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Yamareco

記録ID: 1527569
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ハイキング
伊豆・愛鷹

下田街道の明治隧道と夏色九十浜 チャリレコ★河津(下田街道・河津隧道)ー下田(九十浜)

2018年07月16日(月) [日帰り]
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GPS
24:00
距離
42.5km
登り
555m
下り
553m

コースタイム

珍しく月曜日の外出ですが今日は祝日・海の日じゃなイカ!!
先週に続いて伊豆で泳ごうじゃなイカ!!
もちろん?前半は探索を交えましてで御座います(苦笑

伊豆急・今井浜海岸駅まで輪行
8:00今井浜海岸ー河津(下田街道)ー9:30峰山トンネル(河津隧道探索)10:00ー11:00九十浜海水浴場(水遊び)12:15ー13:00東急ストアー伊豆急下田駅
13:17 伊豆急・伊豆急下田駅から輪行
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自転車
行き
伊豆急・今井浜海岸駅まで輪行
帰り
伊豆急・伊豆急下田駅から輪行

全線自転車を使用
コース状況/
危険箇所等
河津隧道は通り抜け不可
7:00 途中の小田原駅からおはようございます(車窓から大雄山線)
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7:00 途中の小田原駅からおはようございます(車窓から大雄山線)
7:29熱海駅 東海道本線から伊豆急乗り入れの伊東線へ
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7:29熱海駅 東海道本線から伊豆急乗り入れの伊東線へ
8:00 河津の手前、今井浜海岸駅からスタート(・∀・)
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8:00 河津の手前、今井浜海岸駅からスタート(・∀・)
8:15 今井浜海岸視察。もう海水浴の人がいてます(爆) 伊豆にしちゃ浜広ろー
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8:15 今井浜海岸視察。もう海水浴の人がいてます(爆) 伊豆にしちゃ浜広ろー
朝八時に昭和の夏色。しかも機能しているのが(・∀・)
朝八時に昭和の夏色。しかも機能しているのが(・∀・)
今井浜海岸は南伊豆に貴重な駅チカ海水浴場。水は澄んでいるが、ウネリはショアブレイク。つまり”急深”に掘れている地形なので遊泳には少しデンジヤラスかもw
今井浜海岸は南伊豆に貴重な駅チカ海水浴場。水は澄んでいるが、ウネリはショアブレイク。つまり”急深”に掘れている地形なので遊泳には少しデンジヤラスかもw
お隣の河津海岸は外海に面しているのでテトラを入れて砂を維持している人工浜な感じ。川が入っているので濁っている
お隣の河津海岸は外海に面しているのでテトラを入れて砂を維持している人工浜な感じ。川が入っているので濁っている
海と別れ一旦山へ。河津から下田街道を抜ける山廻りで下田まで行きます
海と別れ一旦山へ。河津から下田街道を抜ける山廻りで下田まで行きます
海と別れ1km地点、短い河津川に鮎釣り師が。大河なら汽水域ですよ
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海と別れ1km地点、短い河津川に鮎釣り師が。大河なら汽水域ですよ
海を背に下田街道に向かうと踊り子が増えてくるw
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海を背に下田街道に向かうと踊り子が増えてくるw
国道にしては狭い。R414の下田街道w
国道にしては狭い。R414の下田街道w
よっきれん氏作成の明治期の資料だが、伊豆の陸路は海廻りでなく下田街道がキモだった
よっきれん氏作成の明治期の資料だが、伊豆の陸路は海廻りでなく下田街道がキモだった
Honoca命名 峠の三日月湖
Honoca命名 峠の三日月湖
過去の急カーブが三日月湖状にw
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過去の急カーブが三日月湖状にw
下田街道の難所・峰山。右に新隧道。左の道は??
下田街道の難所・峰山。右に新隧道。左の道は??
旧道の河津隧道。チャリの後ろにトンネルがあるのがお解りだろうか??
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旧道の河津隧道。チャリの後ろにトンネルがあるのがお解りだろうか??
扁額(へんがく)を残し埋め立てられた河津隧道であった。明治25年生まれ・平成5年まで生きていた隧道である
扁額(へんがく)を残し埋め立てられた河津隧道であった。明治25年生まれ・平成5年まで生きていた隧道である
旧隧道の上には勿論峠道があるだろう。廃キャンプ荘に突入し探索断念
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旧隧道の上には勿論峠道があるだろう。廃キャンプ荘に突入し探索断念
さて新しい峰山トンネルを利用して下田側に抜けました。
さて新しい峰山トンネルを利用して下田側に抜けました。
旧隧道の下田側の探索ですが、林道に30分迷い込みましたw これは山越えの下田街道では??
旧隧道の下田側の探索ですが、林道に30分迷い込みましたw これは山越えの下田街道では??
新トンネルに戻ると右側に河津隧道の下田側の坑門が。。(馬の後ろ)
新トンネルに戻ると右側に河津隧道の下田側の坑門が。。(馬の後ろ)
9:30 河津隧道・下田側の坑門アップ!! 埋め立てられ夏草に覆われている
9:30 河津隧道・下田側の坑門アップ!! 埋め立てられ夏草に覆われている
山から下田近郊に降りてきました
山から下田近郊に降りてきました
10:30頃 下田の薬屋で補給w ホントはまともな外食をしたかったんだけど、これがチャリというものw
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10:30頃 下田の薬屋で補給w ホントはまともな外食をしたかったんだけど、これがチャリというものw
下田の九十浜海水浴場までもうすぐ(爆)
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下田の九十浜海水浴場までもうすぐ(爆)
手のひらサイズ・九十浜まで激下りw 伊豆らしいw
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手のひらサイズ・九十浜まで激下りw 伊豆らしいw
激狭い浜w 無料シャワーがないらしいのでペットボトル持ち込み
激狭い浜w 無料シャワーがないらしいのでペットボトル持ち込み
ひゃー、海だぁー
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ひゃー、海だぁー
行くですよーw
飛び道具とは卑怯なりwww
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飛び道具とは卑怯なりwww
泳ぐのもいいし
磯遊びもいいし
浜で遊びましょう〜(下田・九十浜)
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浜で遊びましょう〜(下田・九十浜)
水浴びの後、木陰の道で自転車に乗る。涼しい。この時間がずっと続けばいいのに
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水浴びの後、木陰の道で自転車に乗る。涼しい。この時間がずっと続けばいいのに
12:30 下田港
13:20 世間は三連休の終わり。混む前に早々輪行ですわw
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13:20 世間は三連休の終わり。混む前に早々輪行ですわw
十勝チーズと伊豆(松崎町)は開拓の関係で仲良し
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十勝チーズと伊豆(松崎町)は開拓の関係で仲良し
稲取駅でクレイルさんとの交換です
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稲取駅でクレイルさんとの交換です
伊豆急の車窓から(伊豆北川駅)
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伊豆急の車窓から(伊豆北川駅)
熱海から東海道本線。遅延で長い停車は根府川駅
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熱海から東海道本線。遅延で長い停車は根府川駅
水着での乗車はご遠慮ください!!(早川ー根府川駅間)
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水着での乗車はご遠慮ください!!(早川ー根府川駅間)

