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Yamareco

記録ID: 1525722
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

熊野古道・中辺路〜よみがえりの道60km〜(紀伊田辺ー熊野本宮)

2018年07月13日(金) 〜 2018年07月15日(日)
 - 拍手
Junjapa その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
24:08
距離
59.1km
登り
2,881m
下り
2,789m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:30
休憩
0:30
合計
6:00
距離 19.5km 登り 649m 下り 569m
10:15
20
紀伊田辺駅
10:35
15
交差点(語り部さんと別れる)
10:50
25
須佐神社
11:15
10
万呂王子跡
11:25
11:40
65
三栖廃寺塔跡
12:45
155
長尾口(語り部さん合流)
15:20
15:35
40
潮見峠
16:15
鍛冶屋川口BS
2日目
山行
8:45
休憩
0:40
合計
9:25
距離 18.8km 登り 1,294m 下り 896m
7:10
20
鍛冶屋川口BS
7:30
7:50
70
滝尻王子
9:00
300
飯盛山
14:00
14:20
135
道の駅(牛馬童子)
16:35
民宿つぎざくら
3日目
山行
7:40
休憩
1:10
合計
8:50
距離 20.8km 登り 950m 下り 1,351m
7:55
190
民宿つぎざくら
11:05
55
蛇形地蔵
12:00
12:30
75
三越峠
13:45
14:20
70
発心門王子
15:30
20
伏拝王子
15:50
45
三軒茶屋
16:35
16:40
5
熊野本宮
16:45
熊野世界遺産館
天候 連日の猛暑・へろへろ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 飛行機
[往路]
・7/13(金)東伏見5:17++高田馬場++品川++羽田空港国内線ターミナル〜[JAL]〜南紀白浜空港=[バス]=10:11紀伊田辺駅
[復路]
7/16(月)川原湯温泉=[マイクロバス]=熊野本宮大社=[龍神バス]=紀伊田辺駅++[JR紀勢本線]++新大阪+[新幹線]++品川++新宿ー西武新宿++東伏見
コース状況/
危険箇所等
・まったく問題がない。指導標完備。
・熊野古道というと旅行会社のパンフなどでは「森の中に続く石畳」というイメージだが、実際には奥武蔵のような登山道と舗装道路とのミックス。石畳は一部にしかない。参詣した人がかつて祭祀などを行った王子もほとんどがその”跡”であり実物はナニもないところがほとんど。過大な期待は禁物。記録にもあるようにご接待の文化は一部にあるようでうれしい。牛馬童子のそばの道の駅を除いてコンビニなどはない。滝尻にお土産屋さん、あとは宿泊した場所の宿屋などがエイドポイントとなるだろう。そういう意味では古き良き日本の田舎道が残されている。また思った以上に長い。風がないと灼熱地獄となるのでできれば夏を避けて歩きたい。
その他周辺情報 <総延長>
・59.2km(累計標高差4140m)

<宿泊場所>
■7/13(第1日)「CUE」(紀伊田辺)
・初日の到達地点、鍛冶屋川口BSから、バスで紀伊田辺駅に戻って宿泊。街中にあり、食事などに便利。洗濯もできる。
(なお、紀伊田辺駅周辺にはリーゾナブルな価格の宿が何軒かある)

■7/14(2日目)「民宿つぎざくら」(継桜集落)
・料理が自慢の民宿で夕食も朝食も大変豪華。一日3〜4家族限定のようだ。快適でシェフも女将さんも気持ちがいい人たち。洗濯もできた。

■7/15(3日目)「ホテルかめや」(川原湯温泉)
・徒歩のゴールであった熊野本宮まで送迎バスで迎えに来てもらった。熊野本宮からホテルまでは約10分ほど。
・簡素なホテル。廊下もエアコンは効いていない。部屋にシャワーはないが、風呂は硫黄の臭いのするご機嫌な温泉。隣の姉妹ホテルの風呂も利用できる。食事は隣のホテルにいってとることになる。
<7/13>
空港からバスに乗って10:10に紀伊田辺駅に着いた!バスを降りるとすぐに依頼していたボランティアの語り部さんがお出迎え!びっくり!&感激!ありがとうございます。すぐに歩き始めます。すでに暑い!
2018年07月13日 10:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 10:12
<7/13>
空港からバスに乗って10:10に紀伊田辺駅に着いた!バスを降りるとすぐに依頼していたボランティアの語り部さんがお出迎え!びっくり!&感激!ありがとうございます。すぐに歩き始めます。すでに暑い!
田辺駅でこりゃナンだ?と思って撮った田辺花火大会の二尺玉。よく見たら貯金箱だった!笑
2018年07月13日 10:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 10:15
田辺駅でこりゃナンだ?と思って撮った田辺花火大会の二尺玉。よく見たら貯金箱だった!笑
この交差点まで案内を戴きました。有難うございました。この標柱。紀三井寺、熊野と記されています。
2018年07月13日 10:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 10:34
この交差点まで案内を戴きました。有難うございました。この標柱。紀三井寺、熊野と記されています。
須佐神社の前にある池。さりげない池だが須佐神社と関連があるのだろうか。地形図に名称の記載がない。ちなみに須佐神社は南方熊楠の「南方曼荼羅景勝の地」のひとつとなっている。
2018年07月13日 10:49撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 10:49
須佐神社の前にある池。さりげない池だが須佐神社と関連があるのだろうか。地形図に名称の記載がない。ちなみに須佐神社は南方熊楠の「南方曼荼羅景勝の地」のひとつとなっている。
須佐神社の神事である獅子舞があるらしい。名付けて「万呂の獅子舞」という。こういうものは残っていったらいいと思う。
2018年07月13日 10:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 10:50
須佐神社の神事である獅子舞があるらしい。名付けて「万呂の獅子舞」という。こういうものは残っていったらいいと思う。
須佐神社にもしっかりお詣りします。
2018年07月13日 10:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 10:50
須佐神社にもしっかりお詣りします。
川の土手を歩きます。クルマが来ないのはいいけれおd、いやー、今日は暑い!暑い!
2018年07月13日 10:59撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 10:59
川の土手を歩きます。クルマが来ないのはいいけれおd、いやー、今日は暑い!暑い!
ここで左折して橋をわたり、右岸ぞいを歩きます。
2018年07月13日 11:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 11:12
ここで左折して橋をわたり、右岸ぞいを歩きます。
このあたりに万呂王子があったとのことだ。須佐神社に合祀されてなくなってしまったんだろうなー。
2018年07月13日 11:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 11:15
このあたりに万呂王子があったとのことだ。須佐神社に合祀されてなくなってしまったんだろうなー。
せっかくだからと三栖廃寺塔跡に立ち寄りここで昼ごはんを食べました。だんだんと暑くなってきた。
2018年07月13日 11:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 11:26
せっかくだからと三栖廃寺塔跡に立ち寄りここで昼ごはんを食べました。だんだんと暑くなってきた。
廃寺のそものは文字通り廃寺であり建物はなく基壇ともいうべきものが残されている。そばに建つ堂宇のところで一休みしました。
2018年07月13日 11:27撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 11:27
廃寺のそものは文字通り廃寺であり建物はなく基壇ともいうべきものが残されている。そばに建つ堂宇のところで一休みしました。
南高梅の木だそうです。あたりにはたくさん植えられていますね。
2018年07月13日 11:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 11:43
南高梅の木だそうです。あたりにはたくさん植えられていますね。
この「塩」。なつかしいですね。
2018年07月13日 12:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 12:05
この「塩」。なつかしいですね。
こちらは色も褪せてしまった〒ポスト。
2018年07月13日 12:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 12:14
こちらは色も褪せてしまった〒ポスト。
さすが南紀。梅の名所。梅を加工する工場が目につきます。
2018年07月13日 12:27撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 12:27
さすが南紀。梅の名所。梅を加工する工場が目につきます。
これは千手観音でしょうか。
2018年07月13日 12:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 12:42
これは千手観音でしょうか。
長尾口から語り部さんと一緒に歩き始めます!暑い中、ありがとうございます。風はそよとも吹かない。林の中は多少がいいが…。
2018年07月13日 12:45撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 12:45
長尾口から語り部さんと一緒に歩き始めます!暑い中、ありがとうございます。風はそよとも吹かない。林の中は多少がいいが…。
一里塚跡。
本来の熊野古道・中辺路は川沿いの道でしたが、その後、距離の短い潮見峠越えのこの道がメインとなっていきました。
2018年07月13日 12:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 12:55
一里塚跡。
本来の熊野古道・中辺路は川沿いの道でしたが、その後、距離の短い潮見峠越えのこの道がメインとなっていきました。
さすがに疲れて路傍で休んでいたら、おばあさんが現れ「これ飲みな」。キンキンに冷えていて甘くて力を回復することができましたこのあたり、「ご接待」の文化が溢れているんだなー。
2018年07月13日 13:30撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 13:30
さすがに疲れて路傍で休んでいたら、おばあさんが現れ「これ飲みな」。キンキンに冷えていて甘くて力を回復することができましたこのあたり、「ご接待」の文化が溢れているんだなー。
「生き返った〜!」ということで写真!「写真なんていいからさー」とお婆ちゃん。那須与一に因んだ場所ということで語り部さんが「那須さんですか?」と聞いたら「え?あんたらナンでわしの苗字知ってるの?!」と大爆笑。
2018年07月13日 13:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 13:31
「生き返った〜!」ということで写真!「写真なんていいからさー」とお婆ちゃん。那須与一に因んだ場所ということで語り部さんが「那須さんですか?」と聞いたら「え?あんたらナンでわしの苗字知ってるの?!」と大爆笑。
暑くて歩きたくないけれど先が長いと腰を上げました。お婆ちゃん、ありがとう!
2018年07月13日 13:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 13:36
暑くて歩きたくないけれど先が長いと腰を上げました。お婆ちゃん、ありがとう!
関所跡。関所があって、熊野詣の庶民から何等かの金銭を取っていたのでしょうか。
2018年07月13日 13:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 13:41
関所跡。関所があって、熊野詣の庶民から何等かの金銭を取っていたのでしょうか。
熊野古道…。熊とは隈。すなわち隅(すみ)。辺境の地という意味だそうです。だからこそそこに畏れが生まれ佛に帰依するものが修行で踏み入れたということらしい。
2018年07月13日 13:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 13:57
熊野古道…。熊とは隈。すなわち隅(すみ)。辺境の地という意味だそうです。だからこそそこに畏れが生まれ佛に帰依するものが修行で踏み入れたということらしい。
7/13 13:55 捩木峠に行く途中で休憩。いやはや暑い!
2018年07月13日 13:57撮影 by  iPhone SE, Apple
7/13 13:57
7/13 13:55 捩木峠に行く途中で休憩。いやはや暑い!
南紀の海が遠く望むことができました。いいところだなー。
2018年07月13日 14:01撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 14:01
南紀の海が遠く望むことができました。いいところだなー。
きれいな花が咲いていました。ナニの花だろう?
2018年07月13日 14:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 14:02
きれいな花が咲いていました。ナニの花だろう?
