ヒメサユリと絶景とお花達（六十里越〜鬼ヶ面山〜浅草岳）

2018年06月17日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,413m
• 下り: 1,398m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:15
• 休憩: 0:05
• 合計: 9:20

6:10 六十里越登山口
10:55 11:00 浅草岳
15:30 六十里越登山口

天候

曇りのち快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

六十里越P。ヒメサユリシーズンの日曜なので、朝6時前で8割位埋まっていました。その後も、続々と車が来て、路肩などに駐車していました。
トイレなし。

コース状況／危険箇所等

稜線に出るまで道は粘土質で、濡れていて、下りが特に滑りました。
稜線の道は眺望良いですが、幅狭く片側が切れ落ちていたり、急坂あったり、すれ違いも大変です。　　　　

写真

道の駅『いりひろせ』にて、早朝の鏡ヶ池。静寂に包まれています。　

登山スタート。足元は粘土質で濡れていて、帰路滑りそう。

葉っぱには、雨露が多数。

ガスの中、雪国の傾いた樹々の道を進む。

ミズタビラコ？

落ちていた花弁

ニョイスミレ

だいぶ傷んでいるが、雪椿。ヤブツバキは、雄しべの花糸が白く根本が癒着しているそうです。ユキツバキは花糸が黄色で一本一本が分離しているそうです。ユキツバキは、山地型のツバキで、日本海側の雪の多い地帯に野生する種だそうです。

タニウツギ

ウラジロヨウラク。ピンクのフリルが可愛らしい。

チゴユリ。頭を垂れています。

遠景はガスに包まれています。　

ミドリユキザサ

お星様キラキラ

ツバメオモト

マイヅルソウ

上空が青くなってきて、カエデにも陽が差し込む。

サワハコベ

ツクバネソウ。陽射しで、花達も輝いてきます。

オオカメノキ

サンカヨウ

半透明。密かに透けた花弁を期待していたんだけど、ちょっと残念。でも逢えただけでも感謝です。

タケシマラン。ランと付きますが、ユリ科です。

早い時間は、お眠が多いコミヤマカタバミ。1輪開花していました。

イワカガミ

稜線に出ると、澄んだ青空が見えてきた(^^)/　白い花は、咲き残りのタムシバ。

ゴゼンタチバナ、登山道に群生が続いていました。

アカモノと雫

振り返れば、雲海と山々の絶景。最奥中央やや左に平らな会津駒ヶ岳、やや右が双耳峰燧ケ岳。

最奥左から燧ケ岳、平ヶ岳、荒沢岳、兎岳、越後三山（中ノ岳・越後駒ヶ岳・八海山）。中央に未丈ヶ岳、中央右に毛猛山塊。

行く先の浅草岳は、頭だけ覗かせている。

南岳通過し、ヒメサユリが!(^^)!

光を浴びて

言葉を交わす人の顔は、笑顔です。

唐突にオニアザミ。でも鬼ヶ面山へも行くのだからね・・

結構咲いている(^^)/。でも全体的には、蕾も多くこれからかな。

青空に!(^^)!