装備

個人装備
ロードレーサー+LOOK靴

感想

■下田街道と明治隧道
前半にうpされている画像は”よっきれん氏”作成の、明治期・伊豆半島の道路網である。(廃道をゆく2・イカロス出版)
これを見ると海岸線が厳しい伊豆は、海運が主体で”陸運”は中央を貫く下田街道を中心に造られていったことが解る。
陸路における東京ー下田間の難所は、まず”箱根越え(足柄越え)”、続いて”天城越え”、最後に下田直前の”峰山越え”であり、現在は箱根越えを除きw旧隧道と新隧道が供用されている。

 伊豆の厳しさは、実際チャリで道の付き方を見て走れば解るだろう。また他の地域でもチャリで感じることで理解が早まるのだろうと思う。
 今日探索した”河津隧道”は、下田に通じる最後の難所”峰山”を貫いた明治隧道であり、天城隧道から東京に続く”夢”の始まりである。

新隧道の脇に旧隧道(旧道)ありの原則から、自身で探索したのだった
新トンネルとなる峰山トンネルが供用されたため、河津隧道は廃棄され埋戻されたのは残念だ。天城隧道(現役)より12年も早く供用なった明治25年生まれ・平成5年まで生きていたのだから

河津隧道データ:
明治25年供用ー平成5年廃止、素材・石材(洞内不明)、全長110m
平成5年(1997)新トンネルとなる峰山トンネルが供用されたため、廃棄され埋戻された。

■峠の三日月湖(Honoca命名)
峠道を登っていると急カーブが緩和され、突然直線的になる箇所がある。脇を見ると旧道のカーブ見て取れ、たいていガードレールで塞がれている。これは急カーブの起因となった支尾根を削ったり砕いたりして直線道を開削した結果・三日月湖状に道が残ってしまったものだ。
これを”峠の三日月湖”と命名した。とても発見しやすい。

■伊豆の砂浜は貴重
ホンと伊豆は断崖の連続で岬が入り組んだ様は、茅ヶ崎や南房総の広大で緩やかな海岸線とは訳が違うのである。
伊豆は海岸線の殆どが断崖絶壁。浜を見つけても波が荒いのでゴロタ浜ときている。
そんな伊豆のちょっとした入江に砂が溜まっているような、箱庭チックな砂浜探しも楽しものだ。生活道とチャリの機動性は相性抜群。
今回泳いだ九十浜(くじゅっぱま)もそんな砂浜の一つで、名称は恐らく”ざっと九間〜十間(約18m)の砂浜”だろうと推測する( ・∀・)

総括 ■チャリと探索or海水浴
真面目に言いますが自転車の可能性は無限大です
始発電車に乗って伊豆の海で泳いだり、また中山道の碓氷を担いだり、英ちゃんの松代と伊丹さんの蚕と出会う。図書館に立ち寄る
巡航速度は、Moderato(モデラート)中くらいの速さ・おだやかに、、馬なら”はやあし”というところか? こんな速度感が呼吸的にも旧道にも気持ちよく。

海水浴とチャリの共通点は”衝撃がない”。
違う点は、チャリ=屈む 水泳=反る
一時間半足のつかないところを泳いで、上陸したときの体の重い事といったら。。(爆)
レーパンで泳ぎ、真水で洗い流してチャリに乗ればすぐに乾く。泳ぐからと行って携行品が増えることはないし、いつもの輪行と同じ・嫌な目で見られることもない、超お手軽海水浴
熱海駅の乗り換え、売店でお土産の”蒲鉾”ゲッツも予定通りですよ (σ・∀・)σ

 筒鳥や扁額残る古隧道  ほの香
 鼻づらの糸引きちぎれ囮鮎  ほの香
 海の日に各々四肢を浮かべおり  ほの香
 背泳ぎの顔に小波の洗いおり  ほの香
 平泳ぎ遥か岬の浮き沈み  ほの香
 丘上がる〆のひとかき平泳ぎ  ほの香
 パラソルへ熱き直線はだしの子  ほの香
 水遊び寄せては返す子らの声   ほの香

 涼しさやペダルは軽く松の道  ほの香
 鈍行の揺れのリズムはビール哉  ほの香

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