眩しい太陽の煌きの中で 朝日岳、雪倉岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 2,902m
- 下り
- 2,912m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:30
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 3:43
- 合計
- 12:25
天候 | 2日間共に晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場無料。70台って書いてあった気がする。 平日の8時頃で8〜9割埋まってました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
きちんと整備されており、総じて危険なところは無いと思います。 <蓮華温泉〜朝日岳(五輪尾根)> 蓮華温泉からぐんぐん標高を下げ、一旦沢に出ます。 沢を二度と渡りますがしっかりとした鉄製の橋が掛かっていますので安心です。 登りと平坦な木道、トラバースを繰り返しながら朝日岳に近づいて行きます。雪渓が何ヵ所かありますがわたる距離も短くあまり斜度も無いので慎重に歩きさえすれば危険では無いと思いますが雪解けが進み割れてるところも出てきているので踏み抜きには注意を。 中盤以降沢や水場が点在しており水には困りませんでした。 <朝日小屋〜水平道〜雪倉岳> 朝日岳を巻くようにトラバースしながら歩いて行きます。こちらも良く整備されており歩きやすい登山道。ちょっと細いところなどは鎖やロープも付いています。古い道?に行かないようしっかり案内も出ているので間違えることも無いでしょう。 こちらも雪渓が何度かありますが朝だったこともあり、ちょっと固くて滑りやすかったです。斜度はあまり無いので危険では無いですが転ばないように。 雪倉岳への登りは地味に長くキツイです。 <雪倉岳〜白馬主稜線〜白馬大池〜蓮華温泉> 良く整備された登山道。 多くの人が歩いており危険ヶ所もほぼないと思います。鉢ヶ岳あたりで斜度のある雪渓を通りますが登山者が歩いた跡である程度ステップが切られている感じ。日当たりが良いので雪がある程度柔らかくキックステップで歩けました。 新しい熊の糞が登山道上にありました。 |
その他周辺情報 | 蓮華温泉 |
予約できる山小屋 |
蓮華温泉ロッジ
|
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料(水2Lスポーツドリンク1L
ゼリー×4)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
だいぶ前に白馬岳に登った時そこから眺める雪倉岳が格好良くて登りに行きたいなと思いました。そしてその奥に聳える朝日岳へも。
と、思いつつもなかなか足が向かず結構経ってしまいました。
今回は台風直前に天気予報が良さそうなところを調べていたらこの地域がバッチリ。
こりゃぁ行くしかないですね。
蓮華温泉から朝日岳、雪倉岳の周回コース。
日帰りの計画も立てていましたが連休が取れ、お天気も良いとなっちゃぁテント担いで行くしかないでしょ。
少し前に登った浅草岳で水切れはこの時期ヤバイと思ったので水は多めに。もちろん夜の楽しみのお酒も保冷して担いで行きたいのでザックの重量は20キロ越え。
夏山の一泊でその量?と思われるかもしれないけどまぁいつもの事ですね。
8時頃蓮華温泉の駐車場に到着。
駐車場は平日にも関わらず8割方が埋まっています。
準備をしてすぐに出発。
蓮華温泉を出てからしばらくは下りが続きます。
これから登りが続くとなると先が思いやられる。あんまり下げないで・・・
登山道はしっかりと整備されており途中2度渡る沢にも立派な鉄の橋が掛かっています。白高地沢からはいよいよ登りが始まります。
登りはそこそこきついですが登って平らな木道歩きとか登ってトラバースとかの繰り返しといった感じ。
樹林帯を抜けて暑さが身にしみるなと思った頃に水場が現れ生き返ります。
雪渓も現れますが傾斜はそれ程無いのと登り基調なのでそれ程苦にはならず。慎重に歩けば問題ないでしょう。
途中で昼食を摂り、休憩がてら横になったら一時間半ぐらいマジ寝してしまいました。そういえば一睡もしてなかったな。
起きてからは最後の朝日岳への登り。
少し雲が出てきて涼しくなってきたけど疲れが出てきたこの時間には堪える。
やっとの思いで山頂に到着。
山頂は貸切で雲が少しずつ取れてきたのでザックの中からフルーツを取り出し食べました。まだ保冷が生きていたので美味しい♪
のんびりした後は小屋まで下ります。
昼寝しちゃった分予定よりも到着が遅れたけどそれ程遅くならなくて良かった。
受付を済ませてテントを張ります。
テント場には自分を含め10張りのテント。
夏の北アルプスのテント場としては空いてる方じゃないかな。
食事を作っていると徐々に陽が傾いてきました。
朝日小屋の方が言うには朝日は良く見えるけど、夕方はガスが出やすいので綺麗な夕焼けはあまり見られないので今日はいい日だよとの事。
沈んでゆく太陽と焼けた空が綺麗でした。
暗くなったところで事件発生。
テントの中でビールを倒してしまいテントの床がビールまみれに・・・。
翌朝までビール臭いテントで過ごしました。
夜は月が綺麗でとても明るく、ヘッデン無しでも歩ける程でした。
3時ごろ起きてのんびりと支度を開始。
朝ごはんを作ろうとしたらバーナーの調子が悪い。何度試しても火花は出るけど火が着かない。昨日ビール掛けちゃったから?
お陰で朝ごはんが作れず、行動食を前倒しで食べる感じになってしまいました。(後でもう一度やったら復活してました。乾いたからか?)
テントを片付け4時過ぎに出発。
この時間でも後発組みです。皆朝早いなぁ。
水平道を歩いて雪倉岳に向かいます。
水平道って行っても朝日岳を巻くように歩く感じでそこそこアップダウンもあります。分岐を越えしばらく進んだ後は雪倉岳への大きな登り。
ここはなかなか登り応えがありました。冷たい風が吹いていて暑くなかったのは幸い
朝日小屋を出発した中では雪倉岳へは最初の登頂者になりました。
360度素晴らしい眺め。
行きたいと思っていた山だったのもあり感動的でした。
しかしこの後は再び下って三国境まで登り返し。ここもなかなかキツイ。
気温も上がってきてちょっと暑い。
余裕があったら白馬にもなんて思ってましたが、昼頃からガスって来たので早々に諦め大池に下ります。
小蓮華岳への登りが大きな登りとしては最後。
後は下り基調なのでスイスイ歩けました。
白馬大池山荘で今日から肉うどんが始まったとの事でしたので頂くことに。
朝食がしっかり摂れなかったのでとてもありがたい。これで最後の下山も安心。
下山はそれ程時間もかからず、天狗の庭を通過し、蓮華温泉まで。
下山前に黄金湯や仙気の湯で汗を流し、下山してからロッジで支払いをし、駐車場に戻って終了。
二日間お天気にも恵まれ、素敵な景色を見ながら山の中でのんびりする事ができてとても良かったです。
あまり詳しくないけど百花繚乱。
花も雪解けの湿地帯にたくさん咲いていてとても綺麗でした🎵
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