片品川水系 中ノ岐沢北岐沢〜ぶな沢下降 猛暑を味方に快適なナメと湿原と
- GPS
- 09:07
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・4×8m滝 左側から ・8m滝 左側から ・4段10m滝 右側から ・大滝 少し戻って左岸の踏み跡をたどり大きく巻く ・登山道(小松湿原近くの水場からブナ沢への下降点) 6年前に歩いた時は倒木が酷く、実線レベルの登山道ではありませんでしたが、今回倒木が整理され(といっても新しい倒木が所々ありますが)かなり歩きやすくなっていました。 ・ブナ沢 林道に合流するまでとても急な下りが続きます。滑っている岩もあるので慎重に。 (e-hara追記) ・巻き道は全般的に取付部分が不明瞭な感じもした。が、地形をよく見てそれっぽいところを登るとだんだんと明瞭になる。小松湿原からの詰めも同様で、踏み跡を探して右往左往したものの、奥の沢型っぽい斜面を適当に詰めあげるとそれらしい踏み跡に出た。ヤブ漕ぎはナシ。 ・cont1770二股に整地されたスペースが3か所ほどあった。が、残念な焚き火跡が複数残置されてた。中途半端なところで消さずに割り箸なんかも最後までちゃんと燃やし尽くしてね♡ |
写真
感想
ここ数年、尾瀬がお気に入りの私にはちょっとした憧れだった片品川源流域。3年越しの計画だったけど最高の天気の中、とても贅沢な時間を過ごすことができました。youtaroさんありがとう!
けっこうなロングルートだったので多少の不安もあったけど、歩いてみたら快調に足が出てあっという間に湿原に着いてしまった。拍子抜け。というか、もうちょっとのんびり北岐沢を味わえばよかったかな。今年はトンボも早いのか、入渓点から戻るまでブヨに刺されることもなく。ヤブ漕ぎらしいヤブ漕ぎもなく。こういう沢なら何度でも行きたい感じ。最近、身体の節々に衰えを感じ始めていたけれど、ある程度なら歩けそう。尾瀬にはまだまだ綺麗な沢があるみたいなのでこれからもちょこちょこ通ってみようと思う。
ちょいと林道歩きが長いルートなので、一泊で行くならオモジロ沢あたりから中ノ岐沢本流を歩き始めるのが面白いと思う。一度は行ってみたかった鬼怒沼はまたの機会に。やっぱ尾瀬いいわ〜。春スキーも夏の沢も。
この沢の計画は3年前に作成していたのですが、2015年、2016年と雨に阻まれました。さらに一年おいて2018年、ここの所単身先(成田)への往復や横穴式石室めぐりなどの影響から、沢登りへ思考がいかなくなっていたのですが(ここ何年か高い所や危険箇所など以前より怖さを感じるようになったことが一番大きいかも)、いはらさんから、どうですか?と声をかけてくれました。とても魅力的な沢ですし難易度は低めなので、怖さが出てきた自分でも対応可能かな?と思い4年ぶりの沢歩きです。
長い林道歩きは苦にしないので、川へ降りる場所までの6キロはCLと雑談しながらのウォーミングアップ時間です。そして、4年ぶりの遡行を開始。手がかり・足がかりがしっかりとある滝でも、やはり久しぶりに水流の中を登ると緊張します。4年前と比べると体重も4キロ増。。。いかんなあ。沢を歩き始めて30分程、シャワークライムで全身びしょ濡れになったあたりから緊張もほぐれて来たのかな?今思い返しても記憶がハッキリとしてきます。そして、中盤からはきれいな滑床歩きが続き一番楽しい時間です。上を見ると快晴でこの時期にしては空も濃いブルー、思いの外早い時間に沢も終盤の様相になってきたと思ったら、突然目の前に小松湿原の開放的な景色が広がりました。この湿原に登山道は繋がっておらず、山の奥深くにひっそりとあります。おじさん二人でもはしゃいでしまう良いシチュエーションでした。
稜線に登り、登山道歩きは20分少々で再びブナ沢を使っての下降を開始します。苔の緑が印象的な沢でしたが、地図を見てもわかる通り、短い距離で一気に標高を下げる沢です。転げ落ちるように?沢を下り、林道合流手前では集中力が続かずペースダウンする程でした。奥鬼怒トンネルを見たら達成感みたいなものを感じてしまった。あとはルート図でみるとオタマジャクシの尻尾みたいにも見える林道を歩いて予定より大幅に早くゴール、CLと握手し今回の山行は終了となりました。いはらさん、いつもほんわかした余韻も残る充実の沢登りをありがとうございます。やはりナメ中心の沢はよいですねえ。沢登りへ気持ちが向きにくい今日このごろでしたが、猛暑を味方につけた爽やかな一日になりました。運転はしっかり担当しますので、また(笑)
コメント
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あっという間でしたが充実した沢歩きでした。
おみやげもクルマもありがとうでした
そうそう、ザイル。回収忘れたかも。
とりあえずもう一本あるので、そのまま保管しておいてくださいませ
追記
そういえば川乗山の時もザイルの回収忘れてホームに飛び降りた思い出が
あとN-BOXですが、乗り始めてから特に気になった(ている)のは以下の2点です。
・ガソリンタンクが小さい:四駆だと25Lで無給油で350kmくらいしか走れません。
・ふらつきとフワフワ感:軽サイズで背も高いので仕方ないけど軽量なのも原因かと。
安定感がない感じで怖かったです。
乗ってれば慣れますが軽はやっぱり軽ですね。
今日、ディーラーでN-VANみてきました。私にはN-BOXで正解だった感じ
いはらさん
こちらこそ、いつもありがとうございます!
