乗鞍岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 450m
- 下り
- 451m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
平湯温泉より10kmほど下り、ほおの木平スキー場が乗鞍岳に向かうシャトルバスの出発地点。駐車場は9割程度埋まっていた。通常は1時間に1本だが今日はハイシーズンの土曜日のため、30分毎に臨時バスが運行され、¥2300の切符を買ってバスを待つ。30分もすると40〜50人程度の列ができ、バス1台がちょうど満席になるような具合だ。一般車乗り入れ禁止の道路は急勾配だが、自転車で登る人が10人どころではなく多く、びっくり。高度を増すと槍穂高が見えてきて自然にバスの中はどよめいた。40分で標高2800mの畳平バスターミナルに到着。ここには長野県側の乗鞍高原からもバスが到着し、多くの観光着が集まる所。朝早いせいか多くの人はいるが混雑とまではいかない状況。乗鞍岳という看板と写真を撮ると、ガイドから散策路が崩壊しているので、車道を歩くよう指導される。まずは富士見岳を目指して急勾配を登り始めると、コマクサの群生があった。シナノキンバイ、イワギキョウなど高山植物を見ながら標高2817mの富士見岳山頂に着く。北には槍穂高連峰がよく見え、眼下には鶴が池の青色がきれいだった。富士見岳を降りて再び車道を散策気分で歩くと、途中の東斜面の雪渓ではスキーを楽しむ姿が見えた。30分ほどで肩の小屋に着き、ここからの登りは、ザレ場の山道となる。ゴロゴロとザレた道を朝日岳目指して登り、朝日岳でいったん平らになり、最後は大岩の段差がある登りにくい道を詰めて頂上小屋の前を通り、左回りに登って山頂のお社に着いた。乗鞍本宮奥宮の裏側には、神主がお札やお守りを売っていた。順番待ちして山頂剣ヶ峰の標識の写真を撮り、奥宮がある方の岩の上で穂高を眺めながら昼食とした。まだまだ登山者がどんどん登ってきて、狭い山頂にあふれんばかりとなるので、早々に下山。下山もこの時刻になると行列となりマイペースでは歩けなくなる。気軽に3000mに登れるので老若男女国籍を問わず観光客が多かった。せっかくなので、畳平バスターミナルから階段を下り、木道で導かれたお花畑を一周した。ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、イワツメクサ、イワギキョウなどの高山植物が咲き乱れ、涼風に癒されてゆっくり疲れを癒した。帰りもバスを待つ行列に並ぶが、30分待つことなく確実に乗車できた。ほおの木平駐車場に戻ったのは午後3時過ぎだが、まだかなりの数の車があった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する