語り部さん2人と急な坂道を登ります。はーはー、暑いよ。
2018年07月13日 14:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 14:10
語り部さん2人と急な坂道を登ります。はーはー、暑いよ。
いい感じの林間の道になって少し平坦になってきました。
2018年07月13日 14:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 14:13
いい感じの林間の道になって少し平坦になってきました。
お滝さんだそうです。熊野古道はこのような親切な説明板が多い。さすが世界遺産といったところか。
2018年07月13日 14:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 14:15
お滝さんだそうです。熊野古道はこのような親切な説明板が多い。さすが世界遺産といったところか。
7/13 14:20 語り部さんと林の中を歩く
2018年07月13日 14:20撮影 by  iPhone SE, Apple
7/13 14:20
7/13 14:20 語り部さんと林の中を歩く
いかにも熊野の山の奥といった風情のお休みどころ。
2018年07月13日 14:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 14:34
いかにも熊野の山の奥といった風情のお休みどころ。
潮見峠への道を登っていきます。結構荒れていて、これが名だたる熊野古道なの?という感じもいたしました。
2018年07月13日 15:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 15:09
潮見峠への道を登っていきます。結構荒れていて、これが名だたる熊野古道なの?という感じもいたしました。
潮見峠。
ここからは下りだ〜! 昔はこのあたり鬱蒼とした木が生えていたらしいのですが地主の配慮で伐採。むかしが戻ったらしい。
2018年07月13日 15:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 15:20
潮見峠。
ここからは下りだ〜! 昔はこのあたり鬱蒼とした木が生えていたらしいのですが地主の配慮で伐採。むかしが戻ったらしい。
ここには昭和初期までその名も「汐見屋」という木賃宿が経営していたらしい。富田川沿いの道からこの道に中辺路が変遷したのは古く南北朝時代だという。
2018年07月13日 15:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 15:21
ここには昭和初期までその名も「汐見屋」という木賃宿が経営していたらしい。富田川沿いの道からこの道に中辺路が変遷したのは古く南北朝時代だという。
潮見峠からみた明日歩く道。熊野は山深い。目立つ山はないけれど、どこまでも山並みが続く。
2018年07月13日 15:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 15:31
潮見峠からみた明日歩く道。熊野は山深い。目立つ山はないけれど、どこまでも山並みが続く。
ノリウツギが咲いていますよと語り部さん。キレイですね〜。とにかく急いで下ります。バスに間に合わなかったら1時間半も待つんだそう。そりゃイヤだな〜。
2018年07月13日 15:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 15:42
ノリウツギが咲いていますよと語り部さん。キレイですね〜。とにかく急いで下ります。バスに間に合わなかったら1時間半も待つんだそう。そりゃイヤだな〜。
清姫のぞき橋。清姫が覗いた橋なんだそう。
2018年07月13日 16:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 16:15
清姫のぞき橋。清姫が覗いた橋なんだそう。
ふぅ。鍛冶屋川口に16:15につきました。潮見峠からは高速で下ってきました。「これを逃すと1時間半はバスがないので・・・・」と語り部さん。間に合って良かった!
2018年07月13日 16:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 16:21
ふぅ。鍛冶屋川口に16:15につきました。潮見峠からは高速で下ってきました。「これを逃すと1時間半はバスがないので・・・・」と語り部さん。間に合って良かった!
BSには水準点がありました。関係ないけど。
2018年07月13日 16:25撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 16:25
BSには水準点がありました。関係ないけど。
草に埋もれていました。
2018年07月13日 16:25撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 16:25
草に埋もれていました。
バスで鍛冶屋川口→紀伊田辺駅に戻ったあと、語り部さんの案内で”道分け石”に案内してもらいました。紀伊田辺の街は、中辺路のスタート地点。写真右から紀伊路をきて左、中辺路が始まる!
2018年07月13日 17:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 17:34
バスで鍛冶屋川口→紀伊田辺駅に戻ったあと、語り部さんの案内で”道分け石”に案内してもらいました。紀伊田辺の街は、中辺路のスタート地点。写真右から紀伊路をきて左、中辺路が始まる!
「左 くまの道」の下に、すぐは大へち」とあって、直進すると大辺路であることを示しています。田辺市内にはいくつかこの道分石があって、古道ルートの時代の変遷を示しているんだそう。
2018年07月13日 17:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 17:35
「左 くまの道」の下に、すぐは大へち」とあって、直進すると大辺路であることを示しています。田辺市内にはいくつかこの道分石があって、古道ルートの時代の変遷を示しているんだそう。
細い路地の門にはこんな表札も。
2018年07月13日 17:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 17:40
細い路地の門にはこんな表札も。
田辺駅前の200軒ほど食べ物屋さんが軒を並べる味光路(あじこうじ)。細い路地がそそります。
2018年07月13日 17:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 17:42
田辺駅前の200軒ほど食べ物屋さんが軒を並べる味光路(あじこうじ)。細い路地がそそります。
その界隈にあるGUEST HOUSE CUEさん。古民家を改造した宿屋さん。大工さんや左官屋さんなど5人が古民家を改造して、宿屋さんと呑み屋さんをやっているんだそう。
2018年07月13日 18:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/13 18:48
その界隈にあるGUEST HOUSE CUEさん。古民家を改造した宿屋さん。大工さんや左官屋さんなど5人が古民家を改造して、宿屋さんと呑み屋さんをやっているんだそう。
<7/14>第2日目! 今日は田辺駅前の一番のバス(6:25発)で、鍛冶屋川口BSまで戻ってそこから歩き始めます。その前の闘鶏神社にお詣り。ここも由緒があるところです。
2018年07月14日 06:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 6:05
<7/14>第2日目! 今日は田辺駅前の一番のバス(6:25発)で、鍛冶屋川口BSまで戻ってそこから歩き始めます。その前の闘鶏神社にお詣り。ここも由緒があるところです。
紀伊田辺市から海岸沿いに南下する道が、大辺路となります。また川沿いに山の中に入っていく道が中辺路。われわれがたどる道となるわけです。
2018年07月14日 06:06撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 6:06
紀伊田辺市から海岸沿いに南下する道が、大辺路となります。また川沿いに山の中に入っていく道が中辺路。われわれがたどる道となるわけです。
闘鶏神社は熊野三山のまとめ役みたいな神社。ここにお詣りをすれば三山全部を回ったことになるらしい。
2018年07月14日 06:06撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 6:06
闘鶏神社は熊野三山のまとめ役みたいな神社。ここにお詣りをすれば三山全部を回ったことになるらしい。
弁慶さんの像がありました。
2018年07月14日 06:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 6:10
弁慶さんの像がありました。
熊野水軍は強かった。源義経の依頼を受けた弁慶はその父で水軍の統率者であった湛増を説得して、紅白のニワトリを闘わせて(それが闘鶏神社の名の起こり)源氏につくことを意思決定して壇ノ浦へとでかけました。
2018年07月14日 06:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 6:10
熊野水軍は強かった。源義経の依頼を受けた弁慶はその父で水軍の統率者であった湛増を説得して、紅白のニワトリを闘わせて(それが闘鶏神社の名の起こり)源氏につくことを意思決定して壇ノ浦へとでかけました。
朝早いので闘鶏神社には誰もいません。とても静かでした。
2018年07月14日 06:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 6:11
朝早いので闘鶏神社には誰もいません。とても静かでした。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
2018年07月14日 06:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 6:21
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
つばめが巣を作っていました。カワイイ!
