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Yamareco

記録ID: 149521
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ハイキング
甲斐駒・北岳

櫛形山、てっぺん歩き尽くしコース

2011年11月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:07
距離
16.4km
登り
1,253m
下り
1,256m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

平成峡入口P 8:30 → 水神の滝 9:02 → つがの木遊歩道分岐 9:08 → 9:35 北尾根登山道との合流点、カモシカ観察 9:48 → 10:11 アヤメ平 10:16 → 裸山 10:35 → 櫛形山山頂(最高点)11:12 → 11:33 桜峠への途中のビューポイントで休憩 11:46 → 桜峠 11:50 → 管理歩道と登山道の合流点 12:35 → (原生林コース)→ 13:13 アヤメ平 13:27 → 唐松岳 13:44 → 平成峡への降下点 14:06 → 平成峡入口P 14:32
天候 曇り、たまには日が差す。
午後から結構寒い、今シーズン初めて手袋をはめて歩いた。
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
櫛形山の平成峡登山口に5台くらい車止められます。

なお、例年だと、12月10日〜翌年の4月30日ごろまで、林道が冬季閉鎖になります。
コース状況/
危険箇所等
平成峡入口 → 水神の滝: 遊歩道とされていますが、実は登山道より細くて歩きにくい。階段がたくさんあって急です。渡渉が3回ほどあります。

水神の滝 → アヤメ平 → 裸山 → 桜峠: 歩きやすい遊歩道、その後歩きやすい登山道。遊歩道の部分はそうでもないですが登山道の部分はよく踏まれています。

桜峠 → 管理歩道と登山道の合流点: 広くて歩きやすい道。ほとんどアップダウンなしで平坦です。

管理歩道と登山道との合流点 → 原生林コース → アヤメ平: あまり踏まれていない道、途中に不明瞭なところもありますが、テープを追えば大丈夫です。

アヤメ平 → 唐松岳 → 平成峡への降下点: 特に唐松岳から先はほとんど人が入っていません。道が不明瞭なところありますが、テープもあるし、稜線から離れないで丸山を目指せば特に大きく迷うことはないはずです。

平成峡への降下点 → 平成峡入口: 道が全くありません。急坂を自分でルートを探しながら降ります。藪も少しあります、また沢になるとかなり歩きにくくなります。その覚悟を決めて入ることです。方向を間違わないようにコンパスなどもあった方がいいです。
出発地点の平成峡入口ではまだ少し紅葉が残っています。
出発地点の平成峡入口ではまだ少し紅葉が残っています。
白龍の滝、水量が少ないです。
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白龍の滝、水量が少ないです。
水神の滝、こちらも水量が少ない。
どの滝も、先月倒れていた看板が立て直され、荒れていた道が渡りやすいように整備されてました。
水神の滝、こちらも水量が少ない。
どの滝も、先月倒れていた看板が立て直され、荒れていた道が渡りやすいように整備されてました。
つがの木遊歩道に入って、北尾根登山道との合流点を目指します。
ここの森、いい雰囲気です。
つがの木遊歩道に入って、北尾根登山道との合流点を目指します。
ここの森、いい雰囲気です。
合流点が見えてきて、さあちょっと休憩しようと思ったら・・・カモシカが休んでいるじゃないか!
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合流点が見えてきて、さあちょっと休憩しようと思ったら・・・カモシカが休んでいるじゃないか!
ズームの効くカメラを持ってきてよかった・・・こちらの様子をうかがっているみたいですね。
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ズームの効くカメラを持ってきてよかった・・・こちらの様子をうかがっているみたいですね。
なんだか恥ずかしそう!
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なんだか恥ずかしそう!
毛がふかふか・・・まだ気温が高いので暑くないかな。
毛がふかふか・・・まだ気温が高いので暑くないかな。
いい顔!
前に出している足にも注目。
かわいい!!
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いい顔!
前に出している足にも注目。
かわいい!!
横から・・・
全然警戒していませんね。
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全然警戒していませんね。
その後、カモシカちゃんが退屈そうに立ち上がって、反対側の斜面を下りて行きました。
私は現実の世界に戻って・・・北尾根登山道からアヤメ平を目指します。
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その後、カモシカちゃんが退屈そうに立ち上がって、反対側の斜面を下りて行きました。
私は現実の世界に戻って・・・北尾根登山道からアヤメ平を目指します。
着きました、ほぼ1年ぶりのアヤメ平。
着きました、ほぼ1年ぶりのアヤメ平。
時季のせいもありますが、ちょっと寂しいなあ。
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時季のせいもありますが、ちょっと寂しいなあ。
少し休んで、裸山へ。
いつもあった大きな看板、倒されていたのかな、倒れたのかな。
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少し休んで、裸山へ。
いつもあった大きな看板、倒されていたのかな、倒れたのかな。
ピークからの眺め、今日は見えませんでした。
ピークからの眺め、今日は見えませんでした。
南アルプス南部、少しだけ。
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南アルプス南部、少しだけ。
裸山、5年くらい前までここは立派な草原、お花もたくさん・・・土が流出しているエリア、毎年拡大しているように見えます。
裸山、5年くらい前までここは立派な草原、お花もたくさん・・・土が流出しているエリア、毎年拡大しているように見えます。
裸山から山頂方面へ少し離れて、ネットとともに撮影。
裸山から山頂方面へ少し離れて、ネットとともに撮影。
下を見ると、なんとホタルブクロを発見!
もう11月中旬なのに、標高2000メートルでまだ咲いていました。
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下を見ると、なんとホタルブクロを発見!
もう11月中旬なのに、標高2000メートルでまだ咲いていました。
原生林に入って、好きなところ撮影。
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原生林に入って、好きなところ撮影。
この枯れた木も、いつも写真を撮っています。
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この枯れた木も、いつも写真を撮っています。
同じ木を見上げると、こんな感じ。
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同じ木を見上げると、こんな感じ。
山頂までもう少し。
山頂までもう少し。
櫛形山山頂。9月には近くまで来ましたが、股関節が痛くなって引き返していました。
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櫛形山山頂。9月には近くまで来ましたが、股関節が痛くなって引き返していました。
管理歩道を回りたいので、山頂から池の茶屋方面に歩きます。
ここの道、明るくて気持ちがいいです。
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管理歩道を回りたいので、山頂から池の茶屋方面に歩きます。
ここの道、明るくて気持ちがいいです。
一か所、南アルプス南部の山がよく見えます。
悪沢岳かな・・・何度確認しても忘れてしまいます。
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一か所、南アルプス南部の山がよく見えます。
悪沢岳かな・・・何度確認しても忘れてしまいます。
白峰三山がよく見える(はずの)ビューポイント。
ここは風がなくてぽかぽかしているので、腰をおろして休憩します。
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白峰三山がよく見える(はずの)ビューポイント。
ここは風がなくてぽかぽかしているので、腰をおろして休憩します。
桜峠に到着です。
ここから管理歩道が始まります。
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桜峠に到着です。
ここから管理歩道が始まります。
広くて歩きやすい道ですが、夏になると草が伸びてしまいます。
歩く人がとても少なそう!
広くて歩きやすい道ですが、夏になると草が伸びてしまいます。
歩く人がとても少なそう!
ここも、小さなお花がまだ頑張っていました。
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ここも、小さなお花がまだ頑張っていました。
ほこら小屋から山頂に続く登山道との合流点に近づくと、森の雰囲気が変わります。
冬っぽいですね。
ほこら小屋から山頂に続く登山道との合流点に近づくと、森の雰囲気が変わります。
冬っぽいですね。
少し登り返して、原生林コースに入ります。
途中から富士山が見えてきました。
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少し登り返して、原生林コースに入ります。
途中から富士山が見えてきました。
アヤメ平に戻りました。
アヤメ平に戻りました。
休憩の後、唐松岳方面へ。
ここの森、櫛形山の好きなところの中の好きなところ。早く初夏の状態がみたいなあ!
休憩の後、唐松岳方面へ。
ここの森、櫛形山の好きなところの中の好きなところ。早く初夏の状態がみたいなあ!
少し青空も見えてきました。
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少し青空も見えてきました。
裏が白くなっている葉っぱが面白い模様を作っています。
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裏が白くなっている葉っぱが面白い模様を作っています。
唐松岳を過ぎて、道がちょっとワイルドになります。
ここも通る人がほとんどいません。
唐松岳を過ぎて、道がちょっとワイルドになります。
ここも通る人がほとんどいません。
道が分かりにくいですがテープが割と豊富です。
道が分かりにくいですがテープが割と豊富です。
平成峡への降下点の近くにある、小さなほこら。
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平成峡への降下点の近くにある、小さなほこら。
平成峡への降下の途中、紅葉が出てきました。
写真はなだらかな印象でしょうが、すごい急坂です。葉っぱの下で石がごろごろして歩きにくいところもたくさん。
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平成峡への降下の途中、紅葉が出てきました。
写真はなだらかな印象でしょうが、すごい急坂です。葉っぱの下で石がごろごろして歩きにくいところもたくさん。
平成峡の登山道に下りてきました。
平成峡の登山道に下りてきました。
そこから駐車場もすぐです。
お疲れ様!
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そこから駐車場もすぐです。
お疲れ様!

感想

櫛形山は、今年リハビリで少し歩いていますが、まだ今年踏んでいない好きな場所いくつかあったので今日、平成峡入口からてっぺんを一周しました。

9月の台風の影響で荒れて10月、両親と一緒に歩いた時に非常に渡りにくかった平成峡の沢は今日よく整備されてなんの問題もありませんでした。

リハビリ中、ここゆっくり友達と歩いたなとかいろいろ思い出しながら北尾根登山道の分岐に到着。ふっと見上げると、すぐ近くにカモシカちゃんが休んでいるじゃない!
とてものんびりな雰囲気で、冬のふかふかな毛、白いヒゲもかわいい。
写真を撮りながら少しずつ近づいても、こっちを見るだけで動かない。
10分くらい、いろんな角度から観察していたら、どうもカモシカちゃんがつまらなくなったみたいで、ゆっくり立ち上がって去って行きました。
今ごろ、何をしているのでしょうね。ねどころはどこかな・・・

カモシカとの出会いですっかりテンションが上がって、登山道をアヤメ平まで登るペースが久々早かった気がします。

アヤメ平で少し休憩、ストレッチして裸山へ。
ここで驚いたのは、アヤメ平から少し登ったところで森が完璧に雰囲気を変えていること。間伐されています・・・来年の夏、どんな雰囲気だろう??

裸山はいつも通り、でも富士山や北岳などの眺めはなし。

休憩をしないでそのまま山頂に向かう。原生林に入って、夏でも寒く感じるところは今日もやはり寒い。この気温差にはいつも感心しています・・・何かそういう空気の流れがあるのでしょうね。

山頂を越えて、管理歩道に入ってから少し疲れが出ました。
登山道にぶつかって今度アヤメ平に戻ろうとした時の登り返し、とても緩やかですがきつく感じました・・・

アヤメ平で今日一番長い休憩、痛くなり始めた股関節周りをよーくストレッチをしてから下山開始。唐松岳へ寄ってから更に丸山登山道を進んで、途中の鞍部から平成峡に下りました。
この道なき降下、数回やったことがありますが久しぶりだったので緊張してかなり汗をかきました!途中で、遠くに何かの獣(鹿っぽい)が逃げるのが見えました。

車に戻った時、結構疲れてました。体力の復活まで、まだまだ時間がかかりそうです!






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コメント

お疲れ様です
C-chanさん お疲れ様でした。

この日僕は八ヶ岳を歩いていました。
やはり天気はあまり良くなく午後には雪がまってきました。

角の生えたカモシカはまだ見た事がありません りっぱですね
よく観察できましたね

美濃戸山荘の所で子供のカモシカを見ましたが近づけませんでした
熊の後遺症でしょうか(~_~;)

寒いと身体が硬くなります これからも気を付けて歩いてください。
2011/11/15 12:04
こんばんは
isakiさん、昨日、八ヶ岳だったのですね・・・

櫛形山は、午前中はそうでもありませんでしたが、13時過ぎごろから急に冷えてきた気がします。

カモシカは、ズームで撮っているので見た目ほど近づいていませんよ、5メートルくらいかな?
クマと違っておとなしいので、全く怖くありません・・・まあ、isakiさんの様な経験をしたら違うかもしれませんが

これからの寒い季節は体が硬くなるだけではなくて荷物も靴も重くなりますね・・・今のうち、もう少し体力をつけないと
2011/11/15 17:22
櫛形山お疲れ様です
C-chanさん

立派なカモシカ君ですね。
ここの主でしょうか

ホタルブクロ、先週丹沢にも咲いてました。
明日は少し寒そうですが、
やっぱり今年は暖かいみたいですね。
2011/11/15 22:28
カモシカ
kankotoさん、おはようございます!

一昨日のカモシカ、本当は「ちゃん」ではなくて「殿」と呼んだ方がいいかな、そんな雰囲気もありますよね。

しかし、カモシカより驚いたのは間違いなくお花でした、標高2000メートルもあるのに。

ところで、今日は朝、霜が降りました・・・ピーカンの天気で、山に行っていないのが悔しいです
2011/11/16 9:22
いい写真とれましたね!
アヤメ平は1年ぶりだったのですね。
足を投げ出したカモシカのいい写真がとれましたね。
このへんは山が静かなのでカモシカもゆったりしているのでしょうか。
今週前半はよい天気だったので、会社休んで山いきたいなと思っていました。気軽に行けてうらやましいです。
2011/11/19 17:44
運が良かったです
kentzさん、こんにちは、

今年の8月、去年の9月はこの近くにカモシカを見ています、縄張りを持っているのでたぶん同じ個体かな、と思っています。

特にこの時季は歩く人がほとんどいないのできっと獣たちがのんびりできるのでしょうね。
この前の千頭星山もそうでしたが、人間としてはなんとなく侵入者の気持ちになります。

また今週も天気がよさそうなのでkentzさんも仕事をやすんで山を楽しんでください
まだ雪が降っていないと思うので高いところも行けそうです。
2011/11/20 11:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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