記録ID: 1509216
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無雪期ピークハント／縦走
奥秩父
大蛇倉山〜舟留〜会所〜石仏
2018年06月26日(火) [日帰り]
kyom4
- GPS
- 12:05
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 1,169m
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| 天候 | 晴れ後曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
信号「小海大橋」を東進、県道2号線を走り 滝見の湯を過ぎたら、直進 道なりに約11kmで南相木ダム「天空の石広場」 駐車場とトイレ（自動点灯）あります |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・天空の石広場〜北の窪 舗装された平坦な遊歩道 ・北の窪〜大蛇倉山 林道終点まで未舗装の林道歩き、 落石、倒木に阻まれ次第に歩きにくくなります 林道終点からは登山道か獣道か判然としない踏み跡を辿ります 途中で沢を離れ、適当に右手の尾根に取り付き、 獣道を頼りに尾根上に出ました ・大蛇倉山〜標高1847m地点 大蛇倉山から舟留まで距離は1kmですが 踏み跡が分かりにくく、尾根から外れて登り返し 意外に時間がかかりました 標高1847m地点までは西へ向かうほぼ直線の尾根で 踏み跡の微かな箇所もありますが尾根を外さずに歩けました ・標高1847m地点〜石仏 ここから北に直角に急斜面を下りますが踏み跡が判然とせず 西に向かう踏み跡が明瞭なので要注意 シダが生い茂り、シダ漕ぎしました 御巣鷹山トンネル真上辺りになる岩場は迂回するのですが そのまま岩峰まで行ってしまい引き返しました 獣道頼りに手前で左に迂回です（テープ類は殆どないので要注意） 標高1754地点付近で再び西に向かうと程なく「会所」 会所を過ぎて下るとすぐに登山道（微かな踏み跡）交差点 名前は分かりませんが峠と思われ 判読できない標識が以前の登山道を示しています 峠を過ぎると再び登りの連続、獣道が良く踏まれています ・峠〜林道 茶屋ノ平に至るコースよりも南の巻道を歩きました かつては作業道だったらしい踏み跡が次第に獣道に変わり 枯れた笹藪に阻まれ、なかなか前進できず、時間がかかりました 茶屋ノ平の尾根の一本手前の尾根に出会うと 良く踏まれていそうな下る道が見えたので下りました 途中から急坂になりましたが、獣道を頼りに沢に下り 対岸の廃林道に出ると20分程で車道に出ました |
写真
ここに来たのは二回目
でも、またやって来るとは思いませんでした！
でも、またやって来るとは思いませんでした！
こんな標識を見ると、明日歩くコースの状況が嫌でも心配になって来ます。
静まり返ったダム
時刻は4時半過ぎなのですが、カメラの時刻修正を忘れており、一時間前になっています
時刻は4時半過ぎなのですが、カメラの時刻修正を忘れており、一時間前になっています
車は通行しなくても、灯りは煌々と付いている、流石電力会社！湯又温泉に向かう鼻をつままれても分からないような真っ暗なトンネルを思い出します。
1
6/26 3:38
車は通行しなくても、灯りは煌々と付いている、流石電力会社！湯又温泉に向かう鼻をつままれても分からないような真っ暗なトンネルを思い出します。
北の窪広場
ここで左の林道に入るべきを、ダムに沿って進んでしまいました(;_;)完全に寝ぼけたまま。
ここで左の林道に入るべきを、ダムに沿って進んでしまいました(;_;)完全に寝ぼけたまま。
橋を渡り、一回ヘアピンカーブ、その後ほぼ林道を直線に進みました
林道終点の標識
登山にも関係する情報が無いかと目を凝らしますが、期待する方が無理。
登山にも関係する情報が無いかと目を凝らしますが、期待する方が無理。
登山道？獣道？
今日一日、そんな箇所ばかり、歩きながらそればかり考えていました。
今日一日、そんな箇所ばかり、歩きながらそればかり考えていました。
明瞭な踏み跡もなく、適当に沢を離れて右手の尾根に取り付きました。獣道を拾いながら登り、間もなく尾根♪
第一難関クリア…
しかしこの先どんな困難が待ち受けているか知る由もありませんでした
しかしこの先どんな困難が待ち受けているか知る由もありませんでした
今年は、あちこちで本当にシャクナゲを堪能しました。今年は終わりと思って居たのに、歓迎を受け、幸せの一言に尽きます(^.^)
さようなら
今日は、県境尾根を北に向かいます。ゆっくりしたいところですがそうもいきません。
今日は、県境尾根を北に向かいます。ゆっくりしたいところですがそうもいきません。
コメツガと石楠花のジャングルに取り囲まれる岩場。帽子は取られそうになるし、引っかき傷だらけになるし、何が楽しくて？と自問。
舟留
ノアの箱舟じゃあるまいし、山にこの地名は何故？なにはともあれ、無事到着(*^^)v
ノアの箱舟じゃあるまいし、山にこの地名は何故？なにはともあれ、無事到着(*^^)v
一年にどれくらいの人が訪れるのでしょうね？カメラの時刻の一時間のずれに気がつき、ここで修正しました。
尾根上に何気なく普通に岩場。こんな光景に慣れて来ました(*^^)v
さすがにこの岩場は降りられませんね。また時間のロス(/_;)
会所に到着
なんとか無事に来ましたが、想定外に時間がかかり過ぎ(*_*;
なんとか無事に来ましたが、想定外に時間がかかり過ぎ(*_*;
石仏目指し出発
御座山は次回に見送り、茶屋ノ平コースで下山を決意
御座山は次回に見送り、茶屋ノ平コースで下山を決意
見通しの良い枯れ笹地帯はかつての峠？登山道の交差する地点なのに、踏み跡も判然とせず、もはや双方向廃道？
ギンリョウソウ
今年もこの花の咲くシーズンになりました。この花の養分が何かを別にすれば、白い妖精。
今年もこの花の咲くシーズンになりました。この花の養分が何かを別にすれば、白い妖精。
何故石仏？
古色蒼然とした仏像が置かれているのかと思いましたけど、ロマンは、夢のままであった方が良かったのかも。
古色蒼然とした仏像が置かれているのかと思いましたけど、ロマンは、夢のままであった方が良かったのかも。
さようなら
ここまで来たからには、御座山への縦走は改めて計画します。また来ますね！
ここまで来たからには、御座山への縦走は改めて計画します。また来ますね！
判読不能標識まで帰還途中、地図上では南に並行する茶屋ノ平コースに下ってみましたが、それらしき踏み跡見つからず、ここまで戻りました。歩き出すと予想通りの廃道状態に本日最大の苦戦を強いられました(T_T)
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6/26 14:11
判読不能標識まで帰還
途中、地図上では南に並行する茶屋ノ平コースに下ってみましたが、それらしき踏み跡見つからず、ここまで戻りました。歩き出すと予想通りの廃道状態に本日最大の苦戦を強いられました(T_T)
途中、地図上では南に並行する茶屋ノ平コースに下ってみましたが、それらしき踏み跡見つからず、ここまで戻りました。歩き出すと予想通りの廃道状態に本日最大の苦戦を強いられました(T_T)
思い切ってこの尾根を下りる事にしました。道幅広く踏み跡もしっかりしていそうな雰囲気。ですが、どこに下るやら？皆目見当がつきません！ただ、GPSで見ると、この尾根のすぐ近くに林道が伸びて来ているようなので心強いです。
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6/26 15:11
思い切ってこの尾根を下りる事にしました。道幅広く踏み跡もしっかりしていそうな雰囲気。ですが、どこに下るやら？皆目見当がつきません！ただ、GPSで見ると、この尾根のすぐ近くに林道が伸びて来ているようなので心強いです。
石楠花群生地
この感じだと石楠花の素晴らしい穴場かと思っていると
この感じだと石楠花の素晴らしい穴場かと思っていると
なんと、ここでも花盛りの石楠花に会えました(^^♪しかもまだ蕾さえ(*_*;
振り返った下降点
登山道というより鹿さんたちが水飲み場に下る獣道といった方が正しいかもしれません
登山道というより鹿さんたちが水飲み場に下る獣道といった方が正しいかもしれません
やっと南相木ダムに向かう道路が見えました。GPSでは実線で示されていた林道は、人一人が通るのも大変な藪状態の廃道でした。
彼方に橋
緩い上り坂ですが、疲れた足には応えます、橋が限りなく遠く見えます(/_;)
緩い上り坂ですが、疲れた足には応えます、橋が限りなく遠く見えます(/_;)
御巣鷹山トンネル
最短距離で上野村に入れるのでは？もちろん一般車通行禁止。
最短距離で上野村に入れるのでは？もちろん一般車通行禁止。
感想
自分の思い付きを実現しないと気が済まない厄介な性格を克服できず
登山に関しても、その行動様式を変えられないまま、今日に至り
大蛇倉山〜御座山の稜線を繋げてみたいと思い付いてしまってから
日夜、考え続けた結果が無謀とも思える計画でした。
無事下山できたから良いようなものですが、反省すべき点だらけです！
今回の反省点をざっとまとめると
�々佑┐燭茲Δ任癲⊆造肪翕喩消爾雰弉茲任靴�
まず、歩行時間の読みが甘すぎ（コース状況を全く考慮せず）
殆ど計画通りに歩けないことを想定していませんでした
�⊇弾擦瞭団Г鬚靴辰�り把握できていない
倒木や、1m程の高さで目前を遮る木枝があると
すぐ先の踏み跡は当然不明瞭になり、遠方も目配りしないとロスト！
�Ｃ録淨匹澆�まだまだ未熟という、情けない自分の実力を痛感
でも、裏を返せばちょっぴり成長できたかもしれませんが(^^ゞ
�ぅ┘好院璽廛襦璽箸鮃洋犬靴討い泙擦鵑任靴�
結果、下山時にあわや遭難かと不安に苛まれながら下る羽目に！
�ゥ競奪�の重量問題
蒸し暑かったので、普段より水を多めに持ったのは許せるとして
食料はどう考えても多すぎ、次回は食料は完食出来る量に削減
�γ詫�院地図に記されている破線の正確さや、
現在の使用状況の詳細な情報収集や把握
他にもまだ問題点は洗いだせば出て来るかもしれませんが
とりあえず、次回はこれらの反省を踏まえ、石仏を再出発します。
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kyom4 さん、こんにちは。
大蛇倉山から舟留の稜線歩かれたんですね、すごいですね。
その気迫、尊敬します。
私は、いかに逃げるか、そればっかり考えていました。
次は、石仏から御座山ですか。
途中の弥次平、静かな広い平坦な樹林帯にたった一人、は実に気持ちよかったです。
楽しんで来てください。
コメント有難うございます
ちょっと籔漕ぎには遅すぎる？と思いながら出かけてみました(^^ゞ
大蛇倉山から船留迄の距離は1Kmなのに予想以上の時間がかかり
ついでに引き返したり、もたついたりして
これでは到底御座山までは無理と判断して下山しました
今年はもう終わりと思っていた石楠花をあちこちで見られ
思いがけない出会いに感動しました
ひと知れず咲く花の魅力を満喫出来た感じです。
下山途中も判然としない踏み跡に泣かされ、
遭難するのではと、一瞬不安も覚えましたがなんとか下山。
次回は、茶屋ノ平付近の新しい林道の記録も参考にさせて頂きながら
計画してみたいと思います。
たびたびドモです
「茶屋ノ平付近の新しい林道」の詳しい報告が上がると可能性がまた広がるので楽しみですね。ただ、これからの時期、林道歩きは暑すぎるかもですね。
南面から入れば長い長い林道歩きになってしまいます。
北面の、北相木・長者の森からだと 駐車場＝御座山登山口 ですので楽ですが、弥次平−石仏がピストンになってしまます。
さて、どう料理しようか？ きっと今が一番楽しいときでしょうね
焦らず、無理せず、自分らしい山歩き、楽しんでくださ〜〜い
その結果、多分歩きながら、なんでこんな下らない計画したんだ
と自分を呪いながら歩くのが目に見えております
マゾ的世界が自分の周りに限りなく広がっておりまして、
いつまでたっても抜けだせない感じです。
（足の衰えと共にその世界も自然消滅する事でしょう
人に迷惑をかけなければと、気負いつつ
今回下山に際し、半ばパニくってました。
山は、本当に無事下山が大切と深く反省しておりますので
前日入念に下見も考えております
長者の森からの登山道は、赤火岳周回時に使おうと
にやにやしながら眺めておりまして、楽しみです。
閃きました
車中でワインを飲みながら、ユーチューブ
あまり頻繁に行くと不審者とみなされるかもですが
お疲れさまでした。
��34のお写真にある『何が楽しくて？』…
この気持ち、凄くよく分かります。
コメツガやシャクナゲは大昔から暴風雪に鍛えられて？いますから、人の手足で簡単にこげる藪ではないですね。まだ笹藪の方がマシです。
藪山ではもう一つ、時間との戦いもありますが、日の長い今時分は難しい山にも挑めるいいチャンスですね。
身も心も山にのめり込んだ一日の時間の短さを痛切に感じます。
御座山〜大蛇倉山、マイカー利用で日帰りはかなり困難だろうと思っていました。
御座山〜石仏は楽々ですね。くれぐれも安全第一で。
私、山行記録は書いていませんが、13日（水）はナシ尾根→和名倉山→仁田小屋尾根周回、25日（月）は祓川登山口から苗場山⇔日陰山間を歩いて来ました。
takayama2さま コメント有難うございます
こんな藪に入って行く方がどうかしてるんじゃないの？
とかつては思ってい自分ですのに
最近、気づかぬ内にかなりヤバい状態で藪にのめり込んでしまいました
止められない性格が完全に災いしてます
面白くないんだったら止せばばいいのに、
帰宅するとすぐまた行きたくなります
次回は、ヘルメットを被って行こうか等と考えたり
おっしゃるように日の長い内に、あちこち行きたくて焦り気味
角間温泉〜角間峠の記録拝見し、現在の崩壊地の様子が良く分かりました。
写真で見ているだけで、自分には行けそうもない世界と感じました。
記録を読ませて頂いて楽しかったです。
近々、また石仏まで登り直しですが、明瞭なコースなど期待薄
藪漕ぎ覚悟で、石仏の尾根をまっしぐらに目指そうかと計画中です(^^ゞ
避難小屋泊まりで日蔭山から苗場山の尾根歩きをと思った事がありました。
いまだに実現していませんので、
記録を掲載されるようでしたら読ませて頂くのが楽しみです。
和名倉山も山頂は地味ですが奥秩父では存在感のある良い山ですね
自分も出来るようでしたら、いつか歩いてみたくなります
（だんだん自信がなくなりつつありますが…）
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