十方山 最高点ピークと三角点ピーク

2018年06月16日(土) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,017m
• 下り: 1,013m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 1:10
• 合計: 5:46

8:04 スタート地点
8:23 8:50 瀬戸の滝
10:59 10:59 十方山
11:16 11:22 十方山1328ピーク
11:32 12:09 十方山
13:50 ゴール地点

写真

6/16 8:04

吉和コースの登山口駐車場です。トイレも整備されています。

6/16 8:06

瀬戸の滝を経由して登る予定なので、トイレに向かって左側から入ります。

6/16 8:07

渓流沿いの道です。

6/16 8:08

小滝が連続しています。

6/16 8:17

立派な橋で、川を渡ります。

6/16 8:21

瀬戸の滝が見えてきました。

6/16 8:24

高さもある立派な滝です。梅雨時とあって水量もかなりです。

6/16 8:25

説明板。見えているのは滝の下段で高さ28m、上段にもう一つ滝があるようです。

6/16 8:37

滝を出発、水平道に合流しました。ここを右折だったのですが、間違えて左折してしまいました。

6/16 8:48

だんだん道が怪しくなり、Uターン。

6/16 8:52

合流地点をやり過ごししばらくしてこの分岐。これを左（上）が、瀬戸の滝から本ルートへの正しい道です。

6/16 9:10

沢を渡ります。この後も何度か渡渉します。

6/16 9:15

小さな滑滝。

6/16 9:32

尾根に上がりました。

6/16 9:33

大きなブナの木。

6/16 9:35

下から見上げます。

6/16 9:43

お、ササユリ発見。今年初めてです。

6/16 9:50

気持ちの良い道を進みます。

6/16 9:57

5合目到着。

6/16 9:58

すぐ側にササユリ。

6/16 10:30

傾斜が緩やかになってきました。

6/16 10:44

高木が少なくなってきました。笹原に低木がまばらに生えています。

6/16 10:44

ここまでなかった展望が広がります。

6/16 10:48

遭難の碑がありました。

6/16 10:49

昭和59年に、大谷川で遭難とのことです。合掌。

6/16 10:49

道の側にこんな花が咲いていましたが、何の木でしょうか。

6/16 10:51

道を少し入ったところに、また石碑。何の碑かは？

6/16 10:53

道の側にはアザミ。

6/16 10:54

南峰の山頂標識が見えました。

6/16 11:01

南峰到着。三角点もあります。とりあえずここはスルーして、最高地点の北峰に向かいます。

6/16 11:04

さっきも写したけど、何の花だろう。

6/16 11:05

こちらは、ヤマボウシです。

6/16 11:07

北峰に近づくにつれ、また樹林の中です。

6/16 11:27

分岐です。北峰は左へ。実は少し行きすぎました。

6/16 11:19

北峰には、何もありません。一応この岩の辺りが山頂でしょうか。山頂とおぼしき場所を、かなりうろうろしました。展望もゼロです。

6/16 11:32

南峰へ戻ります。道の側の小さな花。

6/16 11:58

南峰に戻ってきました。三角点。

6/16 11:37

南峰で昼食です。コンビニで見つけた、変わったカップヌードル。

6/16 11:49

南峰からは、展望が広がります。安蔵寺山と燕岳の間は雲をかぶっています。

6/16 11:49

中央最遠に薄く見えるのは、山口県の名峰の莇ヶ岳です。右の弟見山に続く稜線の間に飛び出ているのは、鈴ノ大谷山でしょうか。

6/16 11:49

特徴的な吉和冠山と、右に山口県の最高峰の寂地山。

6/16 11:49

すぐそこに女鹿平山、その右遠くに羅漢山、更にその右手前に鬼ヶ城山。山口県側の山は分かります。

6/16 11:50

女鹿平山の左裾に、人里が見えます。

6/16 11:51

広島の山、よく分かりません。

6/16 11:52

これは、大峯山です。登りました。

6/16 11:53

瀬戸内海が見えます。

6/16 11:54

いろいろ見えていますが、東方は全然分かりません。

6/16 11:54

こちらも。

6/16 11:58

今日のチップスターはグリーン、オリジナルののりしおです。

6/16 12:09

下りる前に、最後の1枚。

6/16 13:09

下山途中、このブナに再度あいさつ。

6/16 13:44

瀬戸の滝分岐まで下りてきました。

6/16 13:49

この登山口に下りてきました。

撮影機器：

FinePix XP90 富士フイルム

感想

chipstar-green

十方山に登りました。

十方山には、南峰と北峰の二つのピークがあります。
山頂は北峰（1328m）です。
南峰（1318.9m）より、約10m高いのですから。
国土地理院の「日本の主な山岳標高」でも、十方山の標高は1328mとされ、緯度経度も北峰の場所が掲げられています。

でも、一般に、北峰は山頂だと認識されていません。
三角点は南峰にあります。
山頂標識も南峰にあります。北峰には何もありません。
それより何より、南峰には十方山の名のとおり、すばらしい展望があります。
北峰の展望はゼロです、というか藪の中です。

今日、私は、南峰を踏んだあと、すぐ北峰に向かい、また南峰に戻って昼食にしました。
その後、幾つものグループが、人数にして20人以上登ってこられましたが、北峰に向かう人は誰もいませんでした。
中には気付く人もいて、北峰を指して、「あっちの方が高くね？」という会話も聞こえました。

三角点は、測量に都合がいいところに設けられたもので、必ずしもその山の最高地点とは限りません。
同様のことは日本各地の山でも起こっており、富士山でも三角点と最高地点は違います。
ただ、十方山は、廿日市市のHPでも標高は1319mとされているなど、北峰があまりにもないがしろにされている気がして、すこし北峰が哀れにも思えました。

登って気付いた点を記しておきます。

瀬戸の滝に向かうには、登山口トイレの左側から直接向かうルートがお薦めです。
渓谷に沿った道で、そのまま滝の下に着きます。
トイレ右側からの登山ルートを進み、途中から分岐して滝に向かうルートがありますが、一旦登って分岐し、また滝に下るようになってしまいます。

瀬戸の滝から十方山を目ざすとき、水平道に合流して右折です。
分かっていれば何のことはないのですが、私は地理院地形図の破線を信じ、左折だと思い込んでいたので、Uターンする羽目になってしまいました。

あと、地理院地形図では、本ルートは終始尾根を通るようになっていますが、実際は、ログのとおり、スタート直後に一旦西の谷に下りて、谷を詰めて尾根に戻ります。
地形図どおり道があるものと思っていたので、現地で「あれ？」となってしまいました。