ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1543387
全員に公開
ハイキング
北陸

鉢伏山〜水須連絡所から歩きもアブ、アブ、アブ…

2018年07月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:17
距離
27.2km
登り
1,919m
下り
1,916m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:57
休憩
1:06
合計
10:03
4:33
132
有峰林道水須連絡所
6:45
6:55
98
フロヤ谷
8:33
8:44
65
五郎沢終了、右折
9:49
10:26
45
11:11
11:14
62
五郎沢入口、左折
12:16
12:21
135
フロヤ谷
14:36
有峰林道水須連絡所
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有峰林道小口川線の水須連絡所から約10km地点のフロヤ谷が登山口になります。
小型車は1,900円になります。利用時間は午前6時〜午後8時です。
林道の供用期間は7月上旬から10月下旬までです。
コース状況/
危険箇所等
コースは分かりやすいです。特別危険な場所はありません。
出だしの急坂では、後続者がいる場合は石を落としやすいので注意が必要になります。
結局台風の影響はほぼなし
結局台風の影響はほぼなし
朝の水須連絡所。到着時はまだ真っ暗。
朝の水須連絡所。到着時はまだ真っ暗。
10数分後には明るくなった。出発!
ところが…Σ( ̄口 ̄*)はうっ!(本文参照)
10数分後には明るくなった。出発!
ところが…Σ( ̄口 ̄*)はうっ!(本文参照)
小口川ダム
第一トンネル
小口川ダム
仕留めたアブ
道の真ん中にいたカタツムリを路傍に移動。
道の真ん中にいたカタツムリを路傍に移動。
フロヤ谷
フロヤ谷登山口。
1
フロヤ谷登山口。
フロヤ谷登山口。
1
フロヤ谷登山口。
下を見下ろしています。出だしはかなり急です。
1
下を見下ろしています。出だしはかなり急です。
急な箇所のロープ。
1
急な箇所のロープ。
少し展望が開けた
少し展望が開けた
目指す方角
富山平野
毛勝三山、劔、鍬崎山
毛勝三山、劔、鍬崎山
左から。
左から二枚目。
左から三枚目。
左から四枚目。
左から五枚目。鉢伏山。
左から五枚目。鉢伏山。
鉢伏山山頂に到着!
3
鉢伏山山頂に到着!
山頂からの景色
鉢伏山山頂
山頂からの景色
山頂から数分下ったところから。
1
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
山頂から数分下ったところから。
少し開けた場所。鉱山跡水平道分岐。
少し開けた場所。鉱山跡水平道分岐。
ところどころに立派な表示がありました。フロヤ谷の次はヒバコ谷。
1
ところどころに立派な表示がありました。フロヤ谷の次はヒバコ谷。
ミラーの後ろに猿がいるはずですが、写真では分からない^^;
ミラーの後ろに猿がいるはずですが、写真では分からない^^;
千本小口平
善四郎谷
マサ割谷
表水倉谷
裏水倉谷
ようやく水須連絡所に戻ってきました
ようやく水須連絡所に戻ってきました
本日のゴミ拾い。真新しい塩分チャージ二個。ゴミ捨てないで><
2
本日のゴミ拾い。真新しい塩分チャージ二個。ゴミ捨てないで><

装備

個人装備
グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 ホイッスル 鈴 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 タオル ツェルト 杖 シュラフ iPad スマホ*2 ヒトココ 虫除けネット

感想

朝4時17分有峰林道の水須連絡所に到着。まだ暗いです。ヘッドライトを付けるつもりでしたが、準備が整った頃には少し明るくなっていて、4時33分ライトを付けずにまだ開いてないゲートをくぐり出発。
ところが歩き始めるとすぐに10匹くらいのアブに取り巻かれました。
登山口になるフロヤ谷までは10kmちょっとあり、134分掛かる計算です。
数日前に鉢伏山に登られた方がおられ、車で登山口まで行かれていたんだと思いますが、山行記録を詳しく書いておられる中に虫の記述がなかったので、登山口以降はアブはほぼいないんだと考えました。
するとアブが酷いのは林道10kmだけの筈。それがどこまで続くのか、…最初だけだと信じながら歩き始めました。
少し歩くと100m程度のトンネルがありました。トンネルではアブを振り切れました。トンネルを出たらアブがいないことを願います。
ところがトンネルを出たらまたアブに取り巻かれました。
でもまた直ぐに第二トンネル。こちらは3、400mあります。長いだけに真っ暗です。真っ暗で怖いですが、アブがいないだけ癒やしです。
ここを過ぎてもやはりアブに取り巻かれました。そして第三トンネル。100m。
終わったらまたアブです。

その後トンネルはなく、結局最後までアブに取り巻かれながらの林道10km歩きでした。
多い時には50匹くらいに取り巻かれました。
ちょうど台風が去った日でしたが、それもあって私の周りをぶんぶん回っているアブを見ていると、自分が台風の目になったような気がしました。
取り巻かれるだけならまだしも、時々止まって噛む奴がいます。
噛まれるとチクっとした小さな痛みがあります。
奴は鈍いので、叩くとコロせます。
飛び回っているやつを追い払うのは無駄な作業で、噛んだ奴だけを仕留めながら歩いていました。

片側が山、反対側は谷というところを歩くのですが、ところどころ山側がコンクリートで固められた部分があります。
そういう場所はアブが少なくなります。
一番の癒やしはトンネルだったのですが、それは出だしの三つだけで、その後はコンクリートの崖が現れることを楽しみに歩いていました。

ところで愚かな私。
6km歩いたところで、ようやく虫よけネットを持っていることに思い至りました。
100均の、頭からかぶる網です。
それを付けたらストレスが1/3に減少しました。
顔の周りを飛ばれるのが一番ストレスなんですね。
それ以降も取り巻かれ、噛まれながらでしたが、ストレスは減っていました。


前回まではやや厚めのズボンを履いていました。
画一的になるのが余り好きではなく、タイツとショートパンツというスタイルがどうも好きになれなかったのです。
ところが前回の大笠山でびっしょりになって気持ち悪かったので、とうとうタイツを買ってしまいました。
タイツが楽で、機能的にも良いのだろうなと言うのは何となく分かっていました。
ところが今回に限り、大悪手だったのです。

その時点では、アブに噛まれたらどのようなことになるかは知らなかったのです。
これまでも大量のアブに出会ったことはありました。
例えば去年の夏、高坪山の登山口に大量のアブがいて、車に入って来るのを防ぐことができず、そのまま引き連れて帰宅したこともありました。
ただ、噛まれたことは経験なかったのです。
痛くなるのか痒くなるのか、それとも何もないのか。
当日は特に影響はなかったのですが、翌日に蚊に刺されたよりも大きな腫れがあり、強い痒みが発症しました。
刺された跡を数えてみたら136箇所ありました。
背中20、胸腹32、肩2、左腕46、右腕10、左足11、右足15。
これを書いている土曜日…6日後もまだ腫れていて痒いです。
顔も何度か噛まれた気がしますが、皮が厚いからなのかどうか、痒くなったり腫れた場所はないです。

服に止まったアブ、噛んだアブを50匹は仕留めたと思いますが、噛まれた跡が136箇所ということは半分以上は逃してしまったことになります。残念なことです。
服装は上は長袖のぴっちりしたシャツ一枚、下はショートパンツとその下にタイツ。
もし前の週と同じように、厚めのズボンを履いていれば、少なくとも足は噛まれることはなかったと思われます。
アブの恐ろしさを知りました。
明日の登山ではアブと出会わないことを願います。


6時45分、フロヤ谷に着きました。
ここから鉢伏山登山。
…林道歩きがインパクト強すぎて、登山のことは印象薄いです。
アブは登山口には沢山いましたが、山に入って行くと直ぐにいなくなりました。
フロヤ谷は標高1080mで、ここから1250mくらいまでは勾配が急で、いたる所にロープがありました。
足元がもろく、石がぼろぼろ溢れるので、同行者や後続者がいる場合は注意が必要です。
1250m辺りで緩くなり、ロープもこの後は一箇所だけでした。

フロヤ谷登山口から1.6kmくらいから400mほど沢を歩きます。
石がゴロゴロしているので、五郎沢と名付けました。
五郎沢を過ぎると右にカーブします。ここから1kmくらい歩くと見晴らしが良くなります。
山頂はさほど展望が良くないので、この辺りから景色を楽しみながら登るとよいでしょう。

山頂手前に広い休憩スペースがあり、少し行くと山頂になります。
山頂で男女二人組の方と会いました。
彼らが休憩スペースに行かれたので、私は遠慮して山頂で昼食。
40分ほど休憩し、下山しました。

フロヤ谷に着き、さて問題の林道歩き。
真っ昼間の灼熱の太陽の時刻、この時間にはアブがいないことを願っていましたが、その通りいませんでした。
ホッとしましたが、ちょっと拍子抜け。
登りでアブに囲まれたのは、時間帯が悪かったということみたいです。
この日はサブの靴だったせいか、長距離歩きで靴擦れしてしまい、下りはアブではなく足の痛みと戦いながらの林道歩きでした。


朝は歩いている私を抜いて行った車は二台だけ、午後の下りでも二時間で車二台+バイク一台だけでした。
日曜なのに利用者が少ない有料林道なんですね。
朝、午後と追い抜いて行ったうちの一台は、山頂で出会った方です。
帰り時には車を止めて、「乗って行きます?」と声を掛けて下さいました。
「いいです、いいです」と言い、そのあと「ありがとうございます。」と言いましたが、もしかすると「ありがとうございます。」が聞こえてなかったかもしれません。
改めて、ご親切なお声掛け、どうもありがとうございました。


お会いした登山者は山頂で会った一組だけでした。
この日は林道下りで猿を見ました。
飲み物は4.4L準備し、750mlほど残りました。
連日の猛暑のこの頃ですが、この日も暑く、下りの林道歩きではちょっと朦朧としてました。
頭痛も発症し、ロキソニンを服薬しました。

アブと会ったのは想定外でしたが、それを抜きにすると、有峰林道を歩くのはいいと思いました。
林道歩きが21km、山の登り降りが7.5km。丸一日歩きたい場合にはちょうどいいです。
アブのことばかり書き、林道歩きの楽しさや景色については書かなかったですが、鉢伏山登山と合わせ、なかなかいいコースだと思いました。
…とは言え、アブを抜きには語れないのも事実で。
昼にはもういなかったので、アブのいない時間帯に行き来するとか、いない季節に実行するとかしないとですね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:609人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら