御在所岳

コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 4:37
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
前回に続き、武平峠起点の手抜き山行。今日はまだ歩いていない表道と郡界尾根を回ってみよう。どこを起点にしようか少し迷ったが、トンネル東から下って表道入口の鳥居へ。「講」が建てた碑が沢山ある。愛知県海部地域のものが多いな。
剥げて消えかかった柱に「心して登りましょう」とある。そう、ここは行場なのだよ。一木一草に生命が宿る。辛い夏場の上り道、枝や木の根が手掛かりとして差し伸べてくれているのだ。風も前回より涼やかに吹いてくる。さすがに冷たい飲み物まで差し入れしてはくれぬが、山頂にはれすとらんだってある。まさしく極楽だ。
貯水池を樹間から目にしつつ、ひと登りで山頂アゼリア横に飛び出す。ロープウェイはまだ営業前か、静かにラジオの音だけが流れてくる。三角点から望湖台へと行くと、登山者の姿が多くなった。岩の上からしばしスケッチする。相変わらず全体のバランスが下手糞だが、眼前の山並みと吹く風は実に心地よい。山上極楽の甘露をいただく気もすっかり失せたので、御岳権現へと先を急ぐ。途中、長者池へ。石碑の碑文に書かれた由来によると、この池の発見は明治だそうで、八大竜王の霊験でハンドパワーを授かった炭焼きが、その力で万病を治し大金持ちになったことからこう呼ばれるそうだ。パワーの源、「奇瑞石」は池の傍らにあった。丸くて赤いチャートだ。ちょっとこの辺りには無さそうな石だな。手を合わせ心願成就を祈る。
御岳権現裏から郡界尾根へ。尾根は西に向かうと思い込んでいたが、テープは南寄りに付けられている。しばらく下るとスズタケの樹林になり、谷を挟んで尾根がはっきりしてきた。確かに歩きやすい尾根だ。途中、2か所ほど方角を変えるところがあるが踏み跡がはっきりしている。雨乞側に比べ、細くて低い木が多くて雑然としているが、雰囲気は悪くない。あっという間にクラ谷道に合流した。ここを「沢谷峠」とする本もあるが、「沢谷峠」はやはり雨乞側の「一ぷく峠」先の鞍部が正しいのだろう。30cmほどの高さの4cm角材に、控えめに「沢谷峠」と書かれたものが立っているが、あそこからの鎌は美しい。
クラ谷道からそのまま武平峠へ向かう道を見つけようと植林の平坦地から東へ進んでみるが、それらしい踏み跡はない。昔、看板を見たような気がするが何もない。テープが1カ所、その先の谷に積み石があったから谷を渡って進めばよいのだろう。この暑い中最後でヘロヘロするのも何なので、そのままトンネルまで下りて駐車地に戻った。
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