日暮沢〜竜門小屋〜大朝日岳〜日暮沢 周回

2018年07月14日(土) 〜 2018年07月15日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,788m
• 下り: 1,798m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:12
• 合計: 4:20

10:55 日暮沢小屋
13:08 13:20 清太岩山
15:15 竜門小屋

2日目

• 山行: 8:04
• 休憩: 0:56
• 合計: 9:00

4:40 竜門小屋
5:55 6:00 西朝日岳
7:40 8:15 大朝日岳
10:20 10:30 古寺山
11:24 11:30 ハナヌキ峰
13:40 日暮沢小屋

アクセス

利用交通機関：

電車

東京→山形　新幹線　始発で9:00前に到着
レンタカーで、月山IC経由10時半過ぎに日暮沢到着

その他周辺情報

大井沢や、道の駅西川のお風呂は300円と格安です。

写真

ヤマレコでよく見る
登山口標識
なんかホント熊が出てきそうな雰囲気。。。

ちなみにこの日スタートが遅かったせいか、人に抜かれも抜きもせず。
すれ違いも10人に満たなかった(笑)

登山口の避難小屋
綺麗で立派！

長くて急登の樹林帯の写真一切なし！！！
ブナの巨木の壮大な森でホントはオイラ好きなんですが、この日はホント蒸し暑くて急で、脚の調子もイマイチで。。。登りに集中してました。
やっぱ夏場の1000m級の序盤は辛い(;^ω^)
って何年か前の荒島でもそんな事言っていた気がする(笑)
最初のピーク、清太岩山
もうここまで上がってくるので脚を使い果たした感(;^ω^)
樹林帯では全くと言っていいほどペースあがらなかったんだけど

目指す竜門小屋

不思議な岩を見つけた
今回は行けないけど、寒江山や以東岳もいつか行ってみたいな

寒江山方面は常に雲が

明日登る、大朝日岳方面

ここから最後の登りです。
このあたりから、高山植物も目についてきたので、ゆっくりと

マツムシソウ

ハクサンボウフウ？

最後は雪渓脇を登る

竜門山の分岐です。
今日は竜門小屋で泊まる

竜門小屋は、寒江山方面にちょっと下ったところにあるんですが、いやーダイナミックな稜線が

季節を勘違いしているナナカマドがいました

ミヤマウスユキソウ

今日歩いてきた稜線

ミヤマウスユキソウとハクサンイチゲのコラボ

この紫のなんだったっけ？？

竜門小屋着　
綺麗な小屋でトイレも水洗なのはビックリした

寒江山方面はガスの通り道

もうすぐ日没を迎えようとしている

月山方面は夏雲がどっぷり

朝が早かったのもあるが、めっちゃ疲れてたので
19時過ぎには眠りについていました。

ここの稜線はシャクナゲが沢山咲いていました

ヒナウスユキソウの群落
朝露でレンズに水滴がついていて気付かなかった。。。

道の両側はハクサンイチゲ

咲きたてのシャクナゲ

西朝日岳の直下はニッコウキスゲがキレイ

西朝日岳とうちゃこ
まだガスガス

ここいらあたりから、太陽の光が見え隠れ

これも沢山あったけどわからず

コバイケイソウ

ガクウラジロヨウラク

チンさんが、もう綿坊主に。。。。

西朝日岳の南斜面のニッコウキスゲ
スゴイ群落で見頃でした！！

ニッコウキスゲ

ここをすぎたあたりから、ガスがとれはじめ

向こうには大雲海が

ヒメサユリ♪

ヒメサユリとニッコウキスゲのコラボ

次のピークは中岳

滝雲になってる

稜線風景が素敵になってきた

月山方面も開けてきて大雲海

イワカガミ

とにかく南から湿った風が入り込んでいて、
右の眼鏡とか髪の毛が常に湿っていた
時折こんな雲の塊が過ぎていく

中岳に登っていきます

ハクサンチドリ

中岳に向かって登っていく

振り返って歩いてきた道
やっぱ西朝日から向こうはガスの中

アザミにアゲハが

イワイチョウ

中岳を超えると大朝日だけどガス

金玉水あたりで、晴れてきた

ラスボスかっこええー！

振り返って中岳

チシマギキョウ

大朝日小屋はスルーして一気にいきます

最後の阪

大朝日岳着♪　
百名山75座目！！

雲海の向こうに飯豊連峰が

月山拡大
リストとか神社もわかる

鳥海山拡大
ここはGWに行ってみたいね。
他の季節も絶対いいと思うけど

月山、鳥海

かなり頂上でまったりしました
そろそろ下山

大朝日小屋
バッジ売ってない。。。
古寺鉱泉と朝日鉱泉では売っているらしいが、おいらは日暮沢なので(;つД｀)

ハクサンフウロ

昨日登ってきた、竜門山へ登っていく尾根がみえる

チンさんの大群落
7月の半ばでこれですか。。。

ここからの下りが長かった。。。

振り返って、大朝日岳

そして小朝日。。。

古寺山着
この頃になると暑さで消耗がヤバい

ここで、稜線眺望とはおさらば

ハナヌキ峰分岐
ここいらで脚がヤバくなる。。。ここからコースタイム2時間なのですが。。。

ヘロヘロになりながら、日暮沢着
お疲れ様でした。

感想

kaji1031

東京発の始発新幹線にのり、山形に9時着。
そこから車を借りて、食糧を買い込み、登山口の日暮沢到着は10時半過ぎ。やっぱ遠いなー

という訳で、スタート10時55分。
単純にピストンじゃ勿体ないと思ってたので、
朝日鉱泉でも古寺鉱泉からでもなく、周回コースが組める日暮沢からのコースにしました。

序盤はブナの巨木が生い茂る森の中の急登をガッツリ上がっていき稜線までは我慢を強いられるけど、稜線に出るとアルプス級の壮大な眺め。
けどあまりの蒸し暑さと急登と体調イマイチなのか、脚がイマイチ上がらず。稜線でるまでで脚を使ってしまった感(;^ω^)
そこからピークを何個か超えながらの竜門山。この日泊まった竜門小屋はそこの肩にあります。
1泊素泊1500円也　避難小屋ですがとってもキレイな小屋です。トイレが水洗なのはビックリ。

2日目は3時半起床
外を見るとガスガスなので、ゆっくりと朝食をとって4時40分スタート
ガスガスの中、稜線歩きを開始。
けど、稜線の高山植物が見事過ぎて、飽きる事はない。
時に、西朝日岳付近のニッコウキスゲはお見事でした♪
その西朝日岳を超えたあたりから、ガスがとれ初めて、稜線美が楽しめる。写真撮りながらでなかなか進まんw
そして、念願の大朝日岳 百名山75座目。時折ガスに包まれながらでしたが、周囲の山々の景観を楽しみながら、ゆっくりとランチ。
あとは下山だーと思っていましたが、暑さで消耗がヤバい。。。
そして脚も結構ダメージ来ていて、こんなんなるの2年前の北アテント泊縦走以来じゃないか？ってくらい。
そんなこんなでヘロヘロになりながら、なんとか下山できました。

ホント、手つかずの山々だし、森林限界が低いせいか、この標高でこのアルプスの様な景観。
コアな人達に人気があるのがよーくわかりました。
次は、寒江山や以東岳にもいかないとだー