2018年07月14日 06:23撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 6:23
つばめが巣を作っていました。カワイイ!
朝一番のバスに乗って、滝尻BSを通りすぎ昨日の終着点BSである鍛冶屋川口で下車。そこから川沿いに滝尻まで戻ります。
2018年07月14日 07:16撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 7:16
朝一番のバスに乗って、滝尻BSを通りすぎ昨日の終着点BSである鍛冶屋川口で下車。そこから川沿いに滝尻まで戻ります。
今日も☀。あのあたりまで滝尻からあがって歩くのだろうか。結構上だなー。
2018年07月14日 07:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 7:21
今日も☀。あのあたりまで滝尻からあがって歩くのだろうか。結構上だなー。
橋のむこうに滝尻があります。
2018年07月14日 07:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 7:34
橋のむこうに滝尻があります。
梅干しを干している!、いや梅を干している。
2018年07月14日 07:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 7:35
梅干しを干している!、いや梅を干している。
熊野古道にはこの菅笠が似合います。「あるがままに…」いい言葉です。
2018年07月14日 07:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 7:37
熊野古道にはこの菅笠が似合います。「あるがままに…」いい言葉です。
世界遺産であることを示す石碑。
2018年07月14日 07:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 7:38
世界遺産であることを示す石碑。
熊野古道は平安時代からお詣りが始まった。この滝尻はその聖域の始まりということになります。世界遺産に指定されたのは2004年のことでした。
2018年07月14日 07:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 7:38
熊野古道は平安時代からお詣りが始まった。この滝尻はその聖域の始まりということになります。世界遺産に指定されたのは2004年のことでした。
この古道を歩きます。この地図にはまだ熊野本宮は出てきていません。
2018年07月14日 07:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 7:43
この古道を歩きます。この地図にはまだ熊野本宮は出てきていません。
滝尻王子。このあとこのような王子がいっぱいあるのかと思ったけれどここが一番立派だったかな。
2018年07月14日 07:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 7:43
滝尻王子。このあとこのような王子がいっぱいあるのかと思ったけれどここが一番立派だったかな。
王子の前に流れる富田川で水垢離(みずごり)をして禊をしたあと、この王子の前で舞を奉納したりした、なんてことが書いてあります。
2018年07月14日 07:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 7:46
王子の前に流れる富田川で水垢離(みずごり)をして禊をしたあと、この王子の前で舞を奉納したりした、なんてことが書いてあります。
乳岩
2018年07月14日 08:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 8:10
乳岩
不寝王子跡。このような石碑が立っているところが多いけれど、社はナニもありませんね。
2018年07月14日 08:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 8:14
不寝王子跡。このような石碑が立っているところが多いけれど、社はナニもありませんね。
経塚跡。お経を納めていたらしいが明治期に盗掘された。最近も無住寺で仏像が盗まれることもあるなんてニュースを聞く。いつの時代も同じだ。
2018年07月14日 08:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 8:38
経塚跡。お経を納めていたらしいが明治期に盗掘された。最近も無住寺で仏像が盗まれることもあるなんてニュースを聞く。いつの時代も同じだ。
こんな感じの山道が続く。平安時代の人が通ったと思うと、それをトレースする気持ちも悪くない。
2018年07月14日 08:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 8:50
こんな感じの山道が続く。平安時代の人が通ったと思うと、それをトレースする気持ちも悪くない。
飯盛山頂上。このルートで唯一のピークらしいピーク。そこからの展望。熊野は深い! いつかは奥駆け道も歩いてみたい。
2018年07月14日 08:58撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 8:58
飯盛山頂上。このルートで唯一のピークらしいピーク。そこからの展望。熊野は深い! いつかは奥駆け道も歩いてみたい。
飯盛山の頂上の三角点です。
2018年07月14日 08:58撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 8:58
飯盛山の頂上の三角点です。
途中から撮った熊野の山々。むかしの人にとっては、熊すなわち隈、辺境の場所、魔物が棲む畏れのを感じる場所。そんなところから修験道の場所にもなり熊野本宮に発展していったのだろう。
2018年07月14日 09:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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途中から撮った熊野の山々。むかしの人にとっては、熊すなわち隈、辺境の場所、魔物が棲む畏れのを感じる場所。そんなところから修験道の場所にもなり熊野本宮に発展していったのだろう。
果無山脈…とは良くなづけたものだ。
2018年07月14日 09:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 9:38
果無山脈…とは良くなづけたものだ。
耕して天に至る…ではないけれど、好もしい天空の田園風景!
2018年07月14日 10:08撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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耕して天に至る…ではないけれど、好もしい天空の田園風景!
石畳だぁ〜
2018年07月14日 10:23撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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石畳だぁ〜
インバウンドの人が多いからか、やたらとあちらこちらにケルンともいえないケルンがある。
2018年07月14日 10:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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インバウンドの人が多いからか、やたらとあちらこちらにケルンともいえないケルンがある。
バランス〜〜〜!
2018年07月14日 10:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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バランス〜〜〜!
バランス〜〜〜!
2018年07月14日 10:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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バランス〜〜〜!
十丈王子跡。なんだよー、全部”跡”なんだよなー。
2018年07月14日 11:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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十丈王子跡。なんだよー、全部”跡”なんだよなー。
上多和茶屋跡です。
2018年07月14日 12:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 12:24
上多和茶屋跡です。
いい感じの峠状を行きます。
2018年07月14日 12:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 12:43
いい感じの峠状を行きます。
多くの人が行きかった逢坂峠。茶屋があった古く良き時代。
2018年07月14日 12:44撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 12:44
多くの人が行きかった逢坂峠。茶屋があった古く良き時代。
大阪本王子。逢坂峠の元にあったからこういう名前が付いたのだろう。
2018年07月14日 13:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 13:20
大阪本王子。逢坂峠の元にあったからこういう名前が付いたのだろう。
道の駅「熊野古道・中辺路」に着いた。久々の人工施設。久々のクルマがたくさん通る車道。それにしてもずいぶんざっくりした名前の道の駅。中辺路ってずいぶん広いぞーって感じ。
2018年07月14日 13:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 13:57
道の駅「熊野古道・中辺路」に着いた。久々の人工施設。久々のクルマがたくさん通る車道。それにしてもずいぶんざっくりした名前の道の駅。中辺路ってずいぶん広いぞーって感じ。
小さな道の駅です。ここで涼を取りました。暑い〜。
2018年07月14日 13:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 13:57
小さな道の駅です。ここで涼を取りました。暑い〜。
牛馬童子。熊野古道でこの石像が結構有名なけど、どうも明治時代に造られたものらしい。そういう意味では、ホントウの熊野古道の古いものではない。
2018年07月14日 14:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 14:17
牛馬童子。熊野古道でこの石像が結構有名なけど、どうも明治時代に造られたものらしい。そういう意味では、ホントウの熊野古道の古いものではない。
牛馬童子と一緒に。右は「角行者(えんのぎょうじゃ)」とのこと。
2018年07月14日 14:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 14:17
牛馬童子と一緒に。右は「角行者(えんのぎょうじゃ)」とのこと。
パチリ!
2018年07月14日 14:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 14:18
パチリ!
牛馬童子はその微笑ましい姿から、中辺路のシンボル的な存在にもなっているようだが、モノの本によれば明治期に奉納されたもので、牛馬童子の名付け親も最近まで生きていたらしい。
2018年07月14日 14:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 14:18
牛馬童子はその微笑ましい姿から、中辺路のシンボル的な存在にもなっているようだが、モノの本によれば明治期に奉納されたもので、牛馬童子の名付け親も最近まで生きていたらしい。
下るとやっと人臭い集落、近露集落へと下りたっていきます。
2018年07月14日 14:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 14:38
下るとやっと人臭い集落、近露集落へと下りたっていきます。
渡る橋は北野橋。
2018年07月14日 14:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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渡る橋は北野橋。
近露王子跡。ここも跡です。近露は集落となっており、いくつかの宿屋もあります。
2018年07月14日 14:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 14:41
近露王子跡。ここも跡です。近露は集落となっており、いくつかの宿屋もあります。
近露王子の跡という石碑が残っていました。
2018年07月14日 14:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 14:42
近露王子の跡という石碑が残っていました。
これによれば明治期に勃興した新興宗教、大本教の教祖が揮毫したものだという。大本教もまた、宗教弾圧の時代を経ていたのだということがこれで良くわかりました。
2018年07月14日 14:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 14:42
これによれば明治期に勃興した新興宗教、大本教の教祖が揮毫したものだという。大本教もまた、宗教弾圧の時代を経ていたのだということがこれで良くわかりました。
「熊野詣は、浄土への道。熊野の神々にあこがれた人たちが、天皇から庶民までお参りした。名を高めたのは平安〜鎌倉に400年近く続いた熊野御幸であり20日〜1カ月かけて熊野三山を平均300人近くを引き連れてお参りした。上皇、法皇は白装束に杖という山伏の姿をしていたという」
2018年07月14日 14:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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「熊野詣は、浄土への道。熊野の神々にあこがれた人たちが、天皇から庶民までお参りした。名を高めたのは平安〜鎌倉に400年近く続いた熊野御幸であり20日〜1カ月かけて熊野三山を平均300人近くを引き連れてお参りした。上皇、法皇は白装束に杖という山伏の姿をしていたという」
写真では分かりませんが、結構急な継桜への道。相方はここしばらく無口です。マグマが火口の下で胎動しています。やばい。
2018年07月14日 15:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 15:46
写真では分かりませんが、結構急な継桜への道。相方はここしばらく無口です。マグマが火口の下で胎動しています。やばい。
真ん中に見える白くかすんだ山が「乙女の寝顔」という愛称のある半作嶺(はんさみね)という山だそうです。
2018年07月14日 15:54撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 15:54
真ん中に見える白くかすんだ山が「乙女の寝顔」という愛称のある半作嶺(はんさみね)という山だそうです。
その説明です。
2018年07月14日 15:54撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 15:54
その説明です。
狼乢山は、明治期までいたオオカミにちなんだものだという。最後に確認されたのが明治38年。それ以降は絶滅したとされている。
2018年07月14日 15:54撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 15:54
狼乢山は、明治期までいたオオカミにちなんだものだという。最後に確認されたのが明治38年。それ以降は絶滅したとされている。
小広集落は昔、オオカミが叫ぶとかいた。オオカミは神々の使いだったのだ。
2018年07月14日 15:54撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 15:54
小広集落は昔、オオカミが叫ぶとかいた。オオカミは神々の使いだったのだ。
随分と伐採で、ただれた山腹。
2018年07月14日 15:54撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 15:54
随分と伐採で、ただれた山腹。
ようやっと、本日の民宿である「つぎざくら」さんに到着した。イヤー今日も暑かった。さー、風呂に入ってビールを飲もう!
2018年07月14日 16:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 16:31
ようやっと、本日の民宿である「つぎざくら」さんに到着した。イヤー今日も暑かった。さー、風呂に入ってビールを飲もう!
