期せずして神ノ主山

2018年08月14日(火) [日帰り]

• GPS: 01:05
• 距離: 2.2km
• 登り: 306m
• 下り: 289m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:58
• 休憩: 0:07
• 合計: 1:05

14:08 スタート地点
14:40 14:47 神ノ主山
15:13 ゴール地点

八坂神社については、いつものこのサイトに記事があった。
さすがです。
http://kyonsight.com/jt/nikko/centrum.html

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ありあわせのスマホでログを採りました。
一般登山道ではありませんが、歩きやすいです。

ファイル

waypoint_2018.08.14.gpx

この日の山行のポイントを、ウェイポイントにまとめてみました。
（更新時刻：2018/08/14 21:43）

写真

8/14 15:12

スーパーマーケット「リオンドール」の並びにあった「松原町公民館」
その傍らに、夥しい石塔の群れがあった。
庚申塔・「辨財天」と書かれた巳待講塔・念仏講塔・甲子講の「大黒天」塔、そして男体講石塔。
山裾にあった鳥居に惹かれ、石段を登ってみる。
八坂神社が勧請されているそうだ。
本殿を探してみよう。

8/14 14:04

志度淵川の向こうが松原公民館。

8/14 15:11

手入れされた石段を登ると＿＿

8/14 14:09

一叢の石祠があった。
画像右手に見えるのは東電の送電塔巡視路。

8/14 14:11

主に寛政期のもの。
日光山中で見かける一般的な金剛堂より細工もしっかりしていて格が高い。
松原町の講中による建立のようだが、経済力の差を感じる。

8/14 14:13

この尾根先に本殿があるのかと思って、しばらく尾根に走る踏跡を追った。
小さな踏跡が錯綜していて、参道が判然としない。

8/14 14:18

尾根筋に乗ったら巡視路と出合う。
このまま登れば＿＿

8/14 14:21

中禅寺線36号鉄塔あり。

8/14 15:00

鉄塔の傍らに残っていた大きな切り株が
往時のこの森の在りようを語っているかのよう。

8/14 14:23

36号鉄塔から眺めた風景を同定。
外山の特異さが目を引く。

8/14 14:56

標高710mあたりの尾根の出合。
右端の尾根を登ってきた。

8/14 14:30

標高760mあたりで錆びついた反射板に出合った。
無銘だったように思う。

8/14 14:32

これは…毘沙門山の方を向いてるのだろうか？
向こう側は歩いたことないので分らない。

8/14 14:34

一般登山道に出合う。
こちらの尾根はトラロープでバリケードされていた。
本殿、無さそうだな。

8/14 14:34

指導標の向こうから登ってきた。

8/14 14:37

しばし歩くと山頂を示す指導標あり。
右は鳴虫への巻道かな？

8/14 14:39

思いがけず神ノ主山に登ってしまった。

8/14 14:42

ポロシャツ+コールテンのズボン+踵付きのサンダルで初登頂。
そういえば鳴虫山に普通のルートで登ったことがない。

8/14 14:44

山頂にあった、御料局境界標と同時代のものと思われる石標。
陰刻が摩耗していてあまり読み取れないが「日光町」「○十四号」のような文字が見える。

8/14 14:43

その傍らにあった日光市の1級基準点。
石標はこの標識の先輩なのかもしれない。

8/14 14:43

神ノ主山からの小さな眺め。
外山の山腹に刻まれた一本線は、鉄索のものかな？

8/14 15:03

シルバと地形図が無かったので、下りはすげー不安だった。
復路は巡視路を使わせてもらう。

8/14 15:05

最初見た石祠群まで下りて来た。

8/14 15:08

すると、ひときわ大きなこの石祠が八坂神社の本殿(もしくは拝殿)だったのだな。
母屋の中に木製の簡易な厨子が腐りかけている。

8/14 15:14

リオンドールからは女峰が望めるみたいだ。
僕の地元のリオンドールより品ぞろえもいいし、
いろいろうらやましい。

8/14 15:17

リオンドールは9時〜9時で営業中です。

撮影機器：

Nikon 1 AW1 ニコン

感想

thoughtmay

所要あって訪れた日光。
ついでに…と旧市内のスーパーマーケットを巡っていたのですが、
スーパー「リオンドール」の横にあった庚申塔の群れに惹かれて
山へと延びる八坂神社の参道に入ってしまいました。
八坂神社を探すうちに神ノ主山山頂へ。
初めての登頂です。

山頂で、アメリカからこの日やって来たという、若いソロハイカーと出合いました。
僕は3歳児レベルのカタコトの英語で日光の山を説明したんだけど、
通じたかなあ。
彼は神ノ主山からの小さな眺めに "beautiful" とつぶやいてくれた。
ナイーブそうないい人だったけど、
2日間の日程、日光を楽しんでくれるといいなあ。