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Yamareco

記録ID: 1532630
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

女峰山の洗礼 天気急変・ヒル襲来

2018年07月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
cham18 その他5人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:50
距離
15.5km
登り
1,314m
下り
1,919m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:01
休憩
1:39
合計
10:40
5:25
5:26
4
5:30
5:30
68
6:38
6:41
54
7:35
7:43
50
8:33
8:43
78
10:01
10:29
32
11:01
11:04
72
12:16
12:34
10
12:44
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47
13:31
13:32
5
13:37
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11
13:49
13:50
17
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25
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15:09
8
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15:31
0
15:31
白糸の滝
天空回廊中盤で小休止。小丸山から女峰山までの縦走ルートはピーク(赤薙山など5・6ほど)ごとに小休止。女峰山頂で昼食。下山路は唐沢小屋・黒石・白樺金剛で小休止。
天候 晴れ→曇り→豪雨→晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
霧降高原と滝尾神社駐車場に駐車。
霧降高原スタート、日光に下山後、霧降高原にもどり車回収。
コース状況/
危険箇所等
早朝は朝露でズボンがびしょびしょに
縦走路は荒れており、コース不明瞭箇所あり。
下山路は危険なガレ場・ザレ場あり。笹原は豪雨時、川に変わった。ヒル多数出現。
夜明け。上空に雲はないが、東はちょっと多かった。
2018年07月21日 04:43撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 4:43
夜明け。上空に雲はないが、東はちょっと多かった。
女峰山はまだみえない。ひとまず中央の赤薙山へ
2018年07月21日 04:49撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 4:49
女峰山はまだみえない。ひとまず中央の赤薙山へ
天空回廊。ニッコウキスゲは今年は早かったようだ。
2018年07月21日 04:54撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 4:54
天空回廊。ニッコウキスゲは今年は早かったようだ。
夜明けの光が差し込む
2018年07月21日 05:00撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 5:00
夜明けの光が差し込む
少々高い位置になってようやく顔を出した。
2018年07月21日 05:09撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 5:09
少々高い位置になってようやく顔を出した。
天空回廊を登り切り、小丸山に到着
2018年07月21日 05:26撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 5:26
天空回廊を登り切り、小丸山に到着
追いかけるように太陽があがってくる
2018年07月21日 05:27撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 5:27
追いかけるように太陽があがってくる
眺望はかすんでいて、あまりよくない
2018年07月21日 05:32撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 5:32
眺望はかすんでいて、あまりよくない
ニッコウキスゲはなかったが、様々な花があちこちに
2018年07月21日 05:54撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 5:54
ニッコウキスゲはなかったが、様々な花があちこちに
青々とした稜線をすすむ
2018年07月21日 06:07撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 6:07
青々とした稜線をすすむ
まずは赤薙山に到着。
2018年07月21日 06:35撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 6:35
まずは赤薙山に到着。
女峰山・男体山がお目見え
2018年07月21日 06:36撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 6:36
女峰山・男体山がお目見え
針葉樹から広葉樹が!?どういうこと?
2018年07月21日 06:58撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 6:58
針葉樹から広葉樹が!?どういうこと?
樹林と岩場が繰り返される稜線を進む。
2018年07月21日 07:09撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 7:09
樹林と岩場が繰り返される稜線を進む。
女峰山まで小ピークを数えれば、5、6は越えていく。
2018年07月21日 07:10撮影 by  X-T20, FUJIFILM
1
7/21 7:10
女峰山まで小ピークを数えれば、5、6は越えていく。
意外とたどりつかなかった奥社跡。(本当に何もない)
2018年07月21日 07:42撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 7:42
意外とたどりつかなかった奥社跡。(本当に何もない)
小ピークの一里曽根からは女峰山までのルートが一直線でみえる。
2018年07月21日 08:34撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 8:34
小ピークの一里曽根からは女峰山までのルートが一直線でみえる。
ガスがかかってきた…
2018年07月21日 08:35撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 8:35
ガスがかかってきた…
奇岩もみえる。いかにも修験の感じ
2018年07月21日 08:36撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 8:36
奇岩もみえる。いかにも修験の感じ
日光連山の南方から雲が湧いてくる。
2018年07月21日 08:45撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 8:45
日光連山の南方から雲が湧いてくる。
進んできた稜線は相当山深い。
2018年07月21日 09:26撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 9:26
進んできた稜線は相当山深い。
北方の眺望はぎりぎり残る。左は日光ファミリーの太郎山。
2018年07月21日 09:27撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 9:27
北方の眺望はぎりぎり残る。左は日光ファミリーの太郎山。
女峰山までの最後の登り。ここまでが長かった。
2018年07月21日 09:37撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 9:37
女峰山までの最後の登り。ここまでが長かった。
到着時はガスに覆われる。
2018年07月21日 10:03撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 10:03
到着時はガスに覆われる。
雲が稜線を越える。
2018年07月21日 10:03撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 10:03
雲が稜線を越える。
トンボの大群。
2018年07月21日 10:28撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 10:28
トンボの大群。
本当の闘い、日光方面への下山スタート
2018年07月21日 10:30撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 10:30
本当の闘い、日光方面への下山スタート
急な下り。ここも樹木があったりなかったり。
2018年07月21日 10:35撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 10:35
急な下り。ここも樹木があったりなかったり。
浮石、足が起きやすいところにあるのがまた怖い。
2018年07月21日 10:39撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 10:39
浮石、足が起きやすいところにあるのがまた怖い。
天気急変の気配
2018年07月21日 10:43撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 10:43
天気急変の気配
危険なガレ場。石が落ちても直撃しないよう、トラバースルートになっている。
2018年07月21日 10:47撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 10:47
危険なガレ場。石が落ちても直撃しないよう、トラバースルートになっている。
唐沢小屋に到着。天気はまだもつか
2018年07月21日 11:00撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 11:00
唐沢小屋に到着。天気はまだもつか
標高はあるが、少し低山の気配
2018年07月21日 11:32撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 11:32
標高はあるが、少し低山の気配
ストンと落ちる下山路も
2018年07月21日 11:46撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 11:46
ストンと落ちる下山路も
雲が襲い掛かる。
2018年07月21日 11:53撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 11:53
雲が襲い掛かる。
黒岩ではいったん雲・霧が晴れ、雲竜渓谷がみえた。ラッキー
2018年07月21日 12:27撮影 by  X-T20, FUJIFILM
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7/21 12:27
黒岩ではいったん雲・霧が晴れ、雲竜渓谷がみえた。ラッキー
水墨画の光景
2018年07月21日 12:31撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/21 12:31
水墨画の光景
滝が多数。
2018年07月21日 12:28撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 12:28
滝が多数。
アップで。
2018年07月21日 12:30撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 12:30
アップで。
なんとシカが休んでいる。きれいな鹿の子模様(体は大きいが)
2018年07月21日 12:26撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
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7/21 12:26
なんとシカが休んでいる。きれいな鹿の子模様(体は大きいが)
カラマツの樹林帯はまるで北八ヶ岳のような森々とした様子
2018年07月21日 13:22撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 13:22
カラマツの樹林帯はまるで北八ヶ岳のような森々とした様子
ここから雨が始まる。
2018年07月21日 13:25撮影 by  FinePix F900EXR, FUJIFILM
7/21 13:25
ここから雨が始まる。
間に合わなかったが八風などの岩場で振られなかったのがよかった。
2018年07月21日 14:12撮影 by  iPhone SE, Apple
7/21 14:12
間に合わなかったが八風などの岩場で振られなかったのがよかった。
しかし笹原の間の登山道は川に。靴はもう…
2018年07月21日 14:31撮影 by  iPhone SE, Apple
7/21 14:31
しかし笹原の間の登山道は川に。靴はもう…
滝尾神社になんとか下山すると日差しはもどる。
累計標高差ー2000mをぼろぼろながら踏破!!!
2018年07月21日 15:22撮影 by  X-T20, FUJIFILM
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7/21 15:22
滝尾神社になんとか下山すると日差しはもどる。
累計標高差ー2000mをぼろぼろながら踏破!!!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ミニ三脚・サポーター・お湯
備考 スマホ用防水カバーを忘れる。

