開田口から碧い三ノ池、コマクサ咲く継子岳 雷鳥バトルも。
- GPS
- 09:57
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,522m
- 下り
- 1,508m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 9:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
たくさんある木道が新しくなっていました、登山道整備ありがとうございました。 8合目から登山道に残雪有り、沢沿いは歩きにくくなっています、登山道が荒れてわかりづらくなっている箇所もあります。 各所に大雨の爪痕が残っていました。 |
その他周辺情報 | 温泉 登山口近くのやまゆり荘 450円 |
写真
感想
残雪残るコバルトブルーの三ノ池に静かな開田口から行って来た。
先日の大雨の影響で登山口付近の道路は大荒れ、山頂付近でも五の池小屋手前通路部分の崩落などいくつかの大きな爪痕が残っていた。
深い森の中では、火山岩のすき間や大木、うっそうとした苔のおかげで大雨の影響は少なかったが、上部では大雨で表面の土砂が流され、2014年の噴火の火山灰が出てきたせいか、7合目からは硫黄臭がきつかった。
またこの時期特有のブヨや蚊の多さには閉口した。先週の山行で顔をブヨに刺されてずっとかゆくて大変だったので、今回強力な虫除けを服や体にこれでもかと言うほど吹きつけたが、少し時間が経つとまた寄ってくる、その上目や口の中に飛び込むものもいて参った。
7合目を過ぎて、大きな石がゴロゴロする沢登りのあと雪渓が出てくる。急な沢筋に残った雪渓は、大雨で土砂が掛かって表面は泥で滑り易かった。だからといって雪のない斜面を上がろうにも枯れた藁のような長い草の下は泥で滑り、この区間が最も歩きづらかった。また雪渓上部の登山道は笹で覆われて不明確であったり、土砂で削られていたりして気を遣った。
三ノ池に到着した頃からガスが上がってきて曇ってしまった。
ゆっくりガスが抜けるのを待ちながら継子岳へ向かった。
ガス合間に写真を撮りながら、時折見せる深い紺碧の水に残雪、それに底に落ちた雪が見えて神秘的だった。
今回楽しみにしていたコマクサは、ちょうど咲き出したばかりでまだまだ小さいものが多かったが、継子岳周辺にはいたるところで見ることが出来た。
いつもなら一株のコマクサの花のいくつかは枯れているものを見ることが多かったが、今回のように花弁も出たばかりで可憐で生き生きとしてた。
また雷鳥もみたいと思っていたが、最初に5匹の雛を連れた雷鳥に遭遇、その後はメスの雷鳥を巡ってオス同士のバトルを目の前で見ることが出来た。
メスは雛を連れていなかったのでこれから産卵なのだろうか?
なかなか迫力があって珍しいものを見ることが出来た。
帰りは長い行程に嫌になった。胸ポケットにいれたスマホのジオグラフカは20Km程の距離をアナウンスしたが、ヤマレコに載せたガーミンのGPSのログだと15Km程、もっと歩いた気がする。それだけ充分歩いた山行だった。
碧い三ノ池、咲き出したコマクサ、雷鳥のバトル、長い行程、満腹の山行になった。
コメント
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初めまして!教えてください。今週末に開田口から登る予定です。駐車場が5台しかないそうなのですが、手前でも停められる場所はありますか?五の池に泊まる予定です。
初めまして、hebereke-rinさん、今週末に登られるのですね。
駐車場は登山口上の林道脇にあります、何度も来ていますが1台あるかないか位ですね。
登山口付近にもいくつかスペースはありますよ。
さらに下って舗装の分岐点の登山道の絵がある大きな看板の所にも駐められます。
ただ未舗装の林道部分はかなり荒れているのでパンクに気をつけてください。
静かなもののけの森を楽しんで行って来てください。
y-urano
情報ありがとうございます!ビビリなので手前に停めることにします。
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