民宿つぎざくらさんの入り口。
2018年07月14日 16:32撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/14 16:32
民宿つぎざくらさんの入り口。
7/15 7:45「民宿つぎざくら」の前で出発前にアメリカ人夫妻と一緒にパチリ! 新婚さんです。
2018年07月15日 07:44撮影 by  iPhone SE, Apple
7/15 7:44
7/15 7:45「民宿つぎざくら」の前で出発前にアメリカ人夫妻と一緒にパチリ! 新婚さんです。
<7/15>小広王子跡の石碑とその左に刻まれたヤタカラス。
2018年07月15日 08:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 8:34
<7/15>小広王子跡の石碑とその左に刻まれたヤタカラス。
熊野らしい好もしい山道。
2018年07月15日 09:01撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 9:01
熊野らしい好もしい山道。
峠をいくつか超える。ここは草鞋峠。
2018年07月15日 09:06撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 9:06
峠をいくつか超える。ここは草鞋峠。
これも潮見峠周辺に咲いていたのと同じノリウツギだろうか。
2018年07月15日 09:29撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 9:29
これも潮見峠周辺に咲いていたのと同じノリウツギだろうか。
迂回路へと入っていきます。ハナシによれば迂回しなくても通れるらしい。でも自己責任での通過となるし、事故があっては困るからお勧めしていないけれど地元の人はみなそちらを通っている。
2018年07月15日 09:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 9:37
迂回路へと入っていきます。ハナシによれば迂回しなくても通れるらしい。でも自己責任での通過となるし、事故があっては困るからお勧めしていないけれど地元の人はみなそちらを通っている。
まさに熊野の山の中。どこまでも峰々が続きます。
2018年07月15日 10:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 10:11
まさに熊野の山の中。どこまでも峰々が続きます。
欧米人らしい若者が川に下りて水浴びしていた! Heey! Wave your hands!と冗談で橋の上から叫んだら、快く手を振ってくれた!笑
2018年07月15日 11:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 11:22
欧米人らしい若者が川に下りて水浴びしていた! Heey! Wave your hands!と冗談で橋の上から叫んだら、快く手を振ってくれた!笑
三越峠は舗装道路が通っており、また休憩舎もある。この関所をくぐっていったん沢まで下ります。外人さんも迷っていて、こちらでいいのか?と聞いてきましたね。
2018年07月15日 12:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 12:05
三越峠は舗装道路が通っており、また休憩舎もある。この関所をくぐっていったん沢まで下ります。外人さんも迷っていて、こちらでいいのか?と聞いてきましたね。
昔は関所があり、茶店もあったようです。ここが口熊野と奥熊野の境目であり、この峠の向こうの水系はそのまま熊野神社のそばを流れる音無川へと繋がっていくのですね。
2018年07月15日 12:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 12:05
昔は関所があり、茶店もあったようです。ここが口熊野と奥熊野の境目であり、この峠の向こうの水系はそのまま熊野神社のそばを流れる音無川へと繋がっていくのですね。
峠の風景。休憩舎があります。
2018年07月15日 12:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 12:17
峠の風景。休憩舎があります。
足取りの重い同行者。しばしばその姿が重厚な林の中に消え入ります。銀座などの買い物では足取りはとても軽くてついていけないくらいなのですが・・・
2018年07月15日 12:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 12:39
足取りの重い同行者。しばしばその姿が重厚な林の中に消え入ります。銀座などの買い物では足取りはとても軽くてついていけないくらいなのですが・・・
いい感じの沢沿いの道となります。
2018年07月15日 13:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 13:13
いい感じの沢沿いの道となります。
音無川です。
2018年07月15日 13:16撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 13:16
音無川です。
ここが赤木越の起点となります。
2018年07月15日 13:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 13:21
ここが赤木越の起点となります。
苦しい100mの標高差をしのいで発心門王子へと着きました。ここからはバスに乗ろうと思えば乗る事が可能です。豊富な水が流れています。有り難い!
2018年07月15日 14:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 14:13
苦しい100mの標高差をしのいで発心門王子へと着きました。ここからはバスに乗ろうと思えば乗る事が可能です。豊富な水が流れています。有り難い!
発心門を出発し、伏拝王子周辺です。それにしても彫刻の上手い人がいるもんですね!
2018年07月15日 14:28撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 14:28
発心門を出発し、伏拝王子周辺です。それにしても彫刻の上手い人がいるもんですね!
いやー暑い暑い舗装道路が続く。基本的には下りなのですが、なかなか下らない。
2018年07月15日 15:00撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 15:00
いやー暑い暑い舗装道路が続く。基本的には下りなのですが、なかなか下らない。
15:11 路傍の茶店のおばさんから「休んで行かれますか。あと一時間ですよ」の声に、ふらりと。冷たいものにやっとありつけて思わず笑顔が。
2018年07月15日 15:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 15:11
15:11 路傍の茶店のおばさんから「休んで行かれますか。あと一時間ですよ」の声に、ふらりと。冷たいものにやっとありつけて思わず笑顔が。
ふだん食べないかき氷。とても美味しかったです。
2018年07月15日 15:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
7/15 15:11
ふだん食べないかき氷。とても美味しかったです。
おー、途中立ち寄った展望台からは、大斎原(おおゆのはら)が遠く望めました。
2018年07月15日 16:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 16:17
おー、途中立ち寄った展望台からは、大斎原(おおゆのはら)が遠く望めました。
このあたりはちょっと、ザ・熊野古道。。。。という感じがする。
2018年07月15日 16:25撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 16:25
このあたりはちょっと、ザ・熊野古道。。。。という感じがする。
ようやく舗装道路へと下りてきました。あと本宮までは10分かからないところです。
2018年07月15日 16:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 16:31
ようやく舗装道路へと下りてきました。あと本宮までは10分かからないところです。
うおー、創建2050年だそうです。すごい歴史ですね。1200年くらいかと思っていたけれど。
2018年07月15日 16:32撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 16:32
うおー、創建2050年だそうです。すごい歴史ですね。1200年くらいかと思っていたけれど。
7/15 16:34 熊野本宮の裏手の鳥居に到着。もう歩かなくていい!
2018年07月15日 16:34撮影 by  iPhone SE, Apple
7/15 16:34
7/15 16:34 熊野本宮の裏手の鳥居に到着。もう歩かなくていい!
