記録ID: 1501779
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アルパインクライミング
谷川・武尊
谷川岳 一ノ倉沢奥壁南稜(マルチピッチ実践)
2018年06月17日(日) [日帰り]
kamog
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 上り
- 736m
- 下り
- 732m
天候 | 概ね曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・天神平ロープウエイ山麓駅の1F駐車場で夜間から入れる。 ・駐車料金500円は管理人不在時は駐車場入口窓口にポストがあるので 車両番号を書いたメモとともに入れてください。 ・EV入口にトイレあり ・一ノ倉など群馬県条例で指定された危険区域に立ち入るには、所定の登山届を 最低10日前までに谷川岳登山指導センターにコピーとともに2部と切手貼った 返信封筒を同封のうえ提出し承認印をもらわなければなりません。 危険区域未経験の方同士では×。登山届には過去の山歴など経験、技術を追記 した方がよいでしょう。 なお日山協、岳連、労山加盟会の会員は、会代表者などに経験技術に問題がない ことを承認(押印も)された計画書をベースプラザより国道291号上の先に ある登山指導センターに当日でも提出(投函)しても構わないことが群馬県条例に 定められています。 未提出は条例違反になります。 詳細は群馬県条例、谷川岳登山指導センターなどのHPを参照ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■一ノ倉沢奥壁のルート状況 ・登攀当日は一ノ倉沢出合からテールリッジまでは雪渓通しにほぼ通過可能。 ただ出合から入って少し歩いて高く積まれたデブリを越し、右岸の巻き道に 入ります。 雪渓内は水流により中央付近は空洞化していつ何時崩落するかはわかりません。 当日も2回ほど大音響とともに雪渓が崩落していました。 ・テールリッジは随所に残置ロープが付いていますが、スラブなので濡れている ときはちょっと嫌らしいです。 特に中間部の左(本谷側)にトラバースする2歩ほどがスラブで高度感もあり 怖い箇所があります。 下りの際、通い慣れた人なら残置ロープだけで下ることが多いですが、安全を 期すなら懸垂下降した方がよいでしょう。 テールリッジ末端部を懸垂するときはクラックにロープがはまらないよう、 また浮岩もあるので落石注意。 ・中央稜取り付き(テールリッジ終点)から南稜テラス間は衝立岩基部を巻き 上がっていきますが、中央稜、中央カンテなどに取り付いているパーティが いるときは、まず大きな落石が起こるものと思って注意しながらすばやく抜ける こと。 ・最近は南稜、中央稜にパーティが集中しています。 土日祝は順番待ちが激しく、最後まで抜けるにはかなり早くから取り付いていない と無理でしょう。 また技術未熟な方も結構いるので、1パーティが抜けるのにも時間がかかるケース が多いようです。(ここはゲレンデじゃないのですがね) 山岳会が多いと思いますが、メンバーの育成だけを重視するばかりでなく、 周囲の現状を見ながら適切な判断と行動をお願いしたいものです。 事実我々も当日は約3時間テラスで待たされました。 もし行かれる方は平日を勧めます。 |
写真
撮影機器:
感想
前日の葛葉川終わってから谷川岳へ夜道を走らせベースプラザへ。霧雨降ってる、路面びしょびしょ。
朝早くから行ってもコンディション回復は望めないだろうと少し遅くして5時半頃出発し一ノ倉沢へ。
南稜・・・やっぱり激混み。7時半過ぎに南稜テラスに着いたが先行の山岳会PTを待つこと3時間少々。後続のオリソンテさんPTは1パーティ目のスタートが11時頃とお気の毒でした。
1ピッチ目の凹角はびしょ濡れでややヌメリもあり、皆さん苦戦していたためですけど・・・うーんまぁこれも南稜の背負っている特性でしょう。
ちなみに中央稜も数珠繋がりでした。
他は中央カンテ1PT、ダイレクトカンテに数名。
結局2ピッチまででタイムアウト。
この時期の谷川の風物詩、雪渓崩落の雷音が2度も響いていました。
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