川苔山(川乗橋→百尋の滝→曲ヶ谷北峰→エビ小屋山→赤久奈山)


- GPS
- 06:52
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,546m
- 下り
- 2,653m
コースタイム
百尋の滝10:15
11:38川苔山12:11
曲ヶ谷北峰12:23
エビ小屋山13:03
赤久奈山14:01
古里駅15:23
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:JR奥多摩の古里駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
細倉橋から山道へ入ってからは道幅が狭いところ有り。高度感があるところもありました。 赤久奈山山頂から直接尾根を下る道は不明瞭かつ急なので気をつけるところです。 |
写真
感想
以前に日原の方から鷹ノ巣山を登った時に、川乗橋のバス停で多くの人が降りていったのが印象的でした。ここから川苔山へ登ってみることにしました。下山ルートは、これもまた以前に御岳山から鳩ノ巣駅へ下る道の途中で見た赤久奈山が忘れられなかったため、古里駅へ下る道を選択しました。
天気は文句なしの快晴。バスを降りると日陰で川沿いなのかひんやりしました。着ていたレインウェアはそのままで歩き始めました。林道は思ったよりも急な道でした。ガードレール下の川を時々見ながら進んでいくとやがて日が当たってくるようになり、紅葉もちらほら見ることができました。暑くなってきたので最初の橋でレインウェアを脱ぎました。
少し進んで細倉橋へ。ここからようやく山道になって道幅が急に狭くなります。気持ちのいい渓谷を何度か橋を渡りながら進みます。小さな滝がところどころあり、紅葉の黄色、赤と目を楽しませてくれます。かなり高めに道がつけられてあるところもあり、道の狭さもあいまって高度感を感じるところもありました。すれ違うようなことがあればちょっと怖いかもしれません。
滝からはほんの少しばかり尾根道の登りがあるもののすぐに山肌に沿って進む道になります。山を登るというよりも進むという感じの道で歩きやすいです。下って一つ沢を越えてやや進んだところで分岐になります。ここは左の登る道を選んで登り、広い苔生した谷沿いの道に出ました。広すぎてどこが正しい道か分かりにくいですが、テープを頼りに進み、右に曲ってまた谷沿いを登って行きます。谷から尾根と登って、ここからまた久々の尾根道。ずっと谷沿いに進んできたから尾根道がやたら新鮮に感じました。
少し開けたところに出て、右に進んで最後の急坂を登って川苔山山頂へ到着。山頂からは石尾根の山々、長沢背稜の山々、雪をややかぶった富士山や丹沢方面も見えました。風も強くなく天気もよく最高の山頂でした。苦労して登った石尾根の山々を真近に見ることができてよかったです。
川苔山から曲ヶ谷北峰、南峰と進んでそこから尾根道の急な下り。ここで双眼鏡を取り出して都心方面を眺めてみるとスカイツリーがはっきり分かりました。奥多摩らしい尾根道を下っていきます。やや進んでエビ小屋山ピークを目指す分岐へ。せっかくだから登ってみることに。ここの登りはかなり急でした。山頂はあまりひらけておらず、葉の落ちた木の間から多摩川南側の山々が見えたぐらいでした。
分岐に戻って、エビ小屋山の山肌に沿って進む道の途中で、すっかり葉が落ちた木々の中にコアジサイが黄色い葉っぱをつけて群生しておりました。紅葉はさすがに時期は過ぎたであろうと思っていたものですから、この黄色の群れには驚かされました。色も比較的きれいでした。
やがて登山道は一度途切れて林道のようなところに出ました。これを指導標に従って道なりに進んで、また再び山道へ入って行きました。ちょっと進んだところに開けたススキの原があって、そこからは本仁田山や三頭山、御岳山や日の出山を見ることができました。さらに進んで赤久奈山ピークを目指す分岐に。ピークを目指す道を選んで赤久奈山山頂到着。看板には標高923.6mと書いてあったのですが、最初に看板を見たときは標高9236mに見えてしまい、そんな訳ないやと慌てて否定しました。赤久奈山頂上からの下山道はあまり踏まれてないのか道が分かりづらかったです。素直に分岐へ戻って巻き道を進んだ方がよいのかもしれません。
延々と下って行くと、やがて左側の方に棒ノ嶺が見えてきて、その奥には岩茸石山らしきものも見ることができました。ここの稜線もいつかは歩いてみたいです。
尾根道を外れて下るとややジメジメしてあまり歩かれていない感じの道になったので、一瞬道を間違えたかなと思いましたがコンパスで改めて問題のないことを確認しました。
川井駅へ進む道を右に分けて、やや崩壊気味の道を進んで、尾根道を下って、指導標に従って左折して、沢沿いに出て下っていくと登山口に出て、民家はもうすぐ近くにありました。ここから古里駅までもあっという間でした。
登りではほぼ谷沿いに進み、下りはほぼ長い尾根道と変化に富んだ山行でした。
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