新緑の白神山地を満喫！

2018年06月22日(金) 〜 2018年06月24日(日)

• GPS: 08:07
• 距離: 12.9km
• 登り: 851m
• 下り: 814m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:54
• 休憩: 0:41
• 合計: 3:35

10:03 暗門登山口
10:08 10:12 暗門の滝登山口分岐
11:18 11:20 暗門登山口最終トイレ
11:24 11:46 暗門の滝登山口分岐
11:49 11:49 暗門登山口最終トイレ
13:08 13:09 マザーツリー分岐
13:14 13:19 マザーツリー
13:23 13:25 ふれあいの径 分岐
13:29 13:29 マザーツリー分岐
13:32 13:37 津軽峠
13:38 宿泊地

2日目

• 山行: 3:26
• 休憩: 1:22
• 合計: 4:48

8:44 森の物産館キョロロ
8:50 8:52 青池
10:08 11:21 大崩展望所
12:27 12:27 青池
12:42 12:49 沸壺の池
13:24 13:24 青池
13:30 13:30 鶏頭場の池
13:32 宿泊地

3日目

• 山行: 0:53
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:54

8:10 八森ぶなっこランド
9:03 9:04 八森ぶなっこランド
9:04 ゴール地点

天候

6／22　晴れ時々曇り、6／23　晴れやや強い風、6／24　曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

●夜行バスで、6/22 7:15 弘前バスターミナル着
弘南バス 季節限定の暗門号で、10:20 あんもん着。
ブナ原生林散策。

12:40 あんもん→ 13:20 津軽峠
樹齢400年のマザーツリー見学。
13:40 津軽峠→ 15:50 弘前駅前

16:06 JR弘前→ 18:46 十二湖駅

●6/23 アオーネ白神の無料送迎バスで、奥十二湖(キョロロ)へ。
復路も同様に、無料送迎バスで、十二湖駅まで送ってもらった。

15:05 JR十二湖駅 →15:38 あきた白神駅

●6／24 ハタハタ館の送迎車に乗って、三十釜と留山を散策。

帰路 あきた白神ー東能代ー秋田ー秋田新幹線

コース状況／危険箇所等

◆十二湖の青池から大崩展望所へ向かって行くルートは、原生林の中を、手つかずのジャングルの中を進んで行くようで、大変楽しかった。
中間地点に大きな切り株があるが、その少し手前は急登ぎみ。
大崩の展望地点のところは、道幅も狭く、かなり崩落しているので、注意が必要。
役所では、崩落の危険性があるので、いつ立ち入り禁止にしようかと相談中だそう。
自分が訪れた翌日くらいにも、もしかしたら立ち入り禁止にして、別のルートを作って、展望できる場所を作ろうという計画もあると聞いた。

◆3日目は、ハタハタ館に送迎付のガイドを頼み、三十釜の渓谷と留山へ。
三十釜という名前の由来は、昔木材を切り出して真瀬川を流す時の1単位が、100釜。しかし、下流にたどり着くとき、100分の30はロスになってしまうので、三十釜といったそうだ。

◆留山は、本格的な登山が難しい人々にも、手つかずのブナの森を体験できる場所として一般に公開されているが、地元の文化や環境を理解しているガイド同行が必要。
森に親しみ、森を理解する、大変貴重な機会となりました！

その他周辺情報

●アオーネ白神。　十二湖駅から車で5分。駅や奥十二湖まで無料送迎あり。
森の中に建っているので、マイナスイオンが豊富なのに、部屋の中にはさらに空気清浄機がありマイナスイオンが濃厚に。寝ているだけで体は癒やされる。
地元の新鮮に食材を、素材の味を活かした料理で、美味しかった。

●ハタハタ館。　あきた白神駅から徒歩1分。温かい対応が嬉しい。
トレーラーハウスAは、1棟7700円。4人まで泊まれる。
トレーラーハウスBは、ガス台付。1棟10800円。

