釈迦ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,064m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前鬼から太古の辻までの区間で道迷いがあるそうです |
写真
感想
前鬼小仲坊に泊り釈迦岳をピストンしました。
前夜の宿泊者は自分たちの他は常連の方のようだ。
手作りの夕食の後、ビールを頂き同宿の方の話に耳を傾ける。若いころこのあたりの山谷をくまなく歩きつくしたという元猟師の方の昔話は大変興味深いものだった。
翌朝朝食を頂いた後、小仲坊を出発。今は石垣だけが残る宿坊跡を歩くと往事の盛況ぶりが伺える。宿坊跡を過ぎると明るい森の中を高度を上げてゆく。森の風情が素晴らしい。
しばらく登ると遠くに石柱群が見える。あれが五百羅漢らしい。なるほど小さなものも加えると百以上はありそうだ。
この後登山道には木の階段が連続する急坂となる。登りついた先は二つ岩の前の広場だった。
二つ岩の後太古の辻まで更に登るのだが、途中急なルンゼ状の谷を2ヶ所ほど渡る。下りは谷をそのまま下らない様注意が必要な個所だろう。登りついた太古の辻は小さな鞍部であった。
これからは奥駆道である。大日山を巻くように登ると深仙小屋の前に飛び出す。小屋の前は日当たりのよい広場となっている。時間もあるので香精水を頂いてから釈迦岳への最後の登りにとりつく。旭からの登山道と合流するとものの15分ほどで釈迦岳山頂に到着した。
山頂では釈迦如来像が待ってくれていた。以前に山頂に来た時は銅像の痛みも進んでいたが近年きれいに修復されたようだ。像が風除けとなってちょうど無風となっていた。着いたころはガスがかかり遠望は望めない状態だったが、しばらくするとガスがとれ展望が見えてきた。遠くの台高が素晴らしい。北には吉野へと尾根が続いている。前鬼で同宿となった皆さんと山頂でのんびりと昼食となった。お菓子やおにぎり、黒あめなどもごちそうとなった。
帰りは同じコースをとることになる。時間も早いので大日山によることにする。岩場下部はやさしい。上部の一枚岩の部分は鎖を持ってよじ登るが岩のフリクションがよく利きくので落ち着いて登れば大丈夫だろう。打だし高度感があるので下部で怖いならやめたほうがよい。山頂には大日如来像が迎えてくれた。
下りは巻き道を使った。
その後は元の道をたどって前鬼へ。宿坊の手前に元漁師の方に教えていただいた巨木を見に行った。登山道から5分!素晴らしい大きさの大木だった。
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