凡。

〇540m二俣〜920m二俣
巨岩があったり、ゴルジュもどきがあったり、見事な滝があったりと
充実の区間。
640m付近の大滝を一つ巻こうとするとすぐ上流にまた大滝があり、
2,3つの滝を巻いた。巻き途中に謎の目印リボンあり。
720m付近の大滝の巻きでのみロープ使用。

〇920m二俣〜稜線
水はあっけなく枯れた。
もう少し上部に本物の源頭があった！なんてことは無かった。
水が枯れてから稜線まで200m程。

〇真富士山〜(点線登山道)〜駐車地点
995・649m地点を通る尾根での下降も考えたが、点線登山道の状況も気になり
こちらから下山した。
上部は踏み跡明瞭、目印も多数あり迷う恐れは少ない。
下部は傾斜があるのに加え、岩の上に落葉があるなど滑りやすい。滑落注意。
また、所々道がなくなっていたり、沢の中を通ることになる。
下部の状態が悪いことに加え、一応通行止めとなっているで積極的な利用はおススメしない。

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

興津川沿いの県道196号線を北上、「河内の大石」の標識があるのでそれに従って曲がる。河内の大岩を通り過ぎ、すれ違いのできない細い林道を登っていく。車は「至真富士山」の標識近くに1台停められる。1台停められそうなスペースは何箇所かあるが、複数台は厳しいだろう。

コース状況／危険箇所等

下山路の真富士山から河内集落(興津川側)への点線登山道は目印あるものの下部の沢沿いで不明瞭かつ傾斜があり悪い。沢を渡る箇所があるため増水時は使えない。また、硬葉樹の落葉が多くフェルトソールの沢靴だと滑りやすい。

その他周辺情報

清水西里温泉 やませみの湯まで15分。大人700円。入場は18時半まで

写真

6/9 7:14

駐車地点

6/9 7:17

入渓地点付近

6/9 7:21

初っ端からいい感じです

6/9 7:22

6/9 7:32

左岸側に山葵田

6/9 7:36

林道の下を抜けました。帰りはこの林道で帰ってきました

6/9 7:43

久しぶりの沢シャワー

6/9 7:47

6/9 7:47

6/9 7:48

大滝以外の滝はほとんど水線沿いに突破できます

6/9 7:50

6/9 8:01

一つ目の高い滝。左岸から巻き

6/9 8:46

癒される滝

6/9 8:41

登ります。岩は硬く脆い感じはしなかったのですが、下部で足元の岩が割れ1.5m程落ちました。慎重に

6/9 8:52

6/9 8:56

右岸に崩壊地が見えると

6/9 8:55

これまた見事な滝が現れます。左岸から巻き

6/9 8:56

巻き途中にあった廃小屋？

6/9 8:56

巻き途中、簡単に沢に戻れます

6/9 9:02

6/9 9:20

段々状の滝。これまた見事

6/9 9:21

ちなみに水もこの通り綺麗です

6/9 9:22

滝シャワーを浴びるパートナー1。左岸から巻きます

6/9 9:24

巻き始めは傾斜も緩いですが中々沢に戻れない…

6/9 9:25

巻き途中に見た大滝。これも登れんなぁ…

6/9 9:49

そして謎の赤テープ。釣り師？林業？

6/9 11:14

気温が高く気持ちいい〜

6/9 11:17

苔が美しい。

6/9 11:20

6/9 11:21

癒しな眺めが続きます

6/9 11:42

6/9 12:11

6/9 12:13

6/9 12:22

6/9 12:28

水が減ってきて

6/9 12:46

源頭付近、この雰囲気とても好きです

6/9 13:36

詰めからの第一真富士山〜第二真富士山間稜線

6/9 13:49

真富士山

6/9 14:19

雲の切れ間に清水の町が見えました

6/9 14:27

稜線から河内集落への分岐

6/9 14:27

通行止めの標識があります

6/9 14:58

踏み跡はそこそこしっかりあります

6/9 14:59

こんな感じのリボンも随所に

6/9 15:14

6/9 15:14

下部は悪いです。

6/9 15:14

急＆不明瞭＆滑る

6/9 15:58

登山道が沢ん中通るし

6/9 16:12

6/9 16:25

林道に降り立って静岡の風景

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

地図 コンパス ナイフ カメラ 沢靴 運動靴 ヘルメット ヘッドランプ ホイッスル 軍手 防寒具 防水袋 行動食 非常食 雨具 時計 ライター 巻紙 ハーネス ビレイ器 環付きカラビナ カラビナ 60スリング 120スリング アッセンダー テルモス ポリタン(１〜２リットル) 身分証 お金

共同装備

30mロープ 120スリング(4) 60スリング(4) 環付きカラビナ(4) カラビナ ハーケン ハンマー2本 カム 捨てなわ ツェルト 救急セット 無線機

感想

takarinda

就活で遅れていた今年の沢始めでした。
記録のない沢は面白い。何が出てくるか分からないドキドキ。
男のロマンですね。
興津川水系に眠る凄いゴルジュを見つけたい…！