いやー60kmを歩いてやっと熊野本宮に着きました! よみがえりの道。意外に簡素な感じがしたのはわたしだけでしょうか。だから良さがあるのかな。
2018年07月15日 16:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/15 16:39
いやー60kmを歩いてやっと熊野本宮に着きました! よみがえりの道。意外に簡素な感じがしたのはわたしだけでしょうか。だから良さがあるのかな。
7/15 16:50ついに熊野本宮の鳥居の前にたどりついた!疲れた〜! さ、ビール呑むぞ!
2018年07月15日 16:54撮影 by  iPhone SE, Apple
7/15 16:54
7/15 16:50ついに熊野本宮の鳥居の前にたどりついた!疲れた〜! さ、ビール呑むぞ!
<7/16>翌日河原湯温泉では温泉を呑める場所もありました。
2018年07月16日 09:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 9:56
<7/16>翌日河原湯温泉では温泉を呑める場所もありました。
熊野古道は、ミシュランの★★★だそうです。
2018年07月16日 10:47撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 10:47
熊野古道は、ミシュランの★★★だそうです。
サンチアゴ・コンポステーラとは古道という意味では姉妹の世界遺産となっているらしい。一度、そこにも行ってみたいと思う。
2018年07月16日 10:49撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 10:49
サンチアゴ・コンポステーラとは古道という意味では姉妹の世界遺産となっているらしい。一度、そこにも行ってみたいと思う。
これがかつて「蟻の熊野詣」と呼ばれたものを模型にしたもの。富士山の吉田口ルートじゃあるまいし、こんなに続いていたわけでもないだろうけれど、一般的なルートだったのでしょうね。
2018年07月16日 10:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 10:53
これがかつて「蟻の熊野詣」と呼ばれたものを模型にしたもの。富士山の吉田口ルートじゃあるまいし、こんなに続いていたわけでもないだろうけれど、一般的なルートだったのでしょうね。
もともとは「熊野」は辺境の地。そこには神々が宿るという世界観があった。また死者の霊が赴く場所という山中他界観があったという。平安時代の浄土信仰の広まりと神仏習合で熊野本宮も本地仏は「阿弥陀如来」とされていきました。
2018年07月16日 10:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 10:56
もともとは「熊野」は辺境の地。そこには神々が宿るという世界観があった。また死者の霊が赴く場所という山中他界観があったという。平安時代の浄土信仰の広まりと神仏習合で熊野本宮も本地仏は「阿弥陀如来」とされていきました。
昔は河原にあったが、水害にあって今の場所に移ってきましたね。
2018年07月16日 10:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 10:56
昔は河原にあったが、水害にあって今の場所に移ってきましたね。
八咫烏。ヤタガラス JAPAN!ヤタガラスは神様のお使い。それが今に伝わって、われわれを興奮させてくれる。素晴らしい伝統!
2018年07月16日 10:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 10:57
八咫烏。ヤタガラス JAPAN!ヤタガラスは神様のお使い。それが今に伝わって、われわれを興奮させてくれる。素晴らしい伝統!
なるほど、三社が、ひとつになるという考えが広まったのだな。浄土思想で熊野が「浄土」となった一方、現世利益をもとめて人々が御参りするようになったあたりがよく分からない。浄土には現世のご利益があったのだろうか。
2018年07月16日 11:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 11:02
なるほど、三社が、ひとつになるという考えが広まったのだな。浄土思想で熊野が「浄土」となった一方、現世利益をもとめて人々が御参りするようになったあたりがよく分からない。浄土には現世のご利益があったのだろうか。
人々にとって難行苦行の功徳を積むことが生死の苦界を脱して菩提に入れたのだ。まずは精進屋にこもり心身を浄化し、水辺では水垢離などの精進潔斎を行った。また奉幣・読経など新仏混交の儀式を行ったという。
2018年07月16日 11:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 11:03
人々にとって難行苦行の功徳を積むことが生死の苦界を脱して菩提に入れたのだ。まずは精進屋にこもり心身を浄化し、水辺では水垢離などの精進潔斎を行った。また奉幣・読経など新仏混交の儀式を行ったという。
藤原の宗忠の「中右記」によれば、河原湯温泉で河原から冷たい水とお湯が涌くことがとても不思議で、神の仕業に違いないと述べている。
2018年07月16日 11:04撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 11:04
藤原の宗忠の「中右記」によれば、河原湯温泉で河原から冷たい水とお湯が涌くことがとても不思議で、神の仕業に違いないと述べている。
熊野参詣の一部をになった山伏も、明治期の神仏分離令や修験道廃止礼などで廃れたが、現在はまた再興の兆しを見せているという。
2018年07月16日 11:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 11:05
熊野参詣の一部をになった山伏も、明治期の神仏分離令や修験道廃止礼などで廃れたが、現在はまた再興の兆しを見せているという。
自然の中で修行をして験力を獲得して人々の要望に応えようとしたのが山伏という宗教者だった。熊野は山間の地であり、先達が必要だった。その役割を果たしたと言われている。道中の儀式をつかさどったとも言われている。
2018年07月16日 11:06撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 11:06
自然の中で修行をして験力を獲得して人々の要望に応えようとしたのが山伏という宗教者だった。熊野は山間の地であり、先達が必要だった。その役割を果たしたと言われている。道中の儀式をつかさどったとも言われている。
時宗を主導した一遍上人も伊予から熊野に参詣し「南無阿弥陀仏
」と唱えれば往生がかなうと確信を得た。一遍に従って遊行する僧を「時衆」と言ったが、一遍の死後「時宗」となって宗教の拡散に勤めることとなった。
2018年07月16日 11:07撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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時宗を主導した一遍上人も伊予から熊野に参詣し「南無阿弥陀仏
」と唱えれば往生がかなうと確信を得た。一遍に従って遊行する僧を「時衆」と言ったが、一遍の死後「時宗」となって宗教の拡散に勤めることとなった。
2018年07月16日 11:07撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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2018年07月16日 11:08撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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2018年07月16日 11:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/16 11:10
日本一の大鳥居が…!