ここ何年かなかなか沢へ意識が行かない状況が
続いていましたが、おかげさまで美しいナメ中心の
沢の遡行を堪能することが出来ました
(体重、落とさないと。。。)
そうなんです、ザイルが自分のザックに入った
ままでした。大切に保管しておきます。
次回お会いする時は同じ車ですね
いはらさん
川乗山でのザイル回収のこと、思い出しました
N-VANの日記、熟読しました
自分の場合は確実にN-BOXで正解だったと思います。
N-VANのCMを見て、早まった可能性もあるかな?なんて
少し思っていましたので、スッキリしました。
燃費は今の車で平均13〜14キロ前後ですから(鴻巣は田舎ですし
長距離中心なので)FFのN-BOXの平均燃費は20キロに
迫らないかなあと淡い期待をまだ持っています そう
すれば、満タン(27リットル)で500キロ近く走りますし。
お二人さん、こんにちは
暑い日が続くので、沢はうってつけですね☺️
この日は空気も澄んでいて登山日和❓️でしたね。私は相変わらず西日本の低山で酷暑登山でしたが😰
私もご同行させていただいてから、もう4年にもなりますか😱あっという間ですね。
私もこっちに来てから、尾瀬のようないい沢がなく、情報も少なく、一人ではなかなか沢に足が向きません😰
shigetoshiさん、こんにちは。
まだ公立の小中学校は夏休み前というのに、この暑さ、
低山の酷暑は厳しすぎますね。。。
今回の計画、3年前にはshigetoshiさんもメンバーで
2015年、2016年と雨でお流れとなった時のコメントが
残っていて、感慨深いです。あっという間の4年ですが
shigetoshiさんは西日本ですし、私は成田。色々変化は
ありますね。
あの時は3人で前夜テント泊したこともよい?思い出です
自分の沢スキルは、いはらさんに一番最初に奥多摩へ
連れて行ってもらった時と一緒で(年のせいか怖さを感じる
ようになった分、ダウンかも。。。)単独での沢は
検討の余地もありません 車でアクセスして遊べる(泳げる)
沢は、いつも探していますが
今回は帰省後すぐだったこともあり、中ノ岐沢小淵沢へご一緒
した時と比べると体重は4キロ以上増です。
尾瀬沼から三平峠への登りはshigetoshiさんと競争するように
歩きましたが、今あのパフォーマンスは全然無理な感じ
ロングの山行が減っているので、足の鈍りはしょうがない
部分もありますが、体重はなんとかしないとですね
しげとしさん、ご無沙汰です
ホントに今年は猛暑ですね。明石もさぞかし
ゆうたろさんとは、年に2回(春スキーと沢)しかお誘いしない関係(笑)
なので、天気に恵まれないとあっという間に年が経ってしまいます。
それでも年1山行でのんびり楽しめるのが不思議です。
これからもこんな感じで行きたいと思ってます
尾瀬の沢は雪国だけあって、東京近郊の沢とは一味違う美しさがあります。
今年はトンボももう飛んでいて快適な遡行ができました。
またこちらに戻られたときは3人でどっか行きましょう
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