写真

6/22 10:40

あんもんのブナ原生林。
歩き始めてすぐに、清楚で美しい、ツクバネソウ。

6/22 10:42

薄ピンクのランも！

6/22 10:42

ツクバネソウの亜種らしい。

6/22 10:57

散策道の最奥部にある水飲み場から見上げた、上部。
ここから水がしたたり落ちて、水場があった。

6/22 10:57

周りの原生林。シダ類も豊富で、新緑のエネルギーが満杯。

6/22 10:58

水を飲むpopieさん。
プラーナが豊富な、美味しい水。
充電される感じ！

6/22 11:16

美しい、萌える新緑！

6/22 11:27

木の木霊たちが、顔を出してくれたのかな？

6/22 11:27

美しいオーブたち。

6/22 11:47

入り口の協力金を依頼する受付にいたおじさんが、蕗でコップを作る方法を教えてくれた。
ハート型で、素敵！
飲むとき、ふきの爽やかな香りも、感激でした！

6/22 13:18

津軽峠バス停から5分のところにある、マザーツリーは、樹齢400年のブナ。
ブナの平均樹齢は、300年位だそう。

6/22 13:19

ザ・マザーツリー！

6/22 13:20

大きなこぶもある。

6/22 13:20

マザーツリーを見上げて撮影中のpopieさん。

6/22 13:21

可愛い花でした。

6/22 13:28

マザーツリー。

6/22 13:28

影絵のような、不思議なマザーツリーの一コマ。

6/22 13:29

癒やされる森。

6/22 13:30

途中には、巨大な蕗。秋田蕗というそうだ。
まるで、トトロの傘になる位大きい葉もあった。

6/22 13:31

マイナスイオンも豊富。
磁力も強い。

6/22 13:33

6/22 13:35

6/22 13:35

6/22 13:38

6/22 18:02

リゾートしらかみのボックスシートから写した、日本海に沈む夕陽。

6/22 18:03

6/22 18:03

所々に、奇岩があり、絶景だ。

6/23 9:00

6／23。
十二湖の中でも、蒼い湖として名高い青池。

6/23 9:00

朝9時頃の光では、このような色。

6/23 9:19

さて、いよいよ大崩に向かって、トレッキング開始しました！
周りには誰もおらず、一人。
手つかずのジャングルの中を冒険しているかのよう！

6/23 9:19

ジャングルの中なので、途中大岩があったり。

6/23 9:25

森が生きている！

6/23 9:25

6/23 9:40

6/23 9:46

中間地点の大きな切り株。

6/23 9:47

登山口から1.2km、大崩まで1.1kmの標識。

6/23 10:06

倒木も苔に被われて、しっとり美しい。

6/23 10:15

急で滑りやすいところには、ロープが張ってある。

6/23 10:18

崩落注意の看板があります。

6/23 10:19

大崩れしている斜面。
毎年雪解けの5月に崩落して、形を変え続けているそうだ。

6/23 10:20

もろい斜面だ。

6/23 10:24

6/23 10:44

6/23 10:44

6/23 10:45

虹色の光のオーブ！
美しい！

6/23 11:23

十二湖の名前の由来は、この地点から眺めたとき、大小33個の湖のうち、12個が見えたことによるそうだ。

6/23 11:26

6/23 12:15

大木を伝って上に伸びるツタ類。
森の中の共生のあり方を観せてもらった。

6/23 12:30

6/23 12:31

十二湖でよくみる鳥たち。

6/23 12:33

下山してきて、再び青池。

6/23 12:33

6/23 12:36

十二湖の由来

6/23 12:38

十二湖で観られる主な樹木たち。
ブナ、ミズナラ、かつら、トチ、イタヤカエデ、ヒノキアスナロ

6/23 12:38

6/23 12:46

ふんわり、ゆっくりと飛ぶ蝶々が…。
沖縄・久高島で観た、オオゴマダラに似ていた。

6/23 12:48

沸壷の池も、エネラルドグリーンで、美しい！

6/23 12:49

6/23 12:50

6/23 12:50

6/23 12:51

6/23 12:51

6/23 13:12

ブナの実が付いているところ。
クマも大好物。

6/23 13:33

もう一度、青池。

6/23 15:06

JR十二湖駅の、クラシックな表示板。

6/24 8:32

6／24、三十釜の渓谷。

6/24 8:33

6/24 8:36

小熊が大好きな、木イチゴの仲間。
小熊がこれを夢中になって食べているときに、母クマは姿を隠し、遠くから見守るようになるという。
1歳頃に、親離れを促し、1年位は遠くから見守り続けるらしい。

6/24 8:51

触るとかぶれる、漆。
茎の色が赤紫なので、一度覚えれば、忘れない。
つる漆もあるそうです。

6/24 8:57

ヒトリシズカ。

6/24 8:59

クジャクシダ。

6/24 9:08

翆萌えるって、こんな感じ？

6/24 10:01

6/24 10:10

樹齢350年位のブナ。

6/24 10:14

6/24 10:20

銀龍エビネというそうだ。

6/24 10:29

菌類がたくさん付いている、ブナの幹。
菌類は、ブナの細胞を分解し、空洞化していくのを助ける存在。
そして、いつか倒れ、土に還るのだろう。

6/24 10:36

ふじのツタが、まきついて…。
強い木は、これでも生き残るが、弱い木は枯れてしまい、土に堕ちると、ツタの幹だけが、ブランコのように残る。

6/24 11:09

6/24 11:12

ブナのこぶは、病気の所を自然治癒力で治したところだそう。

6/24 11:24

6/24 11:32

マタタビ、初めて見ました。
虫などがよってくるように、先端の葉が白くなっている。
虫の感じる甘い匂いがあるに違いない。
実はまだ熟していない。

6/24 12:08

エンメイソウ。
この実は、人間も食べられるそうだ。
長生きできそう？

撮影機器：

OLYMPUS SH-25MR オリンパス

感想

プールナーナンダ

白神山地は、青森県と秋田県にまたがる、世界自然遺産。
日本では最初に登録された場所だ。

白神山地は、約700万年前に隆起し、その後一旦水没し、再び約200万年前に隆起したという。
日本列島の中でも、非常に神聖なエネルギーを醸し出しているエリアだ。

白神の森は、自然法則あるいは宇宙法則が、しっかりと秩序を持って美しく働いている森だった。

青森県側の核心部に近い、暗門エリア。
青森秋田県境で西側の十二湖からアプローチするエリア。
秋田県側の核心部二ツ森へ行く予定であったが、土砂崩れにより道路通行止め。
代わりに、二ツ森に近いエリアで、三十釜の渓谷と留山を訪れた。

パワースポットと呼ばれるエリアは、マイナスイオンが豊富だ。
さらに、プラーナが充ちている。磁力も強い。
白神山地は、加えて、一つの森として秩序と調和に満ち、美しさも備えていた。

どこを切り取っても、完全な調和と秩序があり、全体を表現する個であり。
例え、個を取り出しても、残りにも全体性である完全な調和と秩序が宿っている。

人間社会も、こんなふうな共生が可能であったなら…。
祈ることしかできないけれど。
一人一人の心に愛と平安が満ちて、調和ある社会の一つ一つの現れになる日を心から祈り続けます。

人々が幸せで満ちますように。世界が平和で満ちますように。天地が平和で満ちますように。
合掌

コメント

ポピー🦉popie

楽しかったです♪
2日目だけpoornanandaさんとは別行動でしたが、3日間ともとても充実していて楽しい時を過ごす事が出来ました 誘ってくださったpoornanandaさんに感謝です！！

人の手がほとんど入っていない壮大な世界自然遺産の白神山地のブナや貴重な生態、めったに乗る事が出来ないリゾートしらかみ(笑)、素晴らしい宿泊施設、出会った人達との温かい思い出 、どれをとっても素敵な体験でした

プールナーナンダ

Re: 楽しかったです♪
popieさま
充実した3日目でしたね。ありがとうございました。
地元の人たちとのふれあいもほっこり温かくて 、また来てみたいなと感じました。
満タン以上に充電されたような、そんなパワースポットでした！