2018年07月16日 11:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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日本一の大鳥居が…!
だんだんと・・・
2018年07月16日 11:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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だんだんと・・・
見えて…
2018年07月16日 11:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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見えて…
来た〜!
2018年07月16日 11:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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来た〜!
鳥居の上の方にも三本足のヤタガラス。
2018年07月16日 11:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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鳥居の上の方にも三本足のヤタガラス。
2018年07月16日 11:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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こちらの幟にもヤタガラス。
2018年07月16日 11:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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こちらの幟にもヤタガラス。
2018年07月16日 11:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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2018年07月16日 11:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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2018年07月16日 11:45撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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感想

熊野古道ーいつかは行ってみたいと思っていた。調べてみると、大辺路、中辺路、小辺路、大峰奥駆け道などがある。自分の休みと照らし合わせると、中辺路がちょうど良さそうだったし、ここは比較的世界遺産が残っているという。
初日に紀伊田辺に入り、中辺路の本当のスタート地点から、熊野本宮まで約60kmを3日間でお祈りをしながら歩くコースとした。
初日の長尾路の入口まではほとんどが灼熱の舗装道路でありほとんど熱中症のようになりながら歩いた。長尾路の入口でたのんでいた語り部さんと合流し、潮見峠経由で鍛冶屋川口BSまでともにした。語り部さんはひとりのはずだったが、見習の方もということで2名が来られ、一生懸命説明してくれたが、潮見峠への道はとにもかくにも暑く、ほとんど説明も上の空になってしまった。
あまりにも暑いので、路傍で休んでいるとどこからともなくおばあちゃんが現れてナンだ4人だったのかと言っていったん姿を消し、スタミナドリンクを4本手に携えて現れてそれを我々に呑みなと言ってくれた。
本当にこれで元気が出て有難いと思った。「那須さんですか?」と語り部さんが名前を訊くと、「なんで、あんたら私の苗字知ってんの?」となり、「いや、このあたりは那須与一の末裔が棲んでいるというハナシがあってだいたいの姓は那須と聞いていたので」と語り部さんがいって大笑い。図星だった。
捩木峠からは平坦になり海が見える潮見峠へ。ここも地主のいきな計らいで樹林を伐採して海が見えるようになったという。
「もしかしたらバスに間に合わないかも知れないね。間に合わないと1時間半またないと」ということでせかせか歩いたが、語り部さんの脚の早いこと早いこと。全く追いつかなかった。無事10分前に鍛冶屋川口BSに到着し、4人で自分たちの宿のある紀伊田辺駅まで戻った。

<2日目>
朝一番のバスに乗るべく早起きをして、ついでに誰もいない闘鶏神社に詣った。バスに乗ろうとしたら、昨日の語り部さんがスクーターで来てくれていろいろとお土産を持ってきてくれた。2重に感激した。これもご接待の文化なのであろうか。嬉しかった。滝尻BSも過ぎ、赤線をつなぐべく2つさきの鍛冶屋川口BSで下車、滝尻まで戻る。梅を干しているのをみてああ、紀伊の国なのだと思う。滝尻からは山登りとなるが山歩きと比べれば大したことはない。やがて平坦になり今日も長い!とテクテク歩く。神社でヒルメシ。そこから結構な登りとなり、飯盛り山を越えて歩いていくとようやく道の駅。急に都会な雰囲気に。でも車道と小さい道の駅があるだけ。
アイスクリームを食べたりする。そこからまた山道。牛馬童子にほのぼのとしたものを感じ、下ると橋を渡って近露王子。ここで相方を残し近くのスーパーにスポーツドリンクを買い出し。あと1時間ということだったが結構な登りで相方もばて気味。最後はトラバース道となって、なんとか民宿つぎざくらへ。
民宿は3組の泊り客。われわれ2人以外にアメリカ・オクラホマ州出身の新婚夫婦。そうして日本人夫婦。夕食はぎこちない英語での夕食となりそれはそれでなかなかの思いでとなった。アメリカ人はこのあと京都に行きさらに関西空港からアメリカに帰る予定なのだそうだ。

<3日目>
3組の泊まり客が三々五々、小屋主に別れを告げて熊野本宮に向けてスタートする。我々はしっかり荷物を背負っているがオクラホマはほとんど何も背負っていない。聞くと次の泊まり場所に宅急便?で送ってあるという。欧米人は合理的だ。山小屋は宅急便をやっていないからすべてを背負うが、古道歩きなら合理的な荷物の運び方を考えるべきと自分の頭の固さを反省。逆に日本の山小屋も可能ならそういうサービスをしたら儲かるのではないかい?なんて思った。
しばらく舗装道路を歩き途中から山道に入り、また舗装道路を歩き、山道に入るといったことを繰り返す。ま、ほとんどクルマが通らないからストレスはないが、熊野古道とは、こういう道だったのだねとハナシをする。要するにあまりたくさんは石畳の道はないのだ。途中が登りになって相棒が文句を言いだす。こんな登りはないと言ったではないか。なんでこんなに登るのか。いやこれは登りとは言わないよ。なんて水掛け論を山の中で展開する。犬も食わないのだろう。峠越えをいくつか繰り返し、王子に着くと、あとは舗装道路をゆっくりと下って熊野本宮へと導かれる。畑と民家が点在するほのぼのとする道なんだろうが、今はやはり暑い。途中に珍しく茶店があり、「休んで行かれませんか」の声に誘われて、かき氷を食べることに。ゆっくり食べているといろいろととうもろこしなどが出てくる。量があるわけではないが、ここでもご接待の文化があるようだ。
ゆっくり下って、とうとう熊野本宮の裏手について、正面に回り込むとそれほどは大きいとは感じられない本宮が蟠居している。うわー、やった〜! お参りは明日にして、まずは宿屋に向かおう。シャトルバスを呼んで涼しいクーラーの中の10分間ほどで川湯温泉へと到着した。60kmを歩ききった満足感に浸りながら川のお湯につかったのである。

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