八甲田山
- GPS
- 04:16
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 710m
- 下り
- 707m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:15
天候 | 山頂 ガス・強風 麓 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス | 酸ヶ湯温泉のすぐ近くに公共駐車場(無料)がある |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓を下るときは軽アイゼンをつけたほうが安全かな。 |
写真
感想
ホテルで、気象協会の“登山天気”を確認すると、酸ヶ湯は曇りだが山頂は晴れ、風が強いようだが岩木山ほどではないか。5時ごろ起床、サッカーセネガル戦の結果が気になる。2−2の引き分けとのことだった。朝食は6時半から。7時頃ホテル出発、8時前に酸ヶ湯の駐車場に着く。予報通り曇り、風も強く寒い。何か嫌な予感。最初は緩い登り、樹林帯なので風もない。平日なのか登山者もほとんどいない。雪渓が現れ少し行くと木道がある。仙人岱の湿原が広がる。チングルマ、コイワカガミが咲き誇っている。ただここまでガスの中、晴れそうな感じがしない。しばらく行くと森林限界を超える。本来なら絶景が広がるはずだったが、残念ながらガスで何も見えない。さらに昨日の岩木山を上回る強風、耳が痛い。冬だ。三人連れのおばちゃんが下山してくる。「がんばってね」と声をかけられたが、何か憐みの声に聞こえた。
山頂には誰もいない。ガスで何も見えない。残念。証拠写真を撮り毛無岱方向へ行こうとしたとき、ご夫婦が山頂に。奥さんが声をかけてくる。何度も登っているようだ。下山したころにはいい天気になるようですよ。そうですか。仕方がない。最後の懸念が雪渓の下り。一応軽アイゼンを持ってきたが。登りの雪渓は何とかアイゼンを着けずに歩けた。ガスで方向が分かりづらく少し不安だったが。
頂上からしばらく行くと雪渓が現れる。傾斜からいってストックで何とか行けるか。踏み跡をたどりながらゆっくり下る。なかなか目印が見つからない。踏み跡も薄い。少し不安に。赤テープを見つけたときはうれしかった。夏道に出て一安心。と思ったら再び雪渓が、今度は傾斜も少しきついような感じ。ガスで目印も見つからない。恐る恐る下る。トラバース気味に行けばよいのかな。後ろを振り返ると件のご夫婦が軽快に降りてくる。しばらく行くと目印の竹の棒が目に入る。もう少しだ。とその時ものの見事に転倒、滑落するほどの傾斜ではなかったので良かったが、バツが悪かった。
大岳避難小屋を過ぎたあたりからガスも取れ始め、毛無岱の湿原が見えてくる。やがて、上毛無岱の木道が現れ、天気も少し回復して青空も見えてきた。ここから毛無岱の絶景と高山植物を堪能しながらのハイキングだ。満足感が心に広がる。紅葉も素晴らしいだろう。是非もう一度来たい。
予定より早く酸ヶ湯温泉に着く。千人風呂は迷ったが、めったに来ないところなので1,000円也を払い洗い場のある玉の湯と両方に入ることに。玉の湯を出て千人風呂に行こうとした時、湯守のおじさんが、温度どうでしたか。ぬるめが好きな私にちょうどよかったです。それから温度管理の難しさを聞く。が、結局どの様に温度管理をするのか聞き漏らしてしまった。
風呂から上がり外に出て山頂を見ると、奥さんが言った通り晴れ渡っていた。今日の熊谷は35℃の猛暑日とのこと、青森では半袖では少し寒い。半袖シャツの上に長袖を羽織る。これで百名山は四座を残すのみとなった。
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