暴風雨の塔ノ岳〜蛭ヶ岳南稜(天候は読み通り)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,375m
- 下り
- 2,367m
コースタイム
6:20塔の岳⇒7:40熊木沢出会⇒9:00蛭が岳南稜取付⇒11:00蛭が岳⇒13:23塔の岳14:10⇒16:20大倉
天候 | 温帯低気圧みたいな大雨⇒回復も高温 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
yarijapanさんの山行記録 「丹沢 蛭ヶ岳南尾根(寄-鍋割峠-熊木沢出合-蛭ヶ岳南尾根-蛭ヶ岳-大倉)」 を参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。 また、かつてこのルートを使って蛭が岳山荘にボッカした塔の岳のHさんにはあらためて尊敬の念を送ります。 蛭が岳南稜は、取付までのアプローチのルートの見極めが重要。取り付けば体力勝負。 <グルメ情報> 観音茶屋の「牛乳プリン」すぐ下の牧場の牛乳で作られている。150円。 |
写真
感想
週初から、週末の天気が悪そうでしたので、「悪い時は塔ノ岳」の計画でした。
温帯低気圧が通過するような悪天候下での登山は一見して無謀のように思われますが、
大倉尾根は樹林帯が多く、強風が予想される方向には鍋割山稜もあります。
雨量は予想以上に多く登山道も沢状態でしたが、風速20mの洗礼は頂上直下のみでした。
塔ノ岳の山荘の宿泊者は6名でした。
なお、厳冬期の丹沢の山小屋での宿泊はお勧めです。
早朝の霧氷や積雪など、山頂の小屋泊ならではの眺望が期待できます。
八ヶ岳などが悪天候で登るには危険かなと思えたら丹沢に振り替えるのが我が家の習慣です。
<ミー君=丹沢太郎>
ミー君のお出迎え、心なごみます。
丹沢太郎=ミー君は、猫の雑誌に特集されるような有名人(猫)です。
ミー君とこの山荘の縁は、今年山を下りられたOさんが拾ったからです。
どこで?
塔ノ岳の山頂でです。
猫に登山の趣味はないでしょうから、飼えなくなった飼い主が、塔ノ岳に捨てに来たのでしょうか。
不思議な、かなしい縁で、山荘に住み着いたミー君は、あたたかい登山者の差し入れも有りいまだ元気です。
しかし、なにぶん高齢。
若いころは大倉まで下山して、彼女に会いに行っていたらしいですが、いまは営業部長職に専念しているようです。
真夜中に、風雨もピタリとやみ良い方向です。
よし、と言いたいところですが、飲みすぎました。奥さまが、いびきはすごかったし、酒クサーと。
「何しにきたの?」との小屋番のWさんの嫌味に押し出されるように出発しました。
尊仏の土平への下り、胃が揺さぶられ戻しそう。
熊木沢出会は、奥さまもいないのでよじ登り通過。
取付までが今回のコースの核心部といえます。
yarijapanさんが詳しく山行記録でアップしていますので、大変助かりました。
尾根に乗れば後は体力勝負。
さて、この蛭ヶ岳南稜。個人的な感じでは、弁当沢の頭の方が良かったかな。
積雪があっても、南面ですぐ溶けそうだし、事実上南稜への取付までは林道歩きみたいなものだし。
塔ノ岳にひいひいとたどり着くと、多いねー登山の方、ほんと多いです。
昼寝している方も多数。
<塔の岳の山荘の奇妙な休憩料金>
休憩料300円
急須入りの暖かいお茶、缶ジュース300円
カップヌードル350円
ペットの水400円
ちなみに、急須入りの暖かいお茶を頼んでゆっくり休憩。料金は?
300円+300円=600円ではありません。正解は300円です。
何かを買えば休憩料は無くなるってことですかね、ファジーです。
ペットの水400円は高いですが、真意は水場があるから汲みに行ってねという意味でしょうか。
あの風雨の中を!!!!
