三笠新道・緑岳
- GPS
- 07:58
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 925m
- 下り
- 918m
コースタイム
天候 | 曇りときどき雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
三笠新道はヒグマ出没のため閉鎖となり行けないと思ったのだがこの時期だけヒグマセンターのレクチャーを受け、なおかつヒグマが登山道上にいないことを確認できた時には行けるらしい。
と、いうことで行ってきました。
行く時に、クッチャンベツ登山口に繋がる林道のゲート(やんべ分岐)には工事中と言うことで閉められていた。
直す気の様です。ありがたい。
ヒグマセンターで高原沼は周回ができないとのことで、「今年は直らないですか?」と尋ねると管理は北海道なのでなんとも言えないの答え。がんばれ、高橋はるみ。
登山道は基本的に極めて歩きやすい。ほとんど雪の下に登山道は隠れているがレンジャーの皆さんが竹の先にピンクテープを垂らしていてくれて迷うことはない。
高原沼の先で軽アイゼンに履き替える。同行の皆さんは9爪アイゼンだ。
先行させたメンバーが高度を上げすぎて、斜度のキツい斜面をトラバースすることを強いられる。
こうなると6本爪軽アイゼンの私は苦しい。直登、下りは問題はないので楽しようと横に進みながら上下にジグザグすることになる。
灌木帯を乗り越えて正しい三笠林道の登りに乗る。
キックで踏み込んでステップを切ることが軽アイゼンでは必要なので、前に人がいると雪を浴びせることになる。私が先頭でステップを作っていく。
あっという間に稜線まで登って雪のない高根ヶ原を歩く。
ウルップ草は来週末には見頃を迎えるだろう。
急にあられが強く降り出し痛いぐらいの大きさの物が強い風に乗りながら我々を襲う。
時間にして5分ぐらいだったと思うが長く感じた。
雲が少し切れて白雲岳避難小屋が姿を見せた。
白雲岳避難小屋には女優のように端正で清楚な感じのスイス美人とその彼氏がいて、「旭岳からここまで来た。今日はここで泊まる。高原温泉の天気はここよりましか?かわんねーぜ。」とか彼氏と話しながら脇で微笑む美女に見とれていた。
板垣新道も雪がフラットに詰まっていて、レンジャーの方が引いてくれたロープもあって歩きやすい。
緑岳の稜線にあがるとえらい強風で先を急ぐ。
あとは30年以上前に当時の私の彼女だった妻と歩いた高原温泉への登山道を下るだけだ。妻とはこれが最初で最後の登山となった。
高原荘は内装を手直ししたようで小ぎれいになっていた。
ほぼガスガスの中の山行だったが長年の宿題を終わらせた仲間は満足したようだった。
お手伝いできて光栄です。
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