振り返れば、この景色!(^^)!　今日は心の底から、山歩きをしていて良かったと思えた日！

浅草岳とヒメサユリ

これから行く稜線。

雲海に浮かぶ浅草岳

アカモノも登山道を、彩り続けていました。

薄ピンクのイワカガミ

ヒメサユリ、アップ。

田子倉湖も雲海に覆われています。

露を纏ってしっとりと、それでいてキラキラと輝いて(*^^)v

色の薄いウラジロヨウラク

キジムシロ、ミツバツチグリ、ミヤマキンバイか？

田子倉湖が、徐々に姿を現します。

オオバギボウシの蕾かな

ハナニガナは、あまり咲いていなかった。まだこれから。

ヒメサユリ入れて

北岳過ぎて、アップダウンと暑さで、疲労が出て来ました。まだまだ登り下りを繰り返します。雲海はだんだん消えて来ました。

サラサドウダン

ベニサラサドウダン

左手に守門岳が、存在感を示してきました。1度雪庇を見てみたいな。

3度目のこのコースですが、思っていた以上にアップダウンが、押し寄せて来ます。体力が落ちている証かな。

咲きたてのオノエラン、wの模様が特徴。（絵では、wが完全に見えてません。）

ツクバネウツギ

ウスユキソウ

ありきたりの言葉ですけど、美しい。

振り返っても、やはり素晴らしい景色。

スミレ

ニッコウキスゲは、まだ蕾初め。

姫様に励まされて、もう少しで、前山(*´ω｀)。満足感と疲れ、帰りの不安で途中で帰ろうとも思ったけれど、なんとか浅草岳まで頑張れそう。

前山を通過し、コシジオウレン

ミツバオウレン

雪渓の向こうに浅草岳

木道脇には、イワカガミ。

浅草岳山頂。

守門岳

越後・会津の山々？

会津の山々

会津の山々

田子倉湖

最奥左が会津駒ヶ岳、右が燧ケ岳。

最奥左から燧ケ岳、平ヶ岳、荒沢岳、兎岳、越後三山（中ノ岳・越後駒ヶ岳・八海山）。中央に未丈ヶ岳、中央右に毛猛山塊。

残雪残る前山

絶景のコラボ。鬼ヶ面山岸壁、毛猛山塊、荒沢岳・越後三山。

池塘と守門岳

湿原には、ツマトリソウ。

ふわふわ感ありませんでしたが、わたすげも咲いている。

エンレイソウ

コバイケイソウ、まだ開花前。

再度雪渓を渡り、戻りましょう。

コシジオウレン

素晴らしい稜線と、越後の名峰、青空！

田子倉湖奥のトンガリが、会津朝日岳か？ここも、いつか歩いてみたいな。

雪に削られたのかな、迫力の岸壁。

いい景色なんだけど、アップダウンが心配。

岩峰の谷間から

姫様に力をもらいながら、ゆっくりと帰りましょう。

振り返り、浅草岳。

シラネアオイは、登山道下の崖上に咲いていましたが、下って撮る気力なし。

癒してくれます。

会津の山々

行きは混雑していて撮りずらかった、鬼ヶ面山標識。

ここまで来れば、あまり登り返しはなく、安心。

横顔も麗しい

南岳へ

朝と同じショットですが、逆光で透けています。

ヒメサユリ見納め

南岳にて、この景色も、そろそろ見納め。

鬼ヶ面山と浅草岳

田子倉湖

樹林帯に入り、仲良しのチゴユリ

ウスバサイシン

真白になったサンカヨウ

ツバメオモト

ムラサキサギゴケ

コケイラン。スッポトライットが当たり、輝いています。

マイクロウェーブ反射板

もうひと頑張りで、登山口。

会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅までを結ぶJR東日本只見線。どんな風景が見れるのかな、乗ってみたい。川面には深い緑が映っている。

感想

ben1966

　アップダウンと暑さと体力低下で、山頂まで行かずに引き返そうかと思いましたが、花に励まされ、癒され、景色に心惹かれ、ゆっくりと歩きながら、どうにかピストン出来ました。
　越後(会津）の山は標高以上にハードで、いつも山の厳しさと、奥深さ、そして味わい深さ滋味を、教えてくれます。
　ヒメサユリは最盛期ではありませんでしたが、初々しく綺麗でした。他の多くの花々も、登山道を飾っていてくれました。
　この時期の浅草岳は3度目ですが、雲海とその後の快晴で、今までで一番の感動の絶景が待っていました。山歩きをしていて、本当に良かったと思いました。秋にも、出来れば、別ルートで歩きたいです。
　

コメント

mana090108

おっ！！行っていたのですね。
benさんってば〜完全に すれ違っているじゃないですか(^_^;)
チビで プクプクしていて 虫除けネットを かぶっていたんですけど
覚えていませんか？(笑)
それはともかく お天気最高でしたね♪
benさんの撮る お花たちは生き生きしています

ben1966

Re: おっ！！行っていたのですね。
　manaさんコメントありがとうございます。そうなんです、珍しく日曜に休みが当たり、人出の多さにびっくりしながら（お上りさんの気持ちで ）歩いていました。たぶん、貉沢カッチから前山の間で、会っているようです。おぼろげに虫よけネットを被った女性と、挨拶したような記憶があります。自分は、帽子を被っていなかったので、暑くてタオルを頭から逆Ｕで垂らしていたか、首に掛けていたかで、さらにミラーレスカメラとカメラバッグを首に掛けお腹に垂らしていたかと思います。こちらの方が、覚えていないでしょうね（笑）。
　感動の雲海から快晴へと変わり、姫様をはじめとする花々も美しく、お互い良い日に歩けて良かったですね