女峰山の洗礼 天気急変・ヒル襲来
- GPS
- 10:50
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,314m
- 下り
- 1,919m
コースタイム
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 10:40
天候 | 晴れ→曇り→豪雨→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
霧降高原スタート、日光に下山後、霧降高原にもどり車回収。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
早朝は朝露でズボンがびしょびしょに 縦走路は荒れており、コース不明瞭箇所あり。 下山路は危険なガレ場・ザレ場あり。笹原は豪雨時、川に変わった。ヒル多数出現。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ミニ三脚・サポーター・お湯
|
---|---|
備考 | スマホ用防水カバーを忘れる。 |
感想
8月の槍ヶ岳にむけてのトレーニング兼夏山日帰りロング山行の舞台に選んだのは200名山の女峰山。日光連山ファミリーの最深部にあるまさに日光のオクサン。長い行程なので、集合時間は4時過ぎ。日の出のご来光を期待したが、惜しくも東方の雲が厚く、日の出の瞬間は見ることができなかった。。霧降高原を起点に長い階段をのぼりはじめた出だし。
ニッコウキスゲの時期のはずだが、斜面は一面緑。今年は梅雨明けそうだったように見ごろが早まっていたのか、残念。小丸山からの長い稜線歩きは、樹林の根の荒れた道、岩場と想像以上の難コース。そんな時は地図を取り出し、女峰山までのピークの数を数える。一つ一つ冷静に越えていかないと気持ちが切れる。一里ヶ曽根からは南は雲が出てきて眺望が利かないが、北方の眺望はまだ残り、気持ちが和らぐ。何度も山頂を期待するも結局小ピークだった、の繰り返しの末、ようやくたどりついた山頂。
先についていたハイカーに天気がまもなく崩れる予報を教えてもらう。急ぎながら下山を開始。今回の山行はここからが戦いの始まり。最初は急なガレ場、気持ちが切れかかった時に、霧が一瞬晴れ、雲竜渓谷をを望むことができ、救われる。滝そして鹿、今回のハイライトとなった。
黒岩・八風を過ぎると、緩やかな下りとなり、登山道というよりも古道に近くなった。しかしとてつもなく長い…『人間の条件』という小説に森林のなかをさまよい続けるシーンがあるがまさにその心境。道は延々と続き、雨が降り始める。やがて杉林へと変わり、日光の人里を感じ始めるが、雨は激しく、道も川と化した。苦しみながら行者堂にたどり着くと、そこからは石畳、ほっとするもつかのま今度は滑る。さらにヒルの襲来…ゴールの滝尾神社の到着するまで皆無言に…
今回は執念の山行ととなった。標高差2000mを下りきり・やり切った達成感は忘れないであろう。しかしながら山頂での予報を聞かずに、休憩を長くとっていれば、急下りや岩場の時点で雨に降られ、笹原の道が激流となり危機的な状況となったであろう。情報の大切さ、限界のなかでの会話の重要性、たくさんの反省点こそを忘れてはならない。
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