感想

 8月の槍ヶ岳にむけてのトレーニング兼夏山日帰りロング山行の舞台に選んだのは200名山の女峰山。日光連山ファミリーの最深部にあるまさに日光のオクサン。長い行程なので、集合時間は4時過ぎ。日の出のご来光を期待したが、惜しくも東方の雲が厚く、日の出の瞬間は見ることができなかった。。霧降高原を起点に長い階段をのぼりはじめた出だし。
 ニッコウキスゲの時期のはずだが、斜面は一面緑。今年は梅雨明けそうだったように見ごろが早まっていたのか、残念。小丸山からの長い稜線歩きは、樹林の根の荒れた道、岩場と想像以上の難コース。そんな時は地図を取り出し、女峰山までのピークの数を数える。一つ一つ冷静に越えていかないと気持ちが切れる。一里ヶ曽根からは南は雲が出てきて眺望が利かないが、北方の眺望はまだ残り、気持ちが和らぐ。何度も山頂を期待するも結局小ピークだった、の繰り返しの末、ようやくたどりついた山頂。
 先についていたハイカーに天気がまもなく崩れる予報を教えてもらう。急ぎながら下山を開始。今回の山行はここからが戦いの始まり。最初は急なガレ場、気持ちが切れかかった時に、霧が一瞬晴れ、雲竜渓谷をを望むことができ、救われる。滝そして鹿、今回のハイライトとなった。
 黒岩・八風を過ぎると、緩やかな下りとなり、登山道というよりも古道に近くなった。しかしとてつもなく長い…『人間の条件』という小説に森林のなかをさまよい続けるシーンがあるがまさにその心境。道は延々と続き、雨が降り始める。やがて杉林へと変わり、日光の人里を感じ始めるが、雨は激しく、道も川と化した。苦しみながら行者堂にたどり着くと、そこからは石畳、ほっとするもつかのま今度は滑る。さらにヒルの襲来…ゴールの滝尾神社の到着するまで皆無言に…
 今回は執念の山行ととなった。標高差2000mを下りきり・やり切った達成感は忘れないであろう。しかしながら山頂での予報を聞かずに、休憩を長くとっていれば、急下りや岩場の時点で雨に降られ、笹原の道が激流となり危機的な状況となったであろう。情報の大切さ、限界のなかでの会話の重要性、たくさんの反省点こそを忘れてはならない。

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