国境の長い尾根を抜けるとそこは山国であった（桟敷ヶ岳-城丹国境尾根-天童山）

2018年06月17日(日) [日帰り]

• GPS: 06:37
• 距離: 25.8km
• 登り: 1,024m
• 下り: 1,073m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 0:22
• 合計: 6:38

9:20 スタート地点
9:34 9:34 西谷林道入り口
9:58 9:58 薬師峠
10:26 10:32 岩茸山
10:56 10:59 桟敷ヶ岳
11:25 11:25 ナベクロ峠
12:15 12:17 大谷峠
12:23 12:24 飯森山
12:47 12:47 天童山
13:09 13:17 パラグライダー基地
13:22 13:24 鳴野堂二石仏
15:58 ウッディー京北

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

行き：-（近鉄京都線）-竹田-（地下鉄烏丸線）-北大路-雲ヶ畑もくもく号代行タクシー-岩屋橋
帰り：周山-（JRバス）-京都-（近鉄京都線）-

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありません。ただ、城丹国境尾根についてはほとんど道標がありません。こまめに地図を確認が望ましいと思います。

写真

6/17 8:27

北大路駅。もくもく号乗り場。20分ほど前に着きましたが、9番目以内に入ることはとうに無理でした。結局、追加のタクシーが4台手配されました。

6/17 9:20

もくもく号代行タクシー。北大路駅から500円。

6/17 9:20

6/17 9:23

唯喬神社。雲ヶ畑の土地にもゆかりのある方だったようです。

6/17 9:23

タクシーに同乗した方と一緒に歩いていました。桟敷ヶ岳から鞍馬まで歩かれるそうでした。ただ、西谷林道から登られるそうだったので、私は当初の予定通り薬師峠を経由するためにお別れしました。

6/17 9:40

岩屋不動は、もののけ姫の森、パワースポットとしても人気だそうです。知らんかった。

6/17 9:40

桟敷ヶ岳という山名自体が唯喬親王に由来するものだったようですね。

6/17 9:40

ここから山道に入ります。左に行くと岩屋不動。

6/17 9:45

蜻蛉がいたので。

6/17 9:49

こんな谷道を登っていきます。

6/17 9:58

薬師峠に着きました。六地蔵さんがありました。

6/17 9:58

6/17 9:59

梵字が読めないのでよくわかりません。

6/17 10:00

この辺はちょっと急登。

6/17 10:10

道に倒木があり、それが処理されていないので、皆さん横を歩かれるようです。そのために勝手道ができています。桟敷ヶ岳もいい山ですし、国境尾根ももっと歩かれてもいいと思いますので、整備して欲しいなと思いました。

6/17 10:32

トラバースしていく道がはっきり見えたので、そっちを通ってしまったら、岩茸山の頂上を取り損ねてしまいました。やむなく合流点から戻ります。

6/17 10:33

尾根の東が広葉樹林、西が植林。

6/17 10:37

この箇所、林道を通ります。奥がべた踏み坂みたいになっています。

6/17 10:39

反射板。

6/17 10:41

このあたりからいい感じの林が道の左右に広がり出します。

6/17 10:44

とても気持ちよい。

6/17 10:46

こういう所こそ北山なんでしょうか。認識を改めました。

6/17 10:46

東方向の眺望。

6/17 10:51

鉄塔の下から。

6/17 10:52

花の名前はわかりません・・・

6/17 10:57

桟敷ヶ岳頂上到着。三角点あり。

6/17 10:57

この柱にも、三角点的なことが書かれているようなのですが。

6/17 10:57

6/17 11:22

6/17 11:27

モミジの葉もきれい。

6/17 11:28

歩いていて楽しくなる林でした。

6/17 11:29

再び鉄塔。この直後、またもや道が倒木で隠されています。

6/17 11:36

道がはっきりしない箇所もあります。GPSを頼りに歩いて行きますが、幸いにもドツボにはまるようなことはありません。

6/17 11:39

山と高原地図の道はもっと北の尾根筋のようなのですが、ヤマレコで足跡が多いのはこっちの谷道。

6/17 11:40

国境尾根の道標はここで見たのが唯一。知らない間にナベクロ峠を過ぎていたようです。

6/17 11:44

6/17 11:50

北方向の眺望が開けました。

6/17 11:51

6/17 11:54

6/17 12:16

多分道を間違っています。むりやりよじ登りました。

6/17 12:23

飯森山到達。

6/17 12:36

向かい合わせの反射板。

6/17 12:40

これはまた別の反射板。

6/17 12:44

6/17 12:47

天童山到達。

6/17 12:47

この道標を見るとほっとします。

6/17 12:49

あまり道ははっきりしません。ここからは植林帯ばかり通るので、あまり楽しい道ではなくなってきます。

6/17 12:51

近道というのにそそられましたが、実線ルートへ。

6/17 12:55

実線を通ると、展望所に行けたようですが、今日は道草しませんでした。

6/17 12:58

ということで、近道していてもよかったかも。

6/17 13:10

パラグライダー基地に到着。

6/17 13:10

いい眺望です。ただし、今日は離陸する人はおられず。

6/17 13:10

6/17 13:14

京北の街がきれいに見えます。

6/17 13:23

周回コースに合流。

6/17 13:24

二石仏。昨年来た時は、ここからの下りがえらく長く感じましたが、今日はさほどとも思わず。

6/17 13:50

昨年はここでギブアップしてウッディ京北に向かいましたが、今日はこのまま右に曲がります。

6/17 14:01

亀ノ甲橋到着。この前、もう帰ろうかと思ってバス停まで行ったのですが、実はバスの便が全くないことに気付き、戻ってきました。

6/17 14:01

鮎釣りをしている方が多数。

6/17 14:02

あの辺から降りてきました。

6/17 14:12

京北はロードサイクルを楽しむ方もたくさんおられました。

6/17 14:13

道の反対側（歩道がない側）に道標があったので見に行ったら、直進しなさいと。だったらいらんやん（というか、歩道側に建てておけばいいような）。

6/17 14:18

ここから車道を離れます。

6/17 14:21

朝顔じゃないけど、ポンプを取られてしまった井戸。

6/17 14:27

光厳古道を歩いているのですが、ここで道がわかりづらくなります。このまま行くと川に出てしまうんですが。

6/17 14:30

ほんまにこの道でいいんやろかと思いながら川原を歩きます。

6/17 14:32

正しかったようです・・・

6/17 14:35

田んぼが水鏡になってます。

6/17 14:37

山陵橋到着。今日の目標は達成。

6/17 14:37

光厳天皇の御陵があるようですが、今日は立ち寄らず。また、常昭皇寺に行くのも次の機会にしました。

6/17 14:37

国境尾根を抜けると山国だった、ちゃんちゃん。ただ、ここから周山までのバスは1時間以上先です。何を思ったか、7kmの舗装路を歩くことにしてしまいました。隣に食道があったのですが、団体予約が入っているとかで入れず。開いていたらここで終了にしていたことでしょう。

6/17 14:47

実は桂川です。

6/17 15:00

花の名前がわかりません・・・

6/17 15:01

6/17 15:06

あれがパラグライダー基地でしょうか。

6/17 15:20

山国のバス停。

6/17 15:40

納豆発祥の地？

6/17 16:02

長い舗装路歩きの末、ウッディ京北到着。

6/17 16:02

JRバスで京都駅まで帰りました。1180円。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M4 SONY

感想

pers

京北コースがまだ宿題だと言ってましたが、今回もコンプリートできてません。それより先に城丹国境尾根を歩いてきました。地図を見ながら、貴船あたりからなら京北まで行けるのではないかとか考えていたのですが、あんまり無茶すると帰ってこれなくなるといけないので、岩屋橋から最短ルートで桟敷ヶ岳に登ることにしました。

行きは雲ヶ畑もくもく号を利用します。初めてなので、20分前に北大路駅に着きましたが、既に定員オーバーで、代行タクシーになりました。10分ほど遅れて乗車。相乗りのお二人は山幸橋で降りられ、岩屋橋まで乗ったのはもうお一人でした。なお、料金は一律500円です。

靴とゲイターにヒルよけスプレーを振りかけて出発。途中まで同乗してきた年配の男性とご一緒頂きましたが、西谷林道を登られるらしいので、ここで別れ、私は予定通り薬師峠に向かいました。岩屋不動から登山道に入りますが、薬師峠の手前でプチ迷い。今日は、同じようなプチ迷いが何度かあります。全体に道標はかなり少なく、踏み跡はかなりはっきりしている一方で、道に木が倒れてそのままという所も目立ちました。そういったところでは、本来の道の脇に勝手道ができてしまっていて、なんとなくわかるのですが、道が不明瞭になる原因になっているような気がします。後述のように、この道はとても気持ちがよかったため、もっと多くの人に歩いて頂きたいと思いました。ですので、多少整備をして欲しいなと言う気がします。

岩茸山を過ぎてから、道の左右に広葉樹林が広がるようになり、歩いていてとても気持ちよくなります。私は勝手に、北山と言えば杉が生えているのかと思ってましたが、なんと愚かな思い違いかと反省しました。桟敷ヶ岳を過ぎ、いよいよ国境尾根へ。繰り返し現れる明るい林や奇妙な木が目を楽しませてくれます。ただ、道がわかりにくい所がたまにあって、そういった所では景色どころではなくなります。

飯盛山、天童山の山頂付近は部分的に急坂。天童山山頂には京都一周トレイルの標識。これに従ってパラグライダー基地に到達しますが、あいにく今日は無人。ここから京北コースに合流し、前回は断念した山陵橋への道を辿ります。途中、これがほんまにトレイルルートか？と思うような川原も通って山陵橋着が15時少し前。バスの時間は1時間後。常照皇寺に行くと時間を持て余す、支ルートに行ってると帰ってこれない、うーんということで、またぞろてくてくウッディ京北まで歩いて戻りましたとさ。正直、この7kmウォークが今日の行程で最も辛かったです。

このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/2028547