凄いですね、でも同じ様な人が6名も、尊仏に宿泊とは驚きです。小屋の休憩300円は、尊仏でも同じです。
私はあまり小屋の中に入らないのですが、昨年の6月かな、雨なので小屋に入ったら、何も頼まなくても300円と言われ、ビールを注文しました。今年は、塔には一回だけ。蛭から塔に行きたいんですが、日帰りで。モカンボさんほど、脚力ないので無理かな。焼山から蛭、東野下山ならまず問題なく歩けますが。
すごい天気の中を登られましたね、驚きです。
取りあえずご無事で何よりでした、お疲れさまでした。
翌朝のルート、まさに私が行きたいルートの No.1です。
私も昨日、下見調査でユーシンに行ってきました。
12月の第一土曜日、仲間たちとユーシンロッジで鍋を突っつきながら飲み会、
翌朝は鍋割山北尾根を登るを予定しているので、ルートの下見で、
寄〜雨山峠〜ユーシンを見てきました。
また、オカラ沢に入って北尾根ルートの取付き部の確認をして少し登ってみました。
その後、ロッジで一休みして寄りまでピストンで戻りましたが、とっても良さげな場所でした。
私が熊木沢出合に着いたのは11時少し前でしたから ricarojpさんは蛭ヶ岳山頂目前でしたね。
壊れた橋にも何とかよじ登ってみました。
近い内に熊木沢から蛭ヶ岳を目指してみたいと思ってます。
mocambo さんの山行記録、非常に楽しく読ませていただきました。
Mikuniさん、一枚かんでたのですね。
玄倉林道の再開は、丹沢ファン、首都圏の登山を趣味とする方々には、朗報だと思います。
私が丹沢に通い出して、メインルートや初歩的な沢に通ってる間に、玄倉林道は通行禁止となり、空白地帯となりました。
是非、今後とも丹沢の水(山)先案内人として、ご指導ください。
コメントありがとうございます。
もともとは、玄倉林道が再開して空白地帯を歩きたいなという動機でした。
誰かへのコメントでnoborundaさんが、南稜についての情報を聞いていましたよね。
で塔の小家主に南稜の事をちょっと聞いたら、
「昔、蛭ヶ岳山荘も塔の山荘にまかされていた時があって、そのルートでボッカしたよ。」
この小家主、私より半年足らず先輩なのですが、先輩は先輩、山では申すべくもありません。
ま、行きたくなってしまいました。
鍋割北尾根も行ったことがないので、また教えていただければ幸いです。
ユーシン・・・いいと思います。丹沢のへそですね。
幕営指定地にと思うのですが、やはり無理でしょうか?
前出の小家主は、ずーと以前から県には言ってるが、ノーらしいです。
土曜日は下界も凄い雨でしたが、まさかあんな悪天の中をご夫婦で登られるとは。。。凄いですね。
それにしても、丹沢山あたりでニアミスですね!
もしバッタリ出会えていれば、ビックリでしたね。惜しい。。。。
ま、再会するのは氷の飛んでくるあそこですかね?
でも、相変わらずの健脚ぶり恐れ入りました。
ザルじゃなくてお皿にのってる蕎麦が名物みたいですよ、宮ヶ瀬は。
mocamboです!
Mikuniさんには大変お世話になっております。
ricalojpさんもこう言ってはなんですが、変わったルート好きですよね。しかもガッツリ歩きですもんね。
普通に蛭ヶ岳南稜って、出てくる辺り、只者ではございませんね。
丹沢はいくらでもルートがあって、自分でルート繋げて歩けるのがなんとも楽しいですね。
いつも地図眺めては、次どこから入ってどこへ行こうかな〜?なんてやってます。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
ricalojpです。
どうしても、塔ノ岳の山荘に一泊することになるので、コース取りに無理がありますね(笑)。
やはり、丹沢の醍醐味は縦走にあると思います。
今は車利用でしか来られない(3年前に都内から静岡に引っ越しました)ので、
なかなか縦走出来ずにいます。
玄倉林道開通により、縦走のコース取りが多彩になりましたね。
今後ともよろしくお願いいたします。
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