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Yamareco

記録ID: 1558004
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳・一ノ沢ルート

2018年08月04日(土) 〜 2018年08月05日(日)
 - 拍手
loon_nz その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
19.1km
登り
1,849m
下り
1,834m

コースタイム

1日目
山行
8:06
休憩
2:16
合計
10:22
4:25
4:36
82
5:58
6:07
115
王滝ベンチ
8:02
8:05
38
胸突八丁
8:43
8:50
58
最終水場
9:48
11:00
97
常念小屋
12:37
13:11
71
14:22
2日目
山行
3:55
休憩
0:42
合計
4:37
7:28
46
8:14
8:31
19
最終水場
8:50
8:55
90
胸突八丁
10:25
10:38
60
王滝ベンチ
11:38
11:45
20
一ノ沢登山口
12:05
天候 4日:晴れ時々曇り 5日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一ノ沢登山口より少し手前の無料駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
登山道はしっかり整備されています。
常念岳・一ノ沢コース登山口(1,323m)

一ノ沢無料駐車場から徒歩20分弱で登山口に到着。
登山口にはバスが続々と乗り入れてきて早朝から賑やかです。
トイレを済ませてから改めて出発です。
常念岳・一ノ沢コース登山口(1,323m)

一ノ沢無料駐車場から徒歩20分弱で登山口に到着。
登山口にはバスが続々と乗り入れてきて早朝から賑やかです。
トイレを済ませてから改めて出発です。
山の神(1,380m)

登山口からずっと緩やかな森歩きです。
人気コースなのでしばしば道を譲りながら歩きました。
薄明るくなってきた頃、殆ど疲れないまま山の神に到着しました。
山の神(1,380m)

登山口からずっと緩やかな森歩きです。
人気コースなのでしばしば道を譲りながら歩きました。
薄明るくなってきた頃、殆ど疲れないまま山の神に到着しました。
一ノ沢左岸に沿って登っていきます。
沢沿いの一ノ沢コースは酷暑の今夏にぴったりです!
一ノ沢左岸に沿って登っていきます。
沢沿いの一ノ沢コースは酷暑の今夏にぴったりです!
大滝(1,610m)

思ったよりも早く大滝ベンチに到着。
常念乗越までの標高差はまだ800mありますが、
途中まではずっと緩いので距離は稼げます。
大滝(1,610m)

思ったよりも早く大滝ベンチに到着。
常念乗越までの標高差はまだ800mありますが、
途中まではずっと緩いので距離は稼げます。
75Lザックを背負ったのは6月末の谷川以来だったのですが、
一ノ沢コースは良いトレーニングになりそうです。

お盆は帰省に充ててるので、2泊以上の縦走に出られるのは9月になってからでしょう。
75Lザックを背負ったのは6月末の谷川以来だったのですが、
一ノ沢コースは良いトレーニングになりそうです。

お盆は帰省に充ててるので、2泊以上の縦走に出られるのは9月になってからでしょう。
笠原(1,890m)

少し開けたところに出てきて、行く手には常念乗越付近の稜線がよく見えています!
母にとっては初めての夏のアルプスということで、目にも鮮やかな光景に映ったようです。
笠原(1,890m)

少し開けたところに出てきて、行く手には常念乗越付近の稜線がよく見えています!
母にとっては初めての夏のアルプスということで、目にも鮮やかな光景に映ったようです。
たくさんの花々を見ながら登っていきます。
たくさんの花々を見ながら登っていきます。
胸突八丁(2,070m)

これまでとは一変して急登が始まりました。
いきなり急坂となるからか、軽く渋滞が発生していました。
しかも容赦ない日差しで相当暑く、ここは頑張りどころです。
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胸突八丁(2,070m)

これまでとは一変して急登が始まりました。
いきなり急坂となるからか、軽く渋滞が発生していました。
しかも容赦ない日差しで相当暑く、ここは頑張りどころです。
胸突き八丁で標高をある程度稼いで一ノ沢を高く巻いていきます。
沢が枝分かれしていますが、右側は横通岳から流れる支谷のようです。
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胸突き八丁で標高をある程度稼いで一ノ沢を高く巻いていきます。
沢が枝分かれしていますが、右側は横通岳から流れる支谷のようです。
しばらく支谷に沿って登っていきます。
沢沿いの登山道は清涼感たっぷりですが、沢床は滑りやすくて要注意でした。
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しばらく支谷に沿って登っていきます。
沢沿いの登山道は清涼感たっぷりですが、沢床は滑りやすくて要注意でした。
最終水場(2,180m)

いつしか常念乗越までの標高差は200mほどに。
でも最後の200mはこれまでよりは急になるので、
ある程度の覚悟が要ります。
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最終水場(2,180m)

いつしか常念乗越までの標高差は200mほどに。
でも最後の200mはこれまでよりは急になるので、
ある程度の覚悟が要ります。
第2ベンチ(2,350m)

最終水場から第1ベンチはすぐだったので、第2ベンチで小休止。
最終水場から常念乗越まで3ヶ所ベンチがあるようです。
第2ベンチ(2,350m)

最終水場から第1ベンチはすぐだったので、第2ベンチで小休止。
最終水場から常念乗越まで3ヶ所ベンチがあるようです。
第3ベンチ(2,380m)

このベンチが最後です。
この頃、だいぶ暑くなってきてバテ気味でした。

このあと、まもなくしてようやく森を抜けました。
第3ベンチ(2,380m)

このベンチが最後です。
この頃、だいぶ暑くなってきてバテ気味でした。

このあと、まもなくしてようやく森を抜けました。
常念乗越(2,466m)

駐車場を出発してから6時間弱で常念乗越に到着!
自分にとっては4年ぶりの光景。
母にとっては昨秋に登った槍との感動の再会でした。

一しきり常念乗越からの光景を楽しんだ後はテントの設営に掛かります。
なおテントの受付は10時30分からだったので、先にテントを張っておきます。

ところでこの時点で母がアタックザックを持ってきていなかったことを知りました。
ザックに入らなかったから置いてきたそうで、おいおい。
今使わずにいつ使うのか!という感じですが仕方がありません。
手のひらサイズに折り畳めるから、他の荷物の間に突っ込めると教えておきました。
でもテントを張ったので、母の不要な荷物を減らすことは出来ました。
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常念乗越(2,466m)

駐車場を出発してから6時間弱で常念乗越に到着!
自分にとっては4年ぶりの光景。
母にとっては昨秋に登った槍との感動の再会でした。

一しきり常念乗越からの光景を楽しんだ後はテントの設営に掛かります。
なおテントの受付は10時30分からだったので、先にテントを張っておきます。

ところでこの時点で母がアタックザックを持ってきていなかったことを知りました。
ザックに入らなかったから置いてきたそうで、おいおい。
今使わずにいつ使うのか!という感じですが仕方がありません。
手のひらサイズに折り畳めるから、他の荷物の間に突っ込めると教えておきました。
でもテントを張ったので、母の不要な荷物を減らすことは出来ました。
テントの設営を終えてから、いよいよ常念へ登り始めます!
やや雲が増えてきたこともあって、きれいな光景を見るには翌朝登頂を母に薦めましたが、
母は翌日は下りだけにしたいとのことでさっそく登ることにします。
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テントの設営を終えてから、いよいよ常念へ登り始めます!
やや雲が増えてきたこともあって、きれいな光景を見るには翌朝登頂を母に薦めましたが、
母は翌日は下りだけにしたいとのことでさっそく登ることにします。
常念乗越から山頂は見えていないことを最初に伝えておきました。
乗越からはずっと急登でここはしんどい局面です。
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常念乗越から山頂は見えていないことを最初に伝えておきました。
乗越からはずっと急登でここはしんどい局面です。
ようやく傾斜が緩むところまできましたが、
ここで自分の伝えたかったことが母には理解できていなかったことが判明。
母は山頂はまだ先であることにショックを受けていました。
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ようやく傾斜が緩むところまできましたが、
ここで自分の伝えたかったことが母には理解できていなかったことが判明。
母は山頂はまだ先であることにショックを受けていました。
それでもこの先は傾斜が緩むからとなんとか元気付けました。
まもなく三股から前常念を越えてくるルートと合流。
4年前のしんどかった1泊2日の常念・蝶周回が鮮やかに思い出されました。
この分岐を過ぎると常念の山頂まであと一息です。
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それでもこの先は傾斜が緩むからとなんとか元気付けました。
まもなく三股から前常念を越えてくるルートと合流。
4年前のしんどかった1泊2日の常念・蝶周回が鮮やかに思い出されました。
この分岐を過ぎると常念の山頂まであと一息です。
常念岳山頂(2,857m)

遂に待望の常念岳山頂に到着しました!
さっきの偽ピークで危うく母はくじけそうになっていましたが、
なんとかここまで案内出来ました。
感動もありましたが、安堵した気持ちのほうが強かったかも。

山頂の祠の南側、少し広がっている辺りで山頂のひと時を過ごしました。
正面の槍、大キレット、穂高、鷲羽、水晶、野口五郎、
そして母にとって初めてのアルプス登山だった蝶ヶ岳も指し示しました。
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常念岳山頂(2,857m)

遂に待望の常念岳山頂に到着しました!
さっきの偽ピークで危うく母はくじけそうになっていましたが、
なんとかここまで案内出来ました。
感動もありましたが、安堵した気持ちのほうが強かったかも。

山頂の祠の南側、少し広がっている辺りで山頂のひと時を過ごしました。
正面の槍、大キレット、穂高、鷲羽、水晶、野口五郎、
そして母にとって初めてのアルプス登山だった蝶ヶ岳も指し示しました。
山頂でのひと時を満喫してから下ります。
常念乗越まで急な下りが続くので、気を抜かず一歩一歩を意識してと念を押しておきました。

下りの時に小雨がぱらつきましたがすぐに止みました。
昨夏の長雨で日照不足とは真逆に、今夏の長野県は日照り続きで水不足。
年毎に本当に両極端な気候で、ちょうどいいというのがないです。
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山頂でのひと時を満喫してから下ります。
常念乗越まで急な下りが続くので、気を抜かず一歩一歩を意識してと念を押しておきました。

下りの時に小雨がぱらつきましたがすぐに止みました。
昨夏の長雨で日照不足とは真逆に、今夏の長野県は日照り続きで水不足。
年毎に本当に両極端な気候で、ちょうどいいというのがないです。
常念小屋・キャンプ指定地(2,450m)

テン場に戻ってくると既にほぼ満杯状態でした!
ここのテン場は一見広いようですが、そうでもないと感じます。

5、6年使ってきたシュラフがくたびれてきたこともあって、
2つでローテーションしようともう一つ購入。
マットは元々2つあったので、今回初めて母にもテント泊を経験してもらうことにしていました。
2人用テントですが実際に2人入るとやはり狭いです。
でも殆どの荷物を足元と枕元に置くことで意外に納まりました。
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常念小屋・キャンプ指定地(2,450m)

テン場に戻ってくると既にほぼ満杯状態でした!
ここのテン場は一見広いようですが、そうでもないと感じます。

5、6年使ってきたシュラフがくたびれてきたこともあって、
2つでローテーションしようともう一つ購入。
マットは元々2つあったので、今回初めて母にもテント泊を経験してもらうことにしていました。
2人用テントですが実際に2人入るとやはり狭いです。
でも殆どの荷物を足元と枕元に置くことで意外に納まりました。
天使のハシゴの向こうに穂先。
午後も夕立が降ることもなく、中途半端に日が当たって暑かったです。
でも夕刻にはやはり涼しくなり、快適にテントで寝ることが出来ました。
母も初めてのテント泊で熟睡出来たようです。
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天使のハシゴの向こうに穂先。
午後も夕立が降ることもなく、中途半端に日が当たって暑かったです。
でも夕刻にはやはり涼しくなり、快適にテントで寝ることが出来ました。
母も初めてのテント泊で熟睡出来たようです。
2日目の朝。
今日は一ノ沢コースの下りだけなので、自分には珍しくのんびりできました。
テントもしっかり乾いた状態で撤収。下りに備えます。
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2日目の朝。
今日は一ノ沢コースの下りだけなので、自分には珍しくのんびりできました。
テントもしっかり乾いた状態で撤収。下りに備えます。
常念乗越(2,466m)

前日しんどい思いをした常念への急坂を今一度見送ってから下山を開始します。
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常念乗越(2,466m)

前日しんどい思いをした常念への急坂を今一度見送ってから下山を開始します。
さあ、気を付けて暑い下界へ下りていきましょう。
さあ、気を付けて暑い下界へ下りていきましょう。
常念乗越直下にて。
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常念乗越直下にて。
最終水場(2,180m)

下りはやはり早いです。
ピストンでもあるし軽く流していきます。
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最終水場(2,180m)

下りはやはり早いです。
ピストンでもあるし軽く流していきます。
シシウドがたくさん咲いていました。
シシウドがたくさん咲いていました。
沢沿いに出るたびに顔を洗いながら下りていきました。
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沢沿いに出るたびに顔を洗いながら下りていきました。
だいぶ下りてきました。
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だいぶ下りてきました。
古池(1,440m)

澄んだ水を湛えていました。ここまで来ると登山口はもう遠くありません。
古池(1,440m)

澄んだ水を湛えていました。ここまで来ると登山口はもう遠くありません。
常念岳・一ノ沢コース登山口(1,323m)

暑かったですが、比較的順調に下りてこれました。
本当にお疲れさまでした。駐車場までは舗装路の下りであと少しです。
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常念岳・一ノ沢コース登山口(1,323m)

暑かったですが、比較的順調に下りてこれました。
本当にお疲れさまでした。駐車場までは舗装路の下りであと少しです。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 三脚 熊鈴 折畳みイス

感想

まずは母を無事に常念の山頂まで連れていくことができて良かったです。
常念乗越から登る場合は手前に偽ピークがあることを同行者に分かりやすく伝えておくことが大事です。(^^;

自分にとっても一ノ沢コースは初めてでしたが、たいへん登りやすいことはもちろん、
沢沿いを歩くので暑い時期にはすごく重宝します。
4年前に三股から常念に直登しましたが、あの尾根を登ってたら熱中症になりそうなくらい暑い日でした。

母に初めてテント泊を体験してもらいましたが、すごく気に入ってくれたようで、
次は2泊3日の行程でもいけそうと乗り気になっています。
来年は穂高か北岳に登らせてあげたいなと思います。

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常念岳(一ノ沢ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
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燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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