誰もいない小淵沢田代から尾瀬沼へ 気になった池も見てきました
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 814m
- 下り
- 792m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ヤマレコマップでのログが取れずルートは手書きです。 |
写真
感想
尾瀬付近の地形図を見ていて、小淵沢田代を見に行ってみたくなった。
7月の3連休と言えば夏山のベストシーズン。どこの山も混みあうこと必至だが、マイナーな小淵沢田代だったらそうでもないだろう。
さらに地形図で気になったのが小淵沢田代への登山路からわずかに離れた場所に描かれている池。名前もなく、どの資料をあさってもどこにも記述がないので登山の対象外なんだろうが、ますます気になった。
連休初日、朝5時半過ぎに大清水に着くと第一駐車場は満車。第二駐車場もかなり埋まってる。さすがメジャーな場所。6時の出発時には9割がたいっぱいになってしまっていた。
チップ制のトイレを済まし出発。すぐに奥鬼怒林道に入るがこちらに来る人は誰もいない。とにかく延々と林道を歩く。
1時間ほど歩いて小淵沢林道に入るが標識類は何もなかった。
少し荒れ気味の林道を登って行く。思いのほか花々が多く癒される。ここものんびり1時間ほどでやっと登山口。小休止ののち本格登山開始。
しばらく急登が続く。ガレ場や倒木などがあって結構大変だが、しばらく我慢すると緩やかになった。
さて、お目当ての池は登山道から100mほど東に離れた場所にある。
登山道から見えるか期待していたが、笹ヤブが濃い。ただ地形的には窪んでいるのがわかるので、ヤブを漕いで東に直進してみると・・・、ありました。針葉樹のなかにぽっかりとした空間が現れ、水をたたえていた。
本当に静かで神秘的だ。足元にはたくさんのルリイトトンボが飛び交い、逃げようともしない。いや〜、いい場所ですな。満足。
ふたたびヤブを漕いで登山道に復帰する。ちょっとペースを上げ、20分ほど頑張って奥鬼怒から尾瀬への縦走路に合流した。そこからゆっくり下って行くと、突然目の前が大きく開け、小淵沢田代に着いた。
細い木道が続き、サワランやタテヤマリンドウなどの小さな花がひっそり咲いている。派手さはないが素敵な場所だ。
誰もいない湿原の真ん中でのんびりティータイム。この風景、静けさを独占できるなんて、最高の贅沢だ〜(^O^)/
30分ほどゆっくりしてあとは下るだけ。大江湿原へと向かう。
こちらの道はよく整備されているので、小淵沢田代へは尾瀬沼方面からピストンする人はほとんどなんだろうが、今日は大江湿原に合流するまで誰にも会わなかった。
大江湿原からは俗化したような感じで淡々と歩く。ただ花々は多いので木道上で人が切れた合間をぬって写真を撮る。けっこう忙しい。
長蔵小屋脇で昼食。いい場所はほとんど塞がっていたのでちょっとした段差を腰掛け代わりにした。
昼食を済ませ、さっさと帰路につく。尾瀬沼畔を三平下に向け歩く。人は多いがやっぱり景色は最高。尾瀬沼を前にした燧ケ岳の姿は雄大だ。人気なのもうなずけるなぁ。
三平峠を過ぎて下って行く途中でも、続々と登ってくる人とすれ違う。
一ノ瀬に着くと、救急車とパトカーが止まっていて何やら準備をしている。隊員の方に聞くとこの上でけが人が出たとのこと。本当にご苦労様です。
一ノ瀬から大清水間はシャトルバスが出ているが、歩くことにする。
何度もシャトルバスに抜かれながらのんびり歩いていると、道の真ん中を黒い物体が横切っている。何かと思って捕まえてみると、モグラさんだった。ちょっと観察して道路脇に放してやると、驚くほどの速さで地中に潜ってしまった。なかなか可愛かったな。
モグラさんと別れて少し、大清水のゲートが見えてきて本日の行程終了。
尾瀬沼付近の風景は確かに素晴らしかったけど、自分的には小淵沢田代のほうが気に入りました。それと神秘的な池の姿も見れて、今日の山行は、満足満足(^O^)/
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かなり昔に逆コースで歩いたことがあります。
田代がニッコウキスゲで黄色に染まっていた頃です。
小淵沢田代から大清水までが長くてくたびれた記憶。
一之瀬からシャトルバスなんて無